☆新潟で一番古湯の寺湯で地元大人気の温湯の共同湯☆
場所・ 新潟県阿賀野市出湯794
電話・ 0250ー62-7612
泉質・ (漲泉窟源泉)アルカリ性単純弱放射能泉(ラジウム泉)
39度 PH9 363mg 140L かけ流し
(低張性・アルカリ性・高温泉)
開湯・ 809年(大同4年)弘法大師が杖で地面を突いたら
開業・ 明治14年に洋館風に改築されたそう
竣工・ 昭和中期 浴室から タイルレトロ
構造・ 鉄筋コンクリート平屋建て Pは寺の境内や温泉街の無料Pへ
風呂・ 男女別 内湯1ずつ シャンプー類・シャワー・カランなし
料金・ 立ち寄りのみ 250円 6~18時30分
最終訪問・ 2023.07 こちらの共同湯は何度も再訪
*NHK「ふだん着の温泉」で紹介 *日本温泉遺産を守る会認定
*「わびさび温泉 東日本編」掲載 *BS・NHK「こころ旅」で紹介
今回は再訪記事のため、あんまり詳しくは書きませんが、コロナの自粛のせいか、珍しくお客さんが他に1人しかいず、やっと内部の写真が撮れたので載せます
(その方が上がるのを待ち、許可を取りました)
出湯温泉街 安田瓦のモニュメントも 横にWC、バス停あり
もちろん、緊急事態宣言が終了してから、家から1時間くらいの近場の県内です
洋館の出湯温泉郵便局と蔵
ここの共同湯は、高齢者が多いので、みなさんは自粛されていた時期なんだと思います
*
出湯温泉街の最奥にある曹洞宗の古刹・華報寺の横にある共同浴場です
ここは地元・温泉好きには大変人気の共同浴場でいつ行っても混んでいて浴室の写真が撮りづらいことでも有名です
外観 こちらは以前の冬に撮影
ここは外観も内部も昭和で時が止まったようなレトロな鄙びた雰囲気です
洗い場には何もなく、かけ湯用の湯があるだけです
シャワー・カラン・シャンプー類もない、「THE 共同浴場」です
女湯 男湯もほぼ同じ造り
浴室の造りは奥に岩の装飾があり銭湯のような感じで昭和タイルレトロです
「出湯温泉共同浴場」の方が改築されてしまった今、貴重なレトロ湯です
「出湯温泉共同浴場」とは源泉が違いこちらの方が人気です
多分、こちらの源泉の方が昔からの源泉なのでしょう
温泉好きの方は2つの源泉を入り比べしても面白いでしょう
岩の頂上には弘法大師の像が見守る
こちらは無色透明の「出湯温泉共同浴場」より柔らかい湯で、湯にゆらめくタイルがとてもきれいで「出湯温泉共同浴場」よりさらにぬるめの源泉がかけ流されています
夏には目にも涼しい、ぬるめの源泉 ゼリーみたい
「出湯温泉共同浴場」よりも肌触りはツルツルしました
わずかに温泉臭と硫黄臭がするような感じがしました
ここぞとばかりに撮りまくり タイルの種類も色々
浴槽の底から加温された湯が湧き、中央の岩からはかなりぬるめの源泉が注がれていました
まるで足元自噴です
昔の実家の風呂と昭和アパートのWCのようなタイル
本当にここの湯は優しく包まれているような、ゼリーのような気持ちの良いもので、ここまで優しい湯はなかなかありません
これなら長い湯治や長湯に向き浴後は肌がつるつるになります
メインの湯に入った後にここで上がり湯してね
じっとしていると泡付きもあり、これは湯が新鮮な証拠です
かなりの量の湯がザバザバと流れていき、これを見ながらの入浴は幸せなものがありました
蛇口の取っ手は鳩かな 蛇口には白い析出も
ぬるいですが不思議と浴後はじわじわと体が温まります
湯がぬるいので珍しく長湯をしてしまいました
6~9月の暑い時期にもとてもおススメです
ゼリー湯・共同湯・レトロ好きの方にもおススメです♪