ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z17弾を見て | sa19830701

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ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

 11月28日にBSテレ東でローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第17弾が放送されました。

 初回放送は2021年10月9日です。

 スタートは岩手県宮古市から新潟県村上市瀬波温泉まで路線経路から見れば、東北地方の最大の壁である奥羽山脈、更には岩手県と宮城県石巻市以北の中央を南北に連なる北上山地、秋田県と山形県の中央を南北に連なる出羽山地を跨ぐという、非常に難題が予想される旅です。

 マドンナは元NHKアナウンサー神田愛花さんです。

 

スタート地点(岩手県宮古市JR東日本山田線及び三陸鉄道宮古駅)

ゴール地点(新潟県村上市瀬波温泉)

 

 スタートの宮古市からローカル路線バスの旅史上初の2階建てのバスが運行する8時50分発の岩手県北バス盛宮106特急(一般国道106号線のみの経由は106急行)で国道106号線宮古盛岡横断道路を経由して盛岡市方面のバスを見つけました。

 10時20分に盛岡市に到着しましたが、ここからの先が実を言えば勝敗を大きく分けることになる重要なことなのです。

 まず、国際興業グループ岩手県交通さんから聞き込み、盛岡市から国道4号線(旧奥州街道)を南下する経路は601~604系統日詰線で紫波郡紫波町日詰までは行けられます。

 紫波郡紫波町日詰から花巻市(旧稗貫郡石鳥谷町)までの約5キロメートルは路線バスはありません。

 西の国道46号線(旧秋田街道)を通ったとしても岩手郡雫石町鶯宿(おうしゅく)温泉まではあるが、ここから秋田県仙北市(旧仙北郡田沢湖町)までの約30キロメートル(2023年3月末を以て羽後交通生保内線で仙北市(旧仙北郡田沢湖町)から仙北市(旧仙北郡角館町)につながる路線バスは廃止)は路線バスがありません。

 肝心要な秋田県仙北市(旧仙北郡田沢湖町)に接続ができる岩手県盛岡市以北(沿岸は下閉伊郡山田町~宮古市以北)を主に運行する岩手県北バスさんの路線は精査してきませんでしたが、実を言えばここが勝敗を大きく分けるところなのです。

 結局、岩手県北バスさんの路線は精査せず、盛岡市をそのまま11時20分に出る国際興業グループ岩手県交通604系統日詰線で紫波郡紫波町日詰方面のバスに乗車しました。

 紫波郡紫波町日詰から花巻市(旧稗貫郡石鳥谷町)志和口までの約5キロメートルは徒歩移動です。

 13時45分に花巻市(旧稗貫郡石鳥谷町)志和口に到着、ここから国際興業グループ岩手県交通花北3系統石鳥谷線で国道4号線(旧奥州街道)を通って北上市方面の先発時刻は14時10分発です。

 15時33分に北上市に到着し、この後の国際興業グループ岩手県交通北上金ヶ崎線で国道4号線(旧奥州街道)を通って岩手県南免許センターがある胆沢(いさわ)郡金ヶ崎町方面の先発時刻は16時40分発です。

 過去に第3弾(宮城県宮城郡松島町~秋田県山本郡八峰町(旧山本郡八森(はちもり)町)白神山地)で奥羽山脈越えをした国道107号線の巣郷峠経由がありますが、その北上市から放送当時の2017年9月にあった国際興業グループ岩手県交通横3系統湯本温泉線で和賀郡西和賀町(旧和賀郡湯田町)方面のバスは2020年9月末を以て廃止された上に2021年5月1日の地震の影響で土砂崩れが発生し、通行止めです。

 結局は北上市を16時40分に出る国際興業グループ岩手県交通北上金ヶ崎線で国道4号線(旧奥州街道)を通って岩手県南免許センターがある胆沢(いさわ)郡金ヶ崎町方面のバスに乗車しました。

 17時14分に胆沢(いさわ)郡金ヶ崎町に到着、国際興業グループ岩手県交通水沢金ヶ崎線で国道4号線(旧奥州街道)を通って奥州市(旧水沢市)方面の先発時刻は5分後の17時19分発です。

