皮膚の悩みに光を!三戒堂水宝 柏艪舎 35
前述した西田先生も、手を当てて副腎の働きを高めることが、有効だと説かれています。
膵臓・脾臓・副腎・腎臓の順で背骨の左側に配列されていますので、この付近のコリを取り去ることで圧迫が減少し、
各臓器の働きが正常になれば、自分の力で、皮膚の炎症を消し去るのです。
脾臓と膵臓の理解
さて、問題の脾臓・膵臓ですが、これらの臓器が機能低下を起こしているのは、疲れて熱を持ち、腫れあがっているからと言えるのです。
私の経験で申し上げますと、腫れの酷い人では、左の肋骨最下部がつかめる程膨らんでいるのです。
例では、かなり甘い物が好きで、膵臓の弱っていると思われる女性が上向きになってみると、左あばら骨がかなり出っ張っているのがわかりました。
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臓器位置を知る
神経が臓器に影響を与えることを把握したら、次は体内の臓器位置を知っておくことが重要です。
右の腎臓は肝臓位置のために左より下がっています。
背骨から見て、左側に膵臓、そして脾臓があります。
腎臓の上には副腎があることも知っておかねばなりません。
腎臓のすぐ上にある副腎の働きの一つには、皮膚の炎症をくい止める副腎皮質ホルモンの分泌というのがあります。
一般的にステロイドと呼ばれているもので、幾つかの種類があり、分泌は交感神経の支配を受けています。
ステロイドは体内の他のホルモンと同じで、多すぎても少なすぎても具合がおかしくなりますので、常に一定を保つように分泌されます。
炎症を抑えるためにステロイドを皮膚に塗ると、顔面・内股・性器など皮膚の薄いところから急速に吸収されます。
それを受けて副腎はステロイドの分泌を止めなさいという指令を出すのです。
それが長期間に渡れば、副腎の働きが低下してしまうのは当然です。
実際、皮膚表面の炎症(乾癬・魚鱗症・アトピーなど)が快方に向かい、ステロイド療法を止めた途端、
体内のステロイドのバランスが崩れ、急激に炎症がぶり返してしまうことがあるのです。
この副腎の働きを正常にすることが最も大切なのです。
両方の腎臓の上に三角帽子のように乗っていますが、腎臓の働きとは全く別です。
腎臓にのっているために副腎と名付けられているだけです。
皮膚の悩みに光を!三戒堂水宝 柏艪舎 33
赤ちゃんを抱くと、決まってどなたもお尻をぽんぽんと叩きませんか?
それこそ副交感神経に適度な振動を与えて、安定を促進している行為なのです。
また、電車やバスに乗って暖かい椅子に座っていると、不思議と眠くなった経験をお持ちでしょう。
これは副交感神経が安らいで働きが発揮されるからなのです。
人間の身体は、息を吸うと交感神経が働き、息を吐くと副交感神経が働くようにできています。
ですから、便秘の時など、息を強く吸い込んで下っ腹に力を入れて排便しようとしても、
交感神経が排便阻止の方向に働けば、出なくて苦しい思いをすることもあります。
逆に早く出そうと力まないで、背を真っ直ぐにして、静かに息を吸って、しっかり吐くのを繰り返しながらリラックスし、
腸の働きにお任せいたしますといった、楽な気持ちになると、スルスルっと出てきます。