弟が成人式を迎えました。
歳の離れた弟なので自分の成人式はかなり前のことのように感じますが、「新成人」という言葉を聞くと、自分が「今日から大人だ！」と思ったあの日を思い出します。
成人になれば、お酒が飲めたり、選挙権が貰えたり(当時は)大人と同じような立場に立てたような気持ちでした。
でも、実際はすぐに大人になれる訳もなく、都合の良い時だけ「もう大人なんだから！」を言っていたような気がします。笑
母にも当時、「都合の良い大人だね〜」と言われた思い出も思い出しました。笑
社会人になり、色々な経験をさせて頂き、その経験を家族や職場の方々と話すことで、「働くとはなんぞや」を自分なりに考え直したり、社会に出る身として、自分はどうありたいのかを見つめることで、学生の頃とは違った意味での大人になる意味を実感したように感じます。
人生の先輩達からすれば、私の考える大人とはまだまだ生温いものだとは思いますが、自分が経験する出来事にひとつひとつ向き合って、考えることで少しずつ厚みのある大人になれるのだと思いました。
それが振り返った時に「あの時の考えは甘かった！！」と気づくとしても、その時の自分の頭で考えるという行為が大切なんだと思います。
弟も大人になりましたが、別の意味での大人になる経験は社会に出てからだと身をもって感じた分、色んな出来事に向き合える人になってほしいと思います。弟が社会人になった時に仕事の話をできる時が楽しみです。
私もこんなこと言っていますが、まだまだ未熟者なので、驕らず向き合っていきたいと思います。