 17時40分に奥州市(旧水沢市)に到着、国際興業グループ岩手県交通水沢前沢線で国道4号線(旧奥州街道)を通って奥州市(旧胆沢(いさわ)郡前沢町)方面の最終発車時刻の18時20分です。

 奥州市(旧胆沢(いさわ)郡前沢町)にあるイオン前沢店(旧ジャスコ前沢店)に18時59分に到着し、4分前に国際興業グループ岩手県交通21系統一関前沢線で国道4号線(旧奥州街道)を通って一関市方面のバスが出てしまい、次発は最終の19時25分発です。

 20時10分に一関市に到着、東日本急行さんのバスで宮城県仙台市に向かうバスが来ましたが、このバスは国道342号線に接続する一関インターチェンジからE4東北自動車道を通るので利用できません。

 一関市から出るバスはこの日は全て終了しており、初日目は一関市に泊まることになりました。

 

 二日目は一関市からの開始で、ここから国道342号線を通って行く国際興業グループ岩手県交通12系統須川温泉線で一関市須川温泉方面のバスはありますが、ここから約16キロメートルの国道342号線と国道398号線を結ぶ岩手県道・秋田県道282号線には路線バスはなく、途中の湯沢市(旧雄勝(おがち)郡皆瀬村)鳥谷から羽後交通湯沢小安線で国道398号線を通って湯沢市に向かうことになります。

 国道4号線(旧奥州街道)を通って宮城県を跨ぎたいが、栗原市(旧栗原郡築館(つきだて)町)方面には栗原市民バス築館一関線(2021年3月末まではミヤコーバス(旧宮交栗原バス)委託業務で、翌月より岩ヶ崎観光タクシーが委託業務を行う)があります。

 その一関市から栗原市民バス築館一関線(2021年3月末まではミヤコーバス(旧宮交栗原バス)委託業務で、翌月より岩ヶ崎観光タクシーが委託業務を行う)で国道4号線(旧奥州街道)を通って宮城県栗原市(旧栗原郡築館(つきだて)町)方面の第1便に出るのが8時25分発です。

 実を言えば、宮城県に伊豆という地名はあります。

 場所は渡り鳥が来る伊豆沼や内沼がある登米(とめ)市(旧登米(とめ)郡迫(はさま)町)と栗原市(旧栗原郡築館(つきだて)町と若柳町)にあります。

 9時30分に栗原市(旧栗原郡築館(つきだて)町)にある栗原中央病院に到着、30分後の10時00分に栗原市民バス古川線(ミヤコーバス(旧宮交栗原バス)委託業務)で国道4号線(旧奥州街道)を通って大崎市(旧古川市)方面のバスに乗車しました。

 11時11分に大崎市(旧古川市)に到着、ここから国道47号線と国道108号線の重複区間を通る大崎市民バス鳴子線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で大崎市(旧玉造郡鳴子町)に向かうのか、国道4号線(旧奥州街道)を通って仙台市に向かう途中の大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で黒川郡大衡村方面に向かうのか重要な局面です。

 まず、国道47号線と国道108号線の重複区間を通る大崎市民バス鳴子線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で大崎市(旧玉造郡鳴子町)方面が13時25分発、仙台市に向かう大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で国道4号線(旧奥州街道)を通って黒川郡大衡村方面が12時26分発がありますが、東北新幹線とJR東日本陸羽東線古川駅には案内所がなく、結局、ミヤコーバス古川営業所(旧宮交大崎バス本社)に立ち寄りましたが、宮城県大崎市(旧玉造郡鳴子町)から山形県最上郡最上町にある奥羽山脈を跨ぐ中山峠をどう越えればいいのかの手段すら見つかりません。

 仮に、山形県最上郡最上町に入ったとしても路線バスは何にもありません。

 国道4号線(旧奥州街道)を通って仙台市に向かう場合は、大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で黒川郡大衡村、大衡村万葉バス(2023年3月末を以て廃止)で黒川郡大和町役場がある吉岡へ、ミヤコーバス吉岡線で仙台市泉区役所の最寄りで仙台市地下鉄南北線の最北端の泉中央駅、宮城交通虹の丘団地線及び泉桜ヶ丘線で東北地方最大都市、仙台市にはつながります。

