「チームレスキューワックス」社から販売されている、ポリエチレン系のホットワックス、「MUSOU(無双)」を鯖家のスキー板に導入してみました!(以下「無双」)
施工や、実際に滑ってみての感想なんぞをツラツラ書いてみます。
ま、ゆうてもスキー検定万年3級のポンコツ中年おっさんスキーヤー、鯖さんのインプレなので、あんまりアテにならないかもしれませんがご容赦下さい。
さて、鯖家の4人分のスキー板は、ここ数シーズンにわたり、鯖がホットワックスをがんばってかけてきました。それも、自作のでっかい「プレヒートボックス」までこしらえて、かなり入念にやってました。
👇コレ(自作プレヒートボックスについての過去記事こちら)
んが、冬場はワックスかけの為に使っていた客間が、二男・ゴン次郎の寝室になってしまい、あの無駄に巨大なプレヒートボックスが物理的に設置できなくなってしまいました…。なんとー
また、子供が寝る部屋でワックスの削りカス等をまき散らすワケにもいかず、先日のお正月菅平高原スキーの前にはウチの駐車場でスクレイピングとブラッシングだけやりました。
(この時も削りカスの後処理でだいぶ面倒でした…)
この先どうしたもんか思案してたところ、鯖が拝読させてもらってる北海道の某ブロガーさんが「無双ワックス」の記事を書かれたいたことを思い出しました。
北国であれだけ本数滑ってる方が使ってるのだったらアリかも…と思った次第です。
「無双」は通常のパラフィン系ホットワックスよりも手間がかからず、「もち」もイイ、という謳い文句なので、無双を使ってちゃちゃっとやるしかないなーと決断しました。
アマゾンで送料(200円)込みで5,180円でした。高いんだか安いんだかよく分からない…。
ちなみにスキーショップのFUSOには定価の4,980円で置いてありましたが、電車代考えれば、ややアマゾンが有利か?
さて、同封されていた施工マニュアルによると、無双の施工前にもともと塗っていたパラフィン系ワックス(鯖家はドミネーター)をしっかり落とす必要があるそう。ここが雑だと、仕上がりがうまくいかない模様です。
この件でチームレスキューワックスに問い合わせメールを入れたら、以下のような丁寧な回答がすぐに頂けました。迅速な対応、好感度UPです!
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滑走面の素材にもよりますが、
①リムーバーとウエス(キッチンペーパー等)で1回から多い時は5回程度クリーニングします。目安はペーパーが汚れない状態です。ねっとり感がある場合は先にスクレーパー等で落とすだけ落としてからリムーバーをかけていただくと良いです。
②無双の複数回掛け、高い滑走性を出すには良い滑走面を作ることが重要になります。
ワックスが残っている場合は1度塗ったあと、再度繰り返し作業していただくと削りカスがどんどん綺麗になります。多少の黒ずみ程度は問題ありませんが、削りカスがベタッとしている場合は再度無双を2〜3回ほどかけていただくとよいいです。お試しくださいませ。
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↑を参考にしてクリーニング。上記にあるねっとり感も、汚れもさほどなかったので、2回くらいのクリーニングをしてから、鯖家の4セット分を一気に施工しました。
施工についてはYouTubeなどにたくさんUPされています。鯖も参考にしました。
ただ、動画で多いのは「スーパー無双」っていう上位モデルで、お値段は8,800円!どひー
「スーパー」のほうが粉の粒子が細かいようで、融点が低いのか、動画で見るとノーマルの無双よりもす~っと塗れるように見えました。
一方、「ノーマル」の無双はちょっとクセがあり、動画で見たスーパーみたいにス~っとなじむ感じにではなかったです。ま、鯖家の板がもともとパラフィン系ワックスがガッツリ染み込んでいたからかも。(もっと何度もクリーニングする必要があったかもしれません…)
それでも鯖家の板は4セットあるので、施工を重ねるうちにキレイ仕上げるコツが分かってきました。端的に言うと、スキー板でも三分割するイメージでやっていったほうがキレイに仕上がる感じがします。(マニュアルではスノボ板は三分割で施工するよう推奨されてます)
溶かしたワックスと板がまだ生暖かいうちにスクレイピング、ブラッシングを一気にやったほうが滑走面を平滑に、キレイに仕上げられるなーと。
無双は耐久性が強いことを謳ってるワックスなだけに、ガリウムのグリーンみたいに冷えるとすぐカチンカチンになるような印象なので、ノロノロやってるとスクレイピングもブラッシングもうまくいかない感じでした。
↑この時はまだ少な目でかけてた
ちなみにけっこう景気よく振りかけて使っていったら、スキー板4セット(計8本)やったら、一袋使い切ってしまいました…。動画にもありますが、塩・胡椒の調味入れとかに移してからパラパラやったほうが無駄なく散布できたかもしれません。
👇こういうヤツで
で、なんとか4セットの無双かけを済ませました。仕上げ的には通常のパラフィン系ワックスのようなギラギラ、ビカビカ感はなくて、ちょっと物足りなさを感じましたが、まあ、そういうワックスなんだろうと思います。一回で全部終わってしまうのはホントにラク~。
👇こんな仕上がり
問題は「滑走性」と「耐久性(もち)」です。
滑走性ですが、先日行った湯の丸では、2級保持者で小6のゴン次郎が「滑りすぎる!ツルツルし過ぎ~!」と最初ワイワイ言ってました。数本滑って「慣れてきたー」と言ってましたが。
嫁ゴン太も「よく滑るねー」とコメント。わたくし鯖的には、パラフィン系との特段の差も感じなくて、まあ、フツーにストレスなくよく滑るなあ、くらいか?
ただ、う回路などの緩斜面で流すときに、なんもしないでもどんどん前の人を抜いていったので、滑走性は確かに高いかもなーと。
👇先日のMOSOUデビュー時の動画です(参考になるのかどうか不明ですが…)
連続2日間を滑ってみて、最後まで引っ掛かり感、減速感もなかったので、とりあえず現時点では「合格!」と言えるのではないかと思います。
もっとも、謳い文句通りに1シーズン「もつ」のか、シーズン終わりに加筆したいと思います。
いったん了
👇鯖が買った、オーソドックスな無双がこっち
👇「スーパー」な無双。ま、無双の成果次第でこっちもトライしたいです。しかし高い…