★米沢藩御用達の粉やで、300年の歴史と板蕎麦★
場所・ 山形県米沢市中央5丁目3-19
電話・ 0238-21-0140 HPあり
創業・ 1700年代 300年の歴史あり
竣工・ 古そうだが明治以降かな
構造・ 木造平屋2階建て
営業・ 11時30分~19時30分 売り切れ次第終了 (火)休み
メニュー・ ざるそば 800円、十割そば2人前 1600円 など
*当時の情報
そば・ 二八、十割
最終訪問・ 2020.02
*米沢市・景観賞受賞 *BS「三宅裕司のふるさと探訪」で紹介
米沢市の城下町の中心部にあり、上杉神社や駅からもアクセスのよい場所にあります
この蕎麦店は、米沢藩の時代から、上杉家御用達のお店として指定されており、歴史にも出てきます
上杉の殿様や、当時の兵士の人たちも味わった同じ味を現在でも味わえる貴重なお店です
味のタイムトリップにもいかがでしょうか
米沢藩より、許可札を得て営業を開始し、戦場に行く場合は食事を提供する役割として、武士の身分も得ていたとか
それから12代、現代までそばの味を受け継いできたそうです
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実は今回、こちらのお店に行く前に、山形ナンバー1のそば店とネットで調べていた蔵のお店「そば工房 蓼」が近くにありました
しかし、そちらに行ってみたら1~2月は休みと張り紙が
この日はあと5日で3月、ということでショックでした、、、
今後また米沢に来られたら、今度こそ味わいたいと思います
(2021年10月にリベンジしたので記事あり)
そんなこともあろうかと、気持ちを切り替えて、もう1軒、調べておいたこちらのお店に
こちらは米沢藩の時代より300年の歴史あるそば店のようで、景観も素敵なお店です
雪国らしく雪囲いのある庭木
当日は11時30分すぎのオープン・アタックで行ってみたら、他に2組しかいませんでした
祝日なので、早目に行っておいて正解でした
通してもらった席は、お座敷もありますが、靴を脱ぐのが面倒なので、玄関すぐ横の4人席へ
2名でも4名席に座って大丈夫ですかと聞いたら、良いと言って下さり、その後に来た隣の3人の高齢者組の方は、2名席を2つ組み合わせて座っていました
この方たちは地元の方のようで、リピーターのようでした
許可を取り、店内の画像を撮らせてもらい、外も見て来たら、玄関横のお庭に雪が積もっていて、とても素敵な風情で、このお店に来て良かったなあ、と思いました
もう私はこういう方面が大好きで得意なので、無理して都会に行かないで、田舎の良さを突き詰める旅を極めようかと思います
写真を撮り終えると、もうそばが出て来ました
私たちは、もりそば、2人前の板蕎麦を頼んだので、天ぷらがないと早いのかも知れません
ざるそば 1人前 850円くらい
旦那は2人分の十割蕎麦を頂けて、嬉しそうです
初めての米沢のそば、300年受け継がれてきた味、つゆの味も普通に美味しかったです
米沢藩の時代から残っているそば店はここだけだそうです
板蕎麦 2人前 1600円 旦那は一人で完食
細打ちの田舎蕎麦で、歯ごたえはありますが、食べやすく、私の好きなタイプです
まあ、飛び切り美味しい、というわけでなく、普通に美味しい、と旦那は辛口
そば湯は、少し白濁したもので、旦那は2段階に分けて味を楽しんでいて、私の知らない世界、、、
店内も落ち着いた客層で、静かに歴史を味わいながらそばをたぐることができて、癒されました
そばも待つことなくすぐに出してくれて、接客も良かったので、米沢に来られた際は、牛もいいけどそばも良いですよ
米沢の食材ABCは、AはAPPLEでりんご、BはBEEF、Cは鯉でカープだそうです
もしくは、米沢の宿に予約をしていて、夜は米沢牛が出るので、昼はヘルシーに軽く行きたい、という方にもいいですね
その後、2022年2月にBSの「三宅裕司のふるさと探訪~こだわり田舎自慢~」で三宅さんが来ていました
そば・歴史・古民家好きの方にもおススメです♪
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★山形県の古民家そば店