桜が開花するようになった頃から、足がつるようになった！喉がやけに渇く！唇がカサつく！寒い時期はカフェイン入りの飲み物しか飲んでない！などに心当たりはありませんか？
こんな心当たりのある方は、すでに身体がカラカラ状態の上汗ばむようになり、脱水症状が表れ始めてるのかも！！！
いよいよ今週末は夏日予報が出ているので、熱中症にならないためにも今からノンカフェインの飲み物でチビチビ飲みをスタートしてくださいね♪
それから、本格的な夏に向けて忘れてしまっている方も多いと思いますので、水分の摂り方や水中毒のことを書いたブログを再投稿します。
今年も猛暑がすぐそこまで来ているので、今から夏仕様の身体の準備をしていきましょう。
（ここから再投稿）
顔をマスクで覆わなくてよくなったものの、熱中症になりやすい環境が揃ってしまうと体力も消耗しますよね。
すでに食欲が落ち始め、体調も下り坂なのよ…という方は、熱中症にもなりやすい身体に傾いていると思うので、念のため症状が出てしまった時の対処法をもう一度確認しておきましょう。
(熱中症は初期の対応が万全だと防げる疾患だと言われているので何度でも復習しましょうね。)
まず、暑くて喉が乾いたなぁと感じた時は身体からの『水分が足りないよ～』という脱水症状のサインです。
(内臓疾患があり水分制限されている方は、主治医の指示に従ってくださいね。)
ここで慌てて水をがぶ飲みをする人が多いんだけど…これはこれで要注意！
なぜかと言うと…一気に水を飲むことで急激に血液が薄まり、心臓や腎臓に負担をかけてしまったり『水中毒』という症状が出てしまうことがあるからです。
(気温が高いときの外出にはスポーツドリンクなどを持ち歩き、ミネラル分を補充するようにしましょう。)
(一部抜粋)
大量の汗をかいた後、渇きのおもむくまま大量の水だけを一気に飲むと、頭痛や嘔吐、体のしびれや痙攣などを起こすことがあります。
いわゆる「水中毒」と呼ばれる症状で、重篤な場合は昏睡状態に陥ったり、命に関わることもあります。
一見、不足している水分を補っただけなのに、なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか？
その原因は、汗をかくことによって、体内の塩分や微量のミネラル分も一緒に排出されていることにあります。
通常、発汗によって血中の塩分やミネラル分が失われても、私たちの身体は細胞内の塩分やミネラル分の濃度は変わらないよう、自動的にバランスを調整しています。
ところが、大量の汗をかいて体内の塩分やミネラル分が少なくなったところに大量の水分だけを摂取してしまうと、塩分やミネラル分の濃度が極端に下がってしまいます。
これが「水中毒」に至るメカニズムです。
簡単に説明すると…
汗をかいて塩分やミネラル分が排出されているのに水だけを大量に飲んでしまうと、体液が薄まり過ぎて身体が誤作動を起してしまう！ということですね。
しかし、この水中毒は昏睡状態になってしまうこともあるので、これからの時期は本当に注意しなければならないことだとわかると思います。
では、この水中毒にならないようにするにはどうすればいいのかというと
喉の渇きを感じる前から、15分おきに一口ずつ水分を取る『点滴飲み』を日頃から習慣づけておくことですね！
(こまめに飲む物は、カフェインの入っていない水か麦茶でお願いします。)
しかし、そんなことを気を付けていても頭痛、吐き気、めまいなど熱中症の症状が出てしまったら…。
すぐに！
経口補水液やスポーツドリンクを飲むか塩タブレットを食べながら水を飲む。
(塩タブレットとスポーツドリンクの組み合わせは、高血圧を誘発してしまうので、タブレットを食べるときは水か麦茶にしましょうね！)
そして！涼しい場所に移動し、顔や腕を水でバシャバシャ洗ったり、びしょびしょに濡らしたタオルで体を拭きうちわであおぎ人工気化熱を起こす。
(顔、首、脇の下、鼠径部など太い血管のある場所を濡らしてね！）
万が一症状が出てしまったとしても、すぐにこの二つの応急処置ができれば意識を失う確率は減らせます！
この気化熱を起こす方法は、出先でなかなかできないよなぁーと思った方は、霧吹きに水を入れて持ち歩き首の後ろに吹き掛けてから仰ぐ！
という方法もあるので、暑い日の屋外作業やスポーツの時にでも取り入れてみてくださいね。
(症状が出たらなるべく涼しい場所に移動しましょう。)
※ 気化熱とは…
水が気体になるときに周囲から吸収する熱のこと。汗が蒸発するときに体の熱を冷ますのはこの作用があるから。
熱中症は重症化するまでの時間が短い！と言われてますが、対処法さえ知っていれば予防できる疾患です。
今年の夏も早め早めに対応していきましょうね。
この時の初期対応がうまくいかず無理をしてしまうと、突然意識を失ったり痙攣が起こってしまい自力での回復が困難になることもあります！
決して他人事だと思わず、症状が少しでも出たら早め早めの対応をしながら厳しい夏を乗り越えていきましょう(^-^)v
今日は、本格的な真夏日に向けて熱中症の予防法をお伝えして終わります(^^)v
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最後までありがとうございました。
ではまた…