青森 津軽旅情1 | (続)ワタシ、サビてます。

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個人の日々の”よしなしごと”を、ただ綴っています。

以前より、寒い時期の東北に行ってみたいと思っていた。

そして、ついに、先週の金曜に青森へ、これまた1泊2日の弾丸旅行をしてきた。

名古屋(小牧空港)ー青森は、FDAを利用。昨年12月に早々と予約し、にぃさんと二人で、往復諸経費込みで54,400円。

 

朝一番のフライトは8時15分発、9時35分着の予定。それより早い、岩手花巻行きのフライトの出発が遅れ、花巻空港の天候次第では引き返すとのアナウンス。

 

そして、青森も「引き返すかも」な条件で出発。

 

 

小雪がちらつくも、風がなかったお陰か、10分早い到着。

 

 

青森空港からはJRバスで1時間弱、弘前駅へ(片道1200円)。
 

 

雪を被ったリンゴの木などを見ながら、弘前駅には11時頃に到着し、駅のコインロッカーに荷物を預けた。

そして向かった先は、弘前市民の台所として親しまれている「虹のマート」。津軽の日常の味を気軽に安価に楽しめるところを探していたらヒットした。

 

 

鮮魚、青果、お惣菜など約20店舗ほどが軒を連ねる。

津軽の郷土料理の一つ”いがめんち”(イカメンチ)が食べたくて。
そして、津軽蕎麦と煮干しラーメンも食べたい!

 

 

地元の製麺販売をする「アキモト」さんと、イタリアンのシェフのラーメン専門店「コルトン」さんかで迷ったが、アキモトさんの方で、和風ラーメンと、“幻の津軽蕎麦”を食べた。

 

和風ラーメン 460円

 

鶏ガラと煮干しのあっさりスープが美味しい。お麩が入ってるのが珍しいけど、チャーシューやシナチクとともに、トッピング類も美味しい。

 

幻の津軽そば 460円+にしんトッピング 250円

 

津軽蕎麦とは、「そばがき」を作って寝かせ、粉をまぶして切って寝かせ、麺を茹でた後にも寝かせるらしい。時間が掛かる製法ゆえ、作る所が減っていったよう。そばがきに呉汁(大豆をすり潰したもの)を混ぜるのが特徴であり、その”幻”と化した津軽蕎麦を提供する店も限られているようだ。

柔らかいのが特徴で、本当に優しい歯ざわりと味。コシがないのが売り?の伊勢うどんと通じるものがあるが、先日、にしん伊勢うどんを食べ損ねたから、津軽蕎麦で、にしんトッピング・リベンジも果たしたわよ。

 

隣の御総菜屋さんで買った、いがめんち。

 

刺身などで残ったイカのゲソを細かく刻んで、野菜、小麦粉を混ぜて揚げた家庭料理。ゲソ、野菜や小麦粉の分量は、きっと家庭や、店によって違うんだろうなぁと思いながら、ゲソ少な目の大振りなめんちを頂いた。

 

虹のマートで小腹を満たし、お店でもらったポイントシールは寄付箱へとお返ししてきた。

 

 

イート・インのスペースもあって、お惣菜やお弁当など、買ったものをそこで食べることもできる。

 

いきなり「食べること」から始まった青森旅行。

まさかの寒波が直撃で、最高気温が氷点下だったりしたけれど、なかなか思い出深い旅行となり、備忘録も、引き続き楽しく記していけそう。

(つづく)