☆昭和レトロな館内とタイガースファンの名物主人の宿☆
場所・ 宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯11
電話・ 0229−83−3448 Hpあり
開湯・ 江戸時代中期
泉質・ (いさぜんの湯1号・2号混合)(いさぜんの湯3号)
ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉、鉄鉱泉
(低張性・中性・高温泉)45度 PH7 かけ流し
創業・ 昭和16年(1941)
竣工・ 同上か
構造・ 木造2階建て 自炊施設あり
風呂・ 男女別 内湯、混浴内湯、露天、家族風呂あり
料金・ 2食付き宿泊 6500円くらい(3泊以上のみ)*当時の情報
素泊まりOk 4950円〜 朝食付き 6000円〜
立ち寄り 10〜20時くらい 500円 湯めぐり手形2枚
最終訪問・ 2022.10 旦那が
*YOUTUBER「週末の旅人」さん 何度も宿泊
*YOUTUBER「ヨネザワイズミのFEEL FINE TV」さん 宿泊
宮城県北部、鳴子温泉郷の中にある東鳴子温泉の宿で、JR鳴子御殿湯駅から徒歩すぐの宿で外観は民家のようなレトロな宿です
JR鳴子御殿湯駅前のお土産店
東鳴子温泉に来るのは11年ぶり、以前は「高友旅館」さんに立ち寄りしました
「なるみ」さんでの買い物
東鳴子温泉はこじんまりとした小さな数軒の宿があるだけの温泉で、駅前には鳴子温泉名物の栗入りの大福を製造・販売しているお土産販売の商店「なるみ」さんがあり、
JR鳴子御殿湯駅 霧のホーム
こちらで10時になるまで買い物をしたり、霧で幻想的な小さな木造の駅舎を見学したりしました
10時10分前にフライング気味に立ち寄りOKか聞いてみると「今の時間ならいいよ」とのこと
このご主人、電話でも「その日は10時くらいから様子見ながら立ち寄りやってみようかなー」という感じで、緩い感じで、タメ口ですね
宿はタイガースグッズで溢れ、名物ご主人というのもそういうところからもわかりますし、こういう小さなレトロ宿のご主人は泊まってみると案外、
優しい良い方だったりするんですよね
あんまり商売気がないので、そういう対応なのかも知れません
宿のPには、宿のキャラクターなのか虎が野球をしている絵が描いてある看板もあります
創業は昭和初期の昭和16年で意外に戦中派です
建物もそのときからのものなのか、レトロで素敵です
私もこういう宿なら中に入ってみたかったですし、玄関ロビーにはかわいい猫ちゃんを発見していたので、猫ちゃんとも遊んでみたかったです
旦那が猫をかまってみたところ、ちゃんと人懐こく接客してくれたそうです
玄関 猫さんもいる
ここは混浴というのを聞いていたのと、この後も4湯くらい連湯する予定があり体力を温存したかったので、車で待ってました
私は車で待っていると10時を過ぎた頃から、1人の男性客、夫婦の客など次々に立ち寄り希望のお客さんが来ており、人気の宿なんだと思いました(秋の3連休)
この子が宿のシマ猫さま
あまり一般の観光客受けはわからないですが、温泉マニアには有名な東鳴子では貴重な立ち寄りOkの宿なので、東鳴子詣でには欠かせない宿ですもんね
湯への入口 揃いのキャラの野球ののれん
他に「旅館 大沼」さんは今は立ち寄り中止中で高級旅館、「初音旅館」さんは撮影禁止で要電話なので、行き辛いですしね
温泉は玄関から左側の廊下を進むとあるそうで、大浴場などの案内板が「ホーム湯、アウェイ湯」などになっており、スポーツファンには楽しい表現ですね
旦那はまずは誰も来ないうちに混浴の内湯へ
混浴の内湯の入口
ここは浴室も混浴ですが、脱衣場も何の仕切りもないので女性は怖くて入れません
宿泊すれば女性専用時間があるかも知れません
中も一応低い壁があり、2つの浴室になっていますが、ほぼ1つの部屋
左側の四角の浴槽がぬるめの鉄鉱泉、右側のひょうたん型浴槽が炭酸泉ですが、激熱だったそうです
常連さんによると昔は湯の温度も管理されていたけど、今はあんまりされてないそうです
私が行ってても温度で入れなかっただろうな
まずは、ひょうたん型の炭酸泉の方ですが、自家源泉3号と東鳴子共通源泉の赤湯を混合しています
「赤湯」というだけに、湯の色は紅茶色になっています
独自源泉の方だけをかいでみると、金気臭、全体には石油臭と東鳴子らしい匂いですね
左側の四角の浴槽が鉄鉱泉で、わずかに赤茶色に濁り石油臭がして、炭酸泉なのでわずかに泡付きがあるそうです
こちらは加水されてぬるめだったそうです
浴感はつるすべとしたものだそうです
混浴内湯 鉄鉱泉 赤茶色濁りの石油臭 炭酸泉
浴室全体はアールデコというか、当時の流行りでしょうか、豆タイルも装飾に使われており、このタイルレトロがたまりません
本当は直接自分の目で見たかったけど、、、
混浴内湯 自家源泉と共通源泉 赤湯 金気臭と石油臭
大浴場はもしかしたら昼間は女湯かも知れません
一番奥の中浴場は昼間は男湯の札があるので、そちらにも入ったそうです
おそらく増築された棟で、他の風呂よりかは新しく露天もついています
奥の男性用内湯・露天
浴槽は3人でいっぱいになるくらいの大きさで、五角形で、これは鳴子の流行りかな
大浴場と同じく、赤湯源泉で石油臭のする東鳴子共通源泉で、循環併用だそうですが、かけ流しに見えます
色が少し大浴場と違うので循環されて変わるのでしょうかね
浴槽は木でできており、シャワー・カランも完備、この宿にいた猫ちゃんのかわいいパッケージのシャンプー・リンスも
近代的な浴室なので、宿泊時に使い勝手が良さそうです
このときは男湯だった内湯 赤湯 虎柄グッズに注目
こちらも激熱で、旦那は今回少し立ち寄り時間がいつもより長めに感じましたが、浴槽が多いのと熱くて苦労したのかな
こちらには褐色の湯花もあったそうです
PHは中性の7で、浴感はツルスベなので、浴後は肌がさらりとすると思います
11年ぶりの東鳴子、やはり個性的でずっしりと来ますね
歴史ある混浴の浴室と、近代的な浴室、館内のトラグッズ、たらいや風呂椅子もトラ柄といろいろ面白そうな宿です
シマ猫ちゃんがいるのも、小さなトラちゃんということでしょうね
ここも鳴子湯めぐりにいかがでしょうか
猫・トラ・湯めぐり好きの方にもおススメです♪