(続)ワタシ、サビてます。

(続)ワタシ、サビてます。

個人の日々の”よしなしごと”を、ただ綴っています。

2週間前の木曽旅行の備忘録、木曽の工芸品について。

木曽といえば、木材。伊勢神宮の御用材で使用されるのも、岐阜(東農)や、長野(木曽)の最高級のヒノキ。

私がよくドライブに行く東農エリアは、木製品が豊富で、時々何かしら買っている。そして木曽エリアは、木曽漆が有名。

 

我が家の汁椀は小さくて、”多めに入れたいのに入れられないストレス”があり、大きい椀汁を探していた。そして妻籠で見て気になっていた「高台の高い椀汁」が欲しくて、奈良井宿探すことにしていた。

 

小さめの物はあるのだけど、大きいのがなかなか見つからない。そんな中、とあるお店で、思いがけず一つ頂いてしまった!

 

 

まさに欲しかった大きさと形。筋挽き(?)で刳られ、木目が隠れない摺り漆、あるいは拭き漆と言われる塗り方の椀。中に傷があって売れなかった物かもしれない。(ありがとうございました!)

 

そして、なおも汁椀探しのため、奈良井のお隣り、木曽平沢の道の駅「木曾ならかわ・木曾くらしの工芸館」へ。ここでは木曽漆製品や産直品、土産品が買え、また、木曽漆器展示コーナーでは製品が出来るまでの説明、材料、用具などを見ることが出来る。

 

 

年輪に対してどのように”木取り”するかの説明だったり、漆の仕上げの工程だったり。

 


館内は広く、ゆっくり見たかったが、宿の夕食の時間があって、ささっと見学。汁椀は残念ながら気に入るものは見当たらず。

そして宿に戻る途中、木曽平沢の漆工町界隈へ行ってみた。

とはいえ、どこに行って良いものやら。車で町の中へ少し入って最初に見つけた笹良(ささりょう)漆器店さんに入ってみた。広い店内には様々な漆工芸品が並び、お目当ての高台の高い大きい椀を探す。

諦めかけた時、見つけた!そして予算的にギリ買える!

 

 

欅の器で、桐箱には古代椀と書かれている。高台の高さ3cm、椀の直径13cm。傷付きやすい椀の縁と高台は布張りされ、上から漆が塗られている。

 

他店で、同じ大きさの布張り椀を見たんだけど、値段が2/3~半額に近い。店の人の話によると安いのは外国産の木材に漆が塗られているようで、どう考えたら良いか?

 

 

買った汁椀は(私達にとって)決して安くはない。その1.5~2倍以上の値段のものもあったが、高価過ぎると日常で"怖くて”使えない。

さっそく使っている。鰹のタタキ丼もいつもより美味しそうに見える~。

 

 

かきたま汁もね~。すごく軽くて使いやすい。

 

 

漆の器に熱湯はNGなので、熱々の物は入れないが、木の器は冷めないのが良い。お手入れも、椀だけ直ぐに洗って拭き上げる。全然苦にならない。

料理を綺麗に飾りつけたら映えるんだろうな~と、楽しみながら使える。

買ったからには箱に入れてしまい込まず、大切に使うわ。

6月(2026年は6月6日、7日)に、奈良井では宿場祭りが、木曽平沢では木曽漆器市(秋にもあるようだ)が、おこなわれる。工房の蔵出しの逸品や特別価格で漆器が買えるようなので、また機会があれば行ってみたい。