 ミヤコーバス古川営業所(旧宮交大崎バス本社)を12時19分(東北新幹線とJR東日本陸羽東線古川駅12時26分)に出る大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で国道4号線(旧奥州街道)を通って黒川郡大衡村方面のバスが出ますが、国道47号線を通って宮城県大崎市(旧玉造郡鳴子町)から山形県最上郡最上町にある奥羽山脈を跨ぐ中山峠には路線バスはありませんが、国道48号線を通って行く仙台市からは実を言えば、約100キロメートル移動する山交バス特急48ライナーで山形県新庄市方面のバスがあるのです。

 先に出るミヤコーバス古川営業所(旧宮交大崎バス本社)を12時19分(東北新幹線とJR東日本陸羽東線古川駅12時26分)に出る国道4号線(旧奥州街道)経由の仙台市に向かう大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で黒川郡大衡村方面のバスが来ますが、田中要次さんと神田愛花さんは国道47号線と国道108号線の重複区間を通る大崎市民バス鳴子線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で大崎市(旧玉造郡鳴子町)方面を、羽田圭介さんは国道4号線(旧奥州街道)を通る仙台市に向かう大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で黒川郡大衡村方面と真っ二つに分かれました。

 正に重要な決断です。

 結局、ミヤコーバス古川営業所(旧宮交大崎バス本社)を12時19分(東北新幹線とJR東日本陸羽東線古川駅12時26分)に出る国道4号線(旧奥州街道)経由の仙台市に向かう大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で黒川郡大衡村方面のバスを見送りました。

 最終的にミヤコーバス古川営業所(旧宮交大崎バス本社)を13時18分(東北新幹線とJR東日本陸羽東線古川駅13時25分)に出る大崎市民バス鳴子線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で国道47号線と国道108号線の重複区間を通って大崎市(旧玉造郡鳴子町)方面のバスに決めました。

 東北新幹線とJR東日本陸羽東線古川駅に戻ったところで、仙台市に向かうJRバス東北の乗務員さんに宮城県と山形県を跨ぐ奥羽山脈を路線バスでどのように行くのか案内し、仙台市から山形市に向かう宮城交通と山交バスの共同運行のバスは国道48号線仙台西道路に接続する仙台宮城インターチェンジからE4東北自動車道、柴田郡村田町にある村田ジャンクションからE48山形自動車道を経由しますが、途中の山形県東根市まで県境の関山峠を跨ぐ国道48号線を経て、国道13号線を通って新庄市まで一本で行く山交バス特急48ライナーを見つけ出し、結局、東北新幹線とJR東日本陸羽東線古川駅を13時41分(ミヤコーバス古川営業所(旧宮交大崎バス本社)13時34分)に出る大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で国道4号線(旧奥州街道)を通って黒川郡大衡村、大衡村万葉バス(2023年3月末を以て廃止)で黒川郡大和町役場がある吉岡まで乗車しました。

 15時05分に黒川郡大和町役場がある吉岡に到着し、44分後の15時49分に出るミヤコーバス吉岡線で国道4号線(旧奥州街道)を通って仙台市泉区役所の最寄りで仙台市地下鉄南北線の最北端の泉中央駅、宮城交通虹の丘団地線で東北地方の最大都市、仙台市に17時48分に到着しました。

 仙台市から山交バス特急48ライナーで途中の山形県東根市まで県境の関山峠を跨ぐ国道48号線を経て、国道13号線を通って新庄市方面の先発時刻が18時15分に出ます。

 宮城県仙台市から約2時間20分かけて山形県新庄市に20時40分に到着、ここから庄内平野に向かう出羽山地越えがありますが、まずは過去に第10弾(新潟県南魚沼郡湯沢町~山形県山形市)の逆方向になりますが、大蔵村営バス肘折ゆけむりラインで新庄市本合海に向かうバスはありますが、ここから最上郡戸沢村にある草薙温泉から最上川交通さんが運行する舟下り用のバスがあります。

