子どもの夏休みの宿題第4弾。
大慌てで何かを片付けることの意だけど、放っておきすぎにもほどがある。
9月7日~9日の3日間、東京の6つの展覧会に行ってきたけど、もうとっくにどれも会期が終わってしまった…。
でも、ここはあくまで私の日記帳なんで、今さらだけど忘備録として記しておきます。巡回してるのもあるし。
1 ボストン美術館展 芸術×力 @東京都美術館
この展覧会の私にとっての目玉は、なんといっても《吉備大臣入唐絵巻(きびのおとどにっとうえまき)》の日本への里帰りです!
吉備大臣が正座で鬼(と化した阿倍仲麻呂)とともに飛行する様の現物を見られる日が来るとは…生きててよかった…(大げさ)
日本にあれば国宝間違いなしの逸品です。
登場人物もこれを描いた人も大真面目にやってるんだろうけど、おもしろい~
ストーリーもかなり奇想天外だし、当時の漫画みたいのものなのかな。
この後の「ボストン美術館所蔵「THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語」 でも思ったけど、何らかの理由で散逸した日本のお宝をボストン美術館が大切に所蔵してくれていることに感謝。
2 国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ
フィンセント・ファン・ゴッホ《ばら》1889年
「リニューアル記念」というから華々しいのかと思ったらわりとこぢんまりした内容で、かえって良かったな~。
ゴッホの地味~なお花がいちばん気に入った。
3 仙厓のすべて@出光美術館
一度まとめて見てみたいなと思ってた仙厓(せんがい)さんの禅画。
期待どおりの面白さだった!
仙厓さんは臨済宗のまあまあな高僧なんだけど、一般庶民にもわかりやすいように禅の教えを短い言葉ととっつきやすい絵で表したらしい。
かといって、それを見た私にはナンノコッチャかほぼわからないんだけど。修行が足りん。
出光興産の創業者である出光佐三氏がたくさんコレクションしてたってことなんで、これからも出光美術館に行けば時々見られるのかな~。
東京に行く楽しみが1つ増えた。
後編へ。