メグロ K1P シリンダー面研、ロッカーケース、オイルライン、ハーネス | sabitoriのブログ

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錆取笑会 バイクをいじるのが大好き。車種を問わず、巡り合ったバイクは、さわってみたい。

作業は、牛歩のごとく一歩一歩進んだり戻ったり。

 

シリンダーの面研は、悩んだ結果、札幌の林自工にお願いしました。

 

担当者と相談の結果、あまり削るとバルブと干渉が有るので、若干傷を残しました。これくらいならガスケットで、カバーできるでしょう。

 

ついでにホーニングして、ピストンとシリンダーの寸法も測ってもらいました。シリンダーの上からピストンを入れると静かに落ちます。素晴らしいですが、クリアランスが……?

 

ピストンリングの合口は、自分で測定。0.45<0.70 使用限度以下。リングは、変りが無いので。

 

ロッカーケースでトラブル発生。ナットが締まりません。シャフトを抜こうとして、ネジ山が狂ってしまいナットが締まりません。ダイスが硬くて回りません。自分では、これ以上無理。

 

ねじ加工を外注する方法も有りますが、安くないので、ヤフオクで、代わりのロッカーケースを購入。ところが、こちらもシャフトが抜けません。シャフトのOリングを交換しなきゃならないのですが無理かも。それに、汚れているので、錆取しないと使えません。やっと出来たと思ったら手戻り。

 

シートから、ゴミがぽろぽろ落ちるので、とりあえず分解。骨組みは、サビてますがしっかりしてます。これから、サンドブラストでもかけて錆止めかな?

 

オイルラインは、ネットや本を見ながら。これが、付いてきたパーツ。

 

タンク回り。白い塗装が雑ですね。オイルフイルター蓋の口が白い。下側のドレーンとかも面研しました。

 

修理後。バネ入りビニールホースは、ネットで売ってます。このホースは、耐圧記載なしです。バネは、ホースがつぶれないように。金具は、ホースを温めて、手でつまんで押し入れます。熱いので、手袋をします。金具は、カシメなしです。これでオイル漏れないです。

 

両側の金具は、再利用です。こんなもの作ったらいくらかかるかわかりませんね。

 

メインハーネスの外チューブが硬化するので剥がしてみました。前オーナーの手作りのようですが、全然違うものが付いていました。コードの色も、コネクター類も。コードの色が配線図と違うと、絶対間違います。それと同じ色を何本も使っています。

 

 

懲りずにヤフオクでK1のハーネスを購入。レギュレーターも付いていました。安くないです。

 

外側チューブと、ギボシメスを取って点検、配線図と色が合います。コードが少し硬化していますが、何とか使います。管ヒューズは、サビてバラバラだったので、最新型に交換。ヒューズだけコードが赤が無くて黄色です。まあ、これくらいは、誰が見ても分かるでしょう。

 

左ハンドルレバーとスイッチもヤフオクで買いましたが、ウインカースイッチレバーが折れてました。これも欠品だったので、購入したのですが、このままじゃ使えません。安物買いのなんちゃらですが、良品は、2~3万もします。