 翌朝は7時20分に出る大蔵村営バス肘折ゆけむりラインで新庄市本合海に向かうバスに乗ることに決め、二日目は新庄市に泊まることになりました。

 

 三日目は新庄市からの開始で、当初、7時20分に出る大蔵村営バス肘折ゆけむりラインで新庄市本合海に向かうバスに乗車するつもりだったのが、羽田圭介さんは突然の経路変更し、7時20分に出る大蔵村営バス肘折ゆけむりラインで新庄市本合海に向かうバスを見送ってしまいました。

 これがローカル路線バスの旅のジンクスである「魔の三日目」が訪れることになるのです。

 結局、新庄市を8時09分に出る鮭川村営バス羽根沢新庄線で国道458号線を通って最上郡鮭川村羽根沢温泉行きのバスで庄内平野に向かう出羽山地越えをする国道344号線経由を選びました。

 8時31分に最上郡鮭川村役場で途中下車、この後9時20分に出る鮭川村営バス日下真室川線で最上郡真室川町方面のバスに乗車しました。

 9時47分に最上郡真室川町に到着、ここから真室川町路線バス高坂線で国道344号線を通って酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)の市境手前の青沢峠を跨ぐ最上郡真室川町高坂に向かう先発時刻が11時45分発と約2時間00分も待たなければなりません。

 ここで羽田圭介さんは大きな失態を犯してしまい、最上郡真室川町から鮭川村営バス大芦沢豊里駅線で最上郡鮭川村大芦沢行きのバスがあったものの、その大芦沢の場所は酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)ではなく、最上郡鮭川村の西側へとかなり山奥まで行かなければならない場所です。

 結局、11時45分に出る真室川町路線バス高坂線で国道344号線を通って酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)の市境手前の青沢峠を跨ぐ最上郡真室川町高坂に向かうバスを待つしかありませんでした。

 最終的には新庄市を7時20分に出る大蔵村営バス肘折ゆけむりラインで新庄市本合海に向かうバスを見送らず、乗車を選んでいればよかったのでした。

 最上郡真室川町高坂から酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)青沢まで、国道344号線の出羽山地を跨ぐ市境の青沢峠を約16キロメートルは徒歩移動です。

 15時49分に酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)青沢に到着しましたが、この後の酒田市福祉乗合バス(ぐるっとバス)青沢やまゆり荘線で酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)方面が6分前の15時43分発が出てしまい、次発が17時53分発と約2時間00分も待たなければなりません。

 しかし、酒田市方面のバスが全く見つからず、更には地元の方々にも尋ねましたが、東北地方は方言ばかりで言ってることが全く分からず、発言に関しては無責任すぎるし、この態度は特に青森県津軽地方と山形県はよく散見されます。

 結局は農家の方が親切に教えてくれたおかげで、酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)青沢を17時33分に出る酒田市乗合バス(ぐるっとバス)青沢やまゆり荘線で国道344号線を通って酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)方面のバスに乗ることとなり、酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)に到着したのが17時51分で、この後、庄内交通451系統日本海総合病院観音寺線(2022年7月末を以て庄内交通さんが運行する酒田市管内の路線バスは全便廃止し、翌月より酒田市福祉乗合バス(るんるんバス)八幡日本海総合病院線(火曜、木曜、土曜のみ運行)に切り替え、酒田市拠点のバスターミナルであった庄交バスターミナルからJR東日本羽越本線酒田駅に移動)で国道344号線を通って酒田市方面の最終発車時刻の1時間前の16時50分発が出ており、結局、酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)から酒田市まで約11キロメートルを歩き、この日だけで総計27キロメートルと普通なら考えられないくらいの徒歩移動となりました。

 その酒田市に到着したのが21時00分過ぎで、翌朝は庄内交通011系統鶴岡酒田線で国道7号線を通って鶴岡市方面の第1便の6時26分発のバスに乗ることに決め、三日目は酒田市泊まりと結局、山形県は北関東(特に茨城県と栃木県)、旧中山道を通る長野県、岐阜県旧美濃国、滋賀県と同様に路線バスの接続が非常に悪く、ローカル路線バスの旅最大の鬼門=ローカル路線バスの旅最大のジンクス「魔の三日目」が当てはまる結果になってしまい、二日目までこんなに順調な流れが三日目で大きく停滞するなど、このままでは新潟県に辿り着けられるのか険しくなりました。

