ご訪問いただきありがとうございます♡
博士後期課程(心理学・専門はコミュニケーション)を終えた、臨床心理士OL
数多の試練を乗り越え、自分をまるっと愛して楽しむために成長中!
自己紹介はこちら♡
今回の記事は、こちらの続きです!
前回の記事に書いた通り、婚約を破棄され、元婚約者と一緒に住んでいた家を追い出された私。
家族や友人たちにとっては、励ましたくても励ませない、腫物のような状態だったと思います。
そもそも結婚式がとりやめになった時期から、あまり友人と連絡が取りたくなくなっていた私。
友人たちは、既に結婚しているか、結婚が決まっているかしている子が多く、惨めさが増すような気がしてしまったのです。
母には、前回の記事(リンク)にも書いた、入籍の延期、結婚式の日取りの変更、ご挨拶時の事実上の反対宣言etc・・・いろいろあったことから、これ以上迷惑をかけたくない、振り回したくない、心配かけたくないと、泣きつけずにいました。
姉には、結婚式を取りやめになった連絡を入れた際、「お前はどこまで私を振り回すんだ!!!」とものすごい勢いでキレられたため、泣きつくなんてできるはずもなく。
そんな状態を自分で作り上げていたからこそ、何も関係ない、それでも吐き出させてもらえる、電話占いや電話カウンセリングが、当時の私のよりどころになっていました。
大慌てで引っ越した新しい部屋は、学生時代に住んでいた寮と同じくらい小さな部屋。
社会人になってから過ごしたどの部屋とも大違いでした。
彼と共に住むために、一人暮らしで使っていた家電や家具はほとんど処分していたこともあり、これまで自力で得ていた快適さとは雲泥の差。
そうした事実がまた、悔しさを何度も呼び起こしました。
なんで私を最後まで愛してくれないの・・・
父さんも、彼も、どうして私を捨てるの・・・
正直、当時は自分の命を絶つことを何度も考えました。
でも、どこか冷静な私は知っていたんです。
私は自分の人生を終わらせたいわけではなく、彼に復讐をしたいだけであると。
彼に、自分がしたことを後悔させてやりたい。
ただただそのためだけに、彼を傷つけるためだけに、その方法を思いついていることを。
ものすごい執着と、怨念の塊のような自分。
命を使って彼を脅すようなことを考える私は、彼に捨てられて当然だと、そう、思っていました。
仕事は、なんとか続けることができていました。
家に帰って、一人になる時間が怖かったので、休みが欲しくなかったのです。
上司も事情を分かってくれていたので、気持ちが楽になる方法を選んでいいと言ってくれていました。
でも、彼への執着と怨念にまみれている私は、この仕事を続けていていいのか、心理士としては失格なんじゃないかと、そう、思う自分もいたのです。
そんなある日。
毎週お会いしている、1歳半のお子さんのお母さんに、「担当の先生は固定ってできますか?」と聞かれました。
言われたとき、正直ビクっとしました。
やっぱり、私ではだめなんじゃないか・・・
別の人がいいって言われるんじゃないか・・・
そんな恐怖が、私の頭をよぎりました。
しかし、直後に言われた言葉は、私の想像とは全く違いました。
「あおい先生と会っているとき、子供が一番楽しそう。だから、毎回先生に会いたいです」
私の事情を知らないお客様の前で、泣くわけにもいかないですから、「そうなんですか、うれしい!」なんてニコニコしながらも。
心の中では大号泣したいくらい、暖かい言葉でした。
こんな私でも、私がいいって言ってくれる人がいる。
この事実が、ここままではいけない!この思いに応えられる自分になりたい!!と、彼への執着と怨念を振り切るきっかけを与えてくれたのです。
本当の意味で、彼のことを吹っ切ることは、まだ時間が必要かもしれませんが。
彼と離れていなければ今の私はいないので、これはこれで悪くないなと感じています。
前回に続き、私のかなりダークな部分を出してしまったので、ご気分を害された方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
次回は、ダークさ全開すぎる私が、どんな風に自分と向きあっていったかを振り返りたいと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!