青森 津軽旅情7 | (続)ワタシ、サビてます。

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(青森旅行 立佞武多備忘録)

 

1泊2日で公共交通機関を使って移動する旅に、段々と慣れて来た。今回の青森でも、電車やバスの時刻表とニラメッコしながら、結構、効率良く移動したと思う。

 

金木から帰って、ホテルへ荷物を取りに戻り、最後の観光スポット「立佞武多の館」へ。

 

この施設では、実際に祭りで披露される巨大ねぷたが製作、展示されている。20m以上の高さのねぷたは、とにかく圧巻!


(参考:歴代の立佞武多(五所川原観光局)

 

展示室の巨大スクリーンに立佞武多の様子が上映され、それが終わると螺旋回廊を4階から1階へ下りながら観覧していく。

 

(「素戔嗚尊」2023年)

 

ヤマタノオロチを退治するスサノオノミコト。写真じゃわかりづらいけど、衣服の彩色も細かい!

 

 

ねぷたを出入させるため、建物の壁は稼働式になっており、回廊の一部は跳ね上げの橋になっていた。

 

(「暫」2021年)

 

完全懲悪のストーリーの歌舞伎演目「暫」。「ざん」って呼んでてゴメンなさい。「しばらく~(待てぇい!)」だね。

 

(「かぐや」2019年)

 

こんな優美なねぷたもあるのね。

 

後ろ側は、竹から生まれた「かぐや姫」

 

画像の下方が切れてしまったが、土台に「漢雲」(右から読むので「雲漢」)と書かれている。中国の「天の川」を意味する。

 

螺旋の回廊には、模型を使った解説がある。

 

 

斜めからの画像で分かりにくいが、手前から、弘前ねぷた、青森ねぶた、五所川原ねぷたが並び、その違いが分かりやすい。

 

掛け声も、世間一般でよく知られる「ラッセラー」は青森ねぶた、弘前は「ヤーヤードー」、五所川原は「ヤッテマレー」と。

 

 

腕相撲を挑みたくなるじゃないの!

 

 

祭りでの運行、展示が終わったねぷたは、引き取り先があれば渡す、解体、燃やすことになるらしいが、ねぶたの廃材や剥がした和紙を再利用する試みも、各方面でされているようだ。

 

約45分程度の立佞武多展示観覧ではあったが、とても良かった。

 

14時、相変わらず、風が強く、乾雪と湿雪が交互に舞う中、75分バス(運賃:1110円)に乗って青森駅へ移動。

 

駅周辺を少し見てから、17時に青森空港へ余裕をもって移動。

 

だけど・・・、続く。