ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z17弾の大反省会と経路検証の結果+仮に太川陽介さんが挑んだ場合 | sa19830701

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ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

 今回のローカル路線バスの旅Z17弾の正解経路について、タビリスさんにご教授を仰ぎ、私も正に盲点でした。

 

 当初、岩手県北バスさんは宮古市から主に国道106号線を通る106急行(宮古盛岡横断道路経由は106特急)で盛岡市に行くバスだけだと思いましたが、秋田県仙北市(旧仙北郡田沢湖町)へはもうひとつ、盛岡市から岩手県北バスA00番台で国道282号線を通って八幡平市(旧岩手郡松尾村)、A20番台で秋田県道・岩手県道23号線を通って八幡平頂上まで行けられることに気づきませんでした。

 八幡平頂上からは羽後交通急行八幡平線で国道341号線を通って仙北市(旧仙北郡田沢湖町)まで行けられ、ここから羽後交通生保内線(2023年3月末を以て廃止)で国道46号線(旧秋田街道)を通って仙北市(旧仙北郡角館町)、仙北市(旧仙北郡角館町)から横手市にかけては2通りの行き方があり、同じく大曲角館線で国道105号線を通って大仙市(旧大曲市)、同じく横手大曲線で国道13号線を通って横手市に向かうのと、もうひとつは同じく角館六郷線で秋田県道11号線を通って仙北郡美郷町(旧仙北郡六郷町)、同じく横手大曲線で初日目は横手市で終えることになっていました。

 二日目は開始時刻が遅いですが、横手市から羽後交通さんのバスで3本の乗り継ぎで、まずは横手本荘線で国道107号線を通って由利本荘市(旧本荘市)、本荘象潟線で国道7号線を通ってにかほ市(旧由利郡象潟(きさかた)町)、小砂川線(2023年11月末を以て廃止予定で、翌月よりにかほ市コミュニティバス小砂川線に切り替え)でにかほ市(旧由利郡象潟(きさかた)町)にある三崎公園まで余裕で行けられたのです。

 

 勝敗を大きく分けた鶴岡市あつみ温泉から15時49分に出る温海地域乗合タクシー平沢線のバスを待たず、新潟県村上市(旧岩船郡山北町)府屋中町までの約14キロメートルの徒歩移動を頑張って歩き通していれば、この後16時36分に出る新潟交通観光バス大毎線で村上市(旧岩船郡山北町)北中に17時02分に到着、1分後には同じく北中線で村上市に辿り着き、ゴールの村上市瀬波温泉に向かう新潟交通観光バス松喜和線の最終発車時刻の18時34分に間に合い、最終的に鶴岡市あつみ温泉の3時間以上の待ちをなくして、村上市(旧岩船郡山北町)府屋中町までの約14キロメートルの徒歩移動を頑張っていれば、成功できていました。

 

 これが仮に太川陽介さんが挑んだら、レギュラー全25回の放送を見て、最短経路以外、何にも考えない経緯が非常に散見されるため、恐らく、盛岡市から八幡平頂上まで行けられることすら気づいていなかっただろうと思います。

 よって、太川陽介さんが挑んだ場合の結果は、今回田中要次さんと羽田圭介さんコンビの大反省会と経路検証、太川蛭子コンビレギュラー全25回の放送から見て、過去の経緯から、最短経路しか考えず、更には迂回経路は絶対導き出さないこと、宮城県仙台市経由の場合は、この後の山形県内は長距離の徒歩移動が強いられ、相方の蛭子能収さんの行動を鑑みて、総合的に失敗と断定しました。

 ちなみに、太川陽介さんがこれまで山形県を通ったローカル路線バスの旅のレギュラー全3回(7弾、15弾、25弾)は全て失敗と、ローカル路線バスの旅最大の強敵北関東(特に茨城県と栃木県)と同様、失敗率が極めて高いです。

 Zの旅に太川陽介さんが挑んだ場合の結果は10勝7敗です。