W1S  シーリングの交換 | sabitoriのブログ

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錆取笑会 バイクをいじるのが大好き。車種を問わず、巡り合ったバイクは、さわってみたい。

W1Sのガバナーを点検していたら、大変な事を発見。

 

ガバナーの点検をしたり、ポイントのコードが切れかけたり、

 

 

社外品のポイントのコードと接続ビスが0.5mmほど長いので、ケースとリークしそうになっていたり。ポイント固定のビスに平ワッシャーが無くて、ポイントベースが引っ掛かったり。

 

クランクシャフトのオイル通りのシーリングが折れていました。1/3の欠片は、紛失内部をよく探したが無かった。オイルポンプの圧力がエンジン内部にかかっていたので、エンジンのオイル漏れが、異常でした。ブローバイやエンジン全体の合わせ目からオイルが漏れてました。このまま気が付かなかったら、クランク焼き付くところでした。今のバイクだと、オイルラインは、カバーと兼用せず、別にパイプが付きます。

 

 

パーツリストでは、シールリングで略してシーリング。ピストンリングのように少し広がっている。

 

このリングを付けて、クランクケースカバーを組むとき、気を付けないと折ってしまう。これは、クランクシャフトにリングを付けた状態ですが、シャフトの真ん中にリングくるように、グリスで止めます。バイクは、横倒しで、リングずれ防止。リングとカバーの当たるところをダイヤモンドやすりで角を落とし。

 

 

カバーのガイドにビスの頭を取って手で回る程度にねじ込む。

 

 

カバーなるべく平行に押し込む感じですが、このバイクは、丸印のロックピンが邪魔して入りずらかった。

 

車庫の中は、15度くらいなので、ストーブでカバーを加熱。今考えると、加熱しなくても行けたかなと思いますが、これをやらなくても出来るか微妙です。

 

こんな感じ。

 

モノタロウ製。これ面白いわ。レーザー光線が出るので、人体不可。

 

色々やって、3本目で、成功しました。カバーを軽くプラハンでこんこんしましたが、入っる瞬間てスーって入るんで、快感です。ほんとうにいい気持。上手く入ったのですが、折れなかったか判らないので、外して確認しました。一度要領を覚えると何回でも出来るでしょう。

部品は、クレジーズ会長から1,400円と送料。2本の失敗は、授業料と思えば安いものです。難しい作業を出来た時、バイク弄りって楽しいな~と思いますね。まぁ泥沼です。