★「夏草や強者どもが夢の跡」ですが、素人には難しかった★
場所・ 岩手県西磐井郡平泉町字平泉
電話・ 0191-46-2331
創建・ 平安時代奥州藤原氏により
竣工・ 再建が多く享保17年(1732)など
構造・ 木造寺社建て
料金・ 500円 8時30分~17時 当時の値段です
最終訪問・ 2010.10 結婚1周年記念旅
*世界文化遺産 *国・重要無形民俗文化財
*国・特別史跡 *国・名勝
岩手県南部の内陸部に位置する平泉町にある世界文化遺産の寺院です
松尾芭蕉の「夏草や強者どもが夢の跡」でも有名な奥州藤原氏の造営です
全盛期には堂塔40余り、禅房500余りあったと言われています
本堂 平成年間の再建で新しい
現在は当時の堂宇は戦争などで焼失してしまい、基礎跡しか残っていません
ですが、庭園遺跡はほぼ完全に残っており特別史跡、名勝の二重指定を受けています
かつては中島を経て対岸まで橋を架け、池には舟を浮かべて歌舞踊曲を優雅に奏でたそう
「浄土庭園」は対岸を極楽浄土、こちら岸は築山により厳しい現世が表現されています
★常行堂 享保17年(1732)再建
本尊は宝冠阿弥陀如来です
奥殿には秘仏摩多羅神を祀ります
毎年正月20日に古式常行三昧の修法が行われ、国指定の重要無形民俗文化財である「延年の舞」が奉納されます
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午後12時頃、岩手県一関市に到着
JR一ノ関駅の駅弁会社で「いわいとりめし」「平泉義経」をまずは購入
平泉に向かう途中にあったスーパーで岩手米や醤油、花巻味噌などのお土産を買った後にスーパーのPに停めた車の中でそれを食べました
新潟からは約400キロ、5時間くらいかかりました
(太平洋側は縦移動できる新幹線があっていいな)
それから向かった岩手第一目的地の「毛越寺」
ここは現在では世界遺産に指定されているので連休なんかには混雑するのかも知れませんが、このときは空いていてゆっくりと見学することができました(このときも秋の連休でしたが)
入口のところで2ショットの写真を撮りたかったので通りかかりの方にシャッターを押してもらい、受付で500円を支払い寺院の中へ
まず「本堂」は平成期に建て替えらえたようで新しい造りでした
中に入ってまずはご本尊様にご挨拶
次に右手に広がる「浄土庭園」を見渡しましたが「う~ん、ただの大きな池のある庭だ」。。。
開山堂
池の周りは散策することができるので順路に沿って歩いて行くと、残っている建物は茅葺の「常行堂」や「開山堂」のみ
その他は「○○跡」ばかりで、さすがは芭蕉も「夢の跡」と詠んだだけあるなあ
なのですべては想像するしかなく「何百年も前はここは理想郷でそれはそれは楽しい場所だったんだろうなあ」と
今でいうアミューズメント・パーク的な
貴族が優雅に「おほほほ、、、」的な
これだから見学者が少ないのかも知れませんね、少しわかりにくかったかなあ
通な方なら感動されるかも知れませんが凡人には難しかったなあ
でもこれはこれで有名な、来てみたかったところに来れましたし、旦那との思い出になりました
かえってこういう思い出の方が後々語り草になるのです
平泉に来られた際は「中尊寺」とセットで見学してみて下さい
観光・庭園・歴史好きの方にもオススメです(^^♪