図書館の壁は何色ですか?の巻
こんにちは。箱子でございます![]()
突然ですが、みなさん鯖江市図書館の外壁は何色だと思われますか?
この色、ワタクシはずっと「うすい茶色」だと認識していたのですが・・・
ある日、別の職員が電話で図書館を 「ピンク色の建物です」 と説明しているのを聞いてしまったのです!
ピンク色 !????
えぇ~ 茶色じゃないの???
というわけで、調査すべく、その辺にいた人に聞いてみました。
「うーん、白茶色?」
「ピンク!」
「ベージュでしょ」
「うす茶色」
「茶色ではないよー」
「ピンクじゃないよー」
「グレーっぽいピンク」
「紫っぽい、グレーっぽい、なんかそんな色」
「すないろ?」
「グレーとピンクと紫混ぜた色」
「こげ茶のうすいやつ」
「ぶどう色」
「シナモン」
・・・みんなバラバラでした
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まさかこんなにみんなの色認識が違うとは・・・。
壁、よく見ると、タイル1枚1枚の色が微妙に違うんです。これがみんなを惑わせているのか・・・。
そしてこの所々にあるデコボコもくせものです。
一応、色の本でも調べてみたのですが、
「土器色+ピンク?」 「梅染色がうすい感じ?」 「ドーンピンク+茶色?」 「団十郎茶にちょっとピンク」 「灰赤紫+茶色?」・・・ と、結局ぴったりな色はみつかりませんでした![]()
ちなみに調べたのはこの本 ↓
『色の手帖』 小学館 永田泰弘監修
『日本の傳統色』 京都書院 長崎盛輝
(不思議な名前の色がたくさんあって、見てると楽しいですよ☆)
みんなのとらえ方がこんなに違うなんて、これから電話で尋ねられたときどうしましょう。 とりあえず、「茶色みたいなピンクみたいな建物です」ってあいまいに答えておくのが無難かしら?![]()
みなさんは何色だと思われますか?
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きょうのうんちく ![]()
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ベトナムの干支には、 ネコ と ブタ がいる。
『ベトナムのことば』 文研出版 に載ってますー♪
こんにちは。今日は長谷川等伯です。
こんにちは。白炎です。
今日は、長谷川等伯の『松林図屏風』を描いてみました。
水墨画中の水墨画。日本最高峰の表現とも言われている屏風です。
ここのところ、若冲、宗達、光琳と、水墨画ばかりご紹介していますが、
水墨画を鉛筆で表そうとするのは、難しくてかないません。
いや、いや、水墨画に限らず、
ゴッホやゴーギャンやモジリアニなどの油絵を鉛筆で描くのも、
なかなかなかなか、大変でした。
いやいや、鉛筆で描くのが大変と言うより、
実は、描くことそのものが、大変なのです。
ブログを始めるときは、
週に1回描けばよいのだから、何とかなるだろうと高をくくっていたのですが、
4ヶ月が経った今では、
「こんな大それた試みを始めるのじゃなかった」と、
自分の軽薄さを後悔すること頻りです。
さてと、長谷川等伯は石川県七尾市出身の画家で、
天文8年(1539年)生まれ。安土桃山時代を代表する画家です。
同時代では、千利休が1522年、織田信長は1534年、豊臣秀吉、1536年生まれです。
「松林図屏風」は国宝でもある有名な絵ですが、
このイメージは郷里七尾の海岸の松林から得たのではないかと言われています。
松以外には殆ど何も描いてはないのですが、
ずっと眺めていますと、そこに風が吹いてきて、
山や海や草原が見えるように思えてきます。
「松のことは松にならえ」「高く心を悟りて、俗にかえる」
そんな芭蕉の言葉もいろいろと思い出されてきます。
因みに、この絵は稲穂を筆にして描かれているとか。
鯖江市図書館には、残念ながら、長谷川等伯の個人画集がありません。
「日本美術絵画全集」など、全集物でご覧になってみてください。
『日本の美術 87 』 至文堂
『日本美術絵画全集 10 』 集英社
『長谷川等伯』 宮島新一 著 ミネルヴァ書房
『もっと知りたい長谷川等伯』 黒田泰三 著 東京美術
おすすめ本コーナー☆☆
こんにちは、町子です![]()
今日で夏休み終わり
と思ってましたが、
もう始まっている学校もあるみたいですね。
鯖江市図書館には、今日も宿題をがんばる子どもたちが来てくれています。
あきらめずにえらいなぁ~
さてさて今日は
おすすめ本コーナー
★から
利用者の方に教えていただいた本をご紹介します。
本日ご紹介するのはこちら![]()
『光媒の花』 (道尾秀介/著、集英社)
おすすめ度★★★★★
ここがオススメ![]()
著者の道尾秀介本人が
「この全六章を書けただけでも僕は作家になってよかったと思います」
と言い切っています。それなら、と思い読みました。
う~ん感動しました
そして心の中になつかしさが流れました。
こんなお話![]()
第23回山本周五郎賞を受賞した作品![]()
認知症の母親と暮らす男性、ホームレスを殺害した兄妹…
全部で六章の、それぞれのお話が少しずつ重なり合う、連作短編集です。
へえ~読んでみたいです![]()
30代女性の方からのおすすめ本でした~![]()
教えていただいてありがとうございました!
