「屍鬼」
小野不由美氏の「屍鬼」
私の最も好きな作家さんの一人であります。
全5巻からなる長編ホラー小説。
bookデータベースより
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躪したかのように散乱していた―。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも…。超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。
第一巻の紹介であります。
正直、第1巻を読み終わっての感想は「面白くない!」
状況がほぼ理解できません。何が起こってるやら。。。
しかし、第2巻、第3巻、じわじわと状況が把握できはじめると、状況の異様さと怖さが先を急がせます。
読み切ったころには1巻の感想を全面的に撤回しなくてはいけないでしょう。
読んだ感想はとにかく恐ろしい。
すべての意味において逃げ場がない。
逃げ延びるためには・・・。生き延びるためには…。
自分がこの立場になったら。。。と考えさせられる作品です。
普通のホラー小説とは一味違う恐怖を体感できると思います。
あなたならどちらの側にいたいですか・・・?
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「夜は短し歩けよ乙女」
私が読んだ本を紹介するだけのブログであります。
何を読もうか悩んでいる方や本に興味がある方の参考になればと思います。
では早速、一冊目を。
森見登美彦氏の「夜は短し 歩けよ乙女」
いきなり有名な作品でもうしわけないのですが。。。
最近読んだものなので紹介いたします。
以下、本文より
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」
強烈なキャラクターが多数登場し、奇妙な出来事がつぎつぎ起こります。
先輩の恋と、それにまったく気づかない黒髪の乙女。
二人の恋の行方やいかに。
なんといっても独特の語りに惚れました。
思わずにやりとしてしまった毒のあるセリフや表現がちりばめられていました。
非常に好きな作品です。
なかなか探しにくい(私だけでしょうか?)ほのぼのとした温かい作品だと思います。
森見氏の他作品も読んでみたいと思います。
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