みなさま、小説でも実用書でも、おすすめの本や読んだ本の感想など、
どんどん教えてくださいね~
★
◆今日のにゃんこ◆
漱石の『こころ』 その後について
こんにちは、寿康です。
さて
今日は 『こころ』 のその後に付いて、書きたいと思います。
先生の死後、残された奥さん(静)。
先生の遺書を託された青年である私。
この二人のその後に付いて、
私の乏しい想像力を投入してみました。
まず奥さん、これからは静と書きます。
静は未亡人となりましたが、経済的には先生の
遺産をひきついで、経済的に自立した女性であり、また
精神的にも自由な境遇を生きていく事が可能になります。
当時の女性としては、稀な環境にあると言えます。
ただし、子供がいないので、孤独な生活である事が想像できます。
また、静の性格について、どの様に描かれているか
本文より抜粋します。
「奥さんは〈中略〉自分に頭脳のある事を相手に認めさせて、
そこに一種の誇りを見出す程に奥さんは現代的ではなかった。
奥さんはそれよりもっと底の方に沈んだ心を大事にしている
らしく見えた。」
(本文より引用)
これは青年であった私の静に対する印象です。
決して、表に真の感情を表さない。
「それよりもっと底の方に沈んだ心を大事にする」
(本文より引用)
女性として描かれています。
おそらく、主人公の私は先生の死後
一人残された静を見守る為に、東京で職を求めた思われます。
一人でひっそりと、生きていこうとする静に対して
先生の過去を引き継いだ私は、自分と同時に残された
静に対して無関心では、いられなかったと思います。
二人は先生の死後、互いを必要とせざるを得なかったと思います。
あまりにも重たい過去を引き継いだ私には、自分を案じてくれる人として
静が必要であり、静にとっても寄り添って生きてくれる人としての
私が必要だったと思います。
先生は私に対して
「私は死ぬ前にたった一人で良いから、他を信用して死にたいと思っている。
あなたはそのたった一人になれますか。なってくれますか。」
(本文より引用)
という悲願を託します。
そのうえで先生は自らの暗い過去を、全て私に遺書として残します。
自分の果たし得なかった願いを託して、その生涯を終えていきます。
その願いとは、自尊心の壁を乗り越えて、最も身近にいる人と
分かり合って、共に生きたいという願いだと思います。
先生は妻の静を幸せには、出来ない事を自覚しました。
そして、大胆に言わせてもらえば、先生は自分の死後
残された静と共に生きて欲しいという願いを、私に託したのです。
先生は遺書の中に
「私は妻を残して行きます。私がいなくなっても妻に衣食住の
心配がないのは仕合せです。」
(本文より引用)
と書き記しています。
しかし、先生は本当はその後に、私が残していく静と
共に生きて欲しいという願いを、書きたかったのだと思います。
そして、主人公の私は遺書を読みその願いに、気づいているのではないでしょうか。
静と主人公の私が、結婚という形をとるかどうかは分かりません。
しかし、お互いを必要とし
お互いを大切に思いながら、生きて行くのではないでしょうか。
私たちが本当に願っている事は
世の中でたった一人で良いから
あなたが大切だと言い合える人に
出会う事だと思います。
主人公の私と静は、先生の死を起因として
共に生きる相手としての可能性を探りながら
生きていくのではないかと思います。
うまく思いが言葉になりませんが
今日は、このへんで
失礼します。









喫茶室のおやすみ