 

 最終日の四日目は酒田市からの開始で、6時26分に出る庄内交通011系統鶴岡酒田線で国道7号線を通って鶴岡市方面のバスに乗車しました。

 7時50分に鶴岡市拠点のバスターミナルであるエスモールに到着、ここからゴール瀬波温泉がある新潟県村上市にかけて、行けられるのが庄内交通061系統鶴岡温海線で国道7号線を通って鶴岡市あつみ温泉に向かう先発時刻が11時05分発と3時間15分も待たなければならず、しかもその鶴岡市から鶴岡市あつみ温泉に向かう庄内交通061系統鶴岡温海線の第1便のバスです。

 12時21分に鶴岡市あつみ温泉に到着しましたが、ここから温海地域乗合タクシー平沢線で国道7号線を通って山形県と新潟県境近くの鼠ヶ関(ねずがせき)に向かう先発時刻が12分前の12時09分発が出てしまい、次発は15時49分発とこれで鶴岡市内で2度目の3時間以上の待ちとなり、正に窮地に立たされました。

 このままでは失敗という窮地に立たされているのにも関わらず、結局、先日の徒歩移動の総計が約27キロメートルの影響があり、新潟県村上市(旧岩船郡山北町)府屋中町までの約14キロメートルを歩かず、鶴岡市あつみ温泉を15時49分に出る温海地域乗合タクシー平沢線で国道7号線を通って山形県と新潟県境近くの鼠ヶ関(ねずがせき)に向かうバスを待つ決断に踏み切りましたが、この決断がゴール瀬波温泉がある新潟県村上市へのデッドラインに辿り着くのか重要なところなのです。

 16時30分頃に山形県と新潟県境近くの鼠ヶ関(ねずがせき)に到着、ここから新潟県村上市(旧岩船郡山北町)府屋中町までの9キロメートルは徒歩移動です。

 17時20分に村上市(旧岩船郡山北町)府屋中町に到着、ここから新潟交通観光バス雷線で村上市(旧岩船郡山北町)勝木(がつぎ)に向かう最終発車時刻が4分前の17時16分発が出てしまい、新潟交通観光バス勝木営業所まで約3.9キロメートルを歩くこととなり、到着したのが18時23分で、ここから新潟交通観光バス大毎線で村上市(旧岩船郡山北町)北中に向かう最終発車時刻が約30分前の17時54分発が過ぎており、これ以上ゴール瀬波温泉がある村上市に向かう見込みがなくなり、結局、村上市(旧岩船郡山北町)勝木(がつぎ)で足止め=失敗となりました。

 

 足止めとなった村上市(旧岩船郡山北町)勝木(がつぎ)からいずれも新潟交通観光バスさんのバスで、大毎線で国道7号線を通って村上市(旧岩船郡山北町)北中、北中線で国道7号線を通って村上市、松喜和線及び小岩内線でゴール瀬波温泉と残り3本の乗り継ぎです。

 また、村上市からゴール瀬波温泉へはせなみ巡回バス(新潟交通観光バス委託業務)もあります。

 

 

 今回の旅を総評として、田中要次さんと羽田圭介さんの意見は真っ二つに分かれる場面が複数ありました。

 特に見られたのが、一つ目は、二日目の正午過ぎに宮城県大崎市(旧古川市)から大崎市(旧玉造郡鳴子町)まで大崎市民バス鳴子線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で国道47号線と国道108号線の重複区間で行くのか、更に南へ東北最大の都市、仙台市へ向かうのかというところです。

 結果的に、宮城県大崎市(旧玉造郡鳴子町)から山形県最上郡最上町赤倉温泉までバスが何にもなく、更には長距離の徒歩移動が生じることから、羽田圭介さんはJRバス東北さんの乗務員に尋ねて、大崎市(旧古川市)からは仙台市を経由して山形県内に行くバスを見つけ出したことが大きな評価点かと思いました。

 二つ目は、三日目早朝の山形県新庄市から先は、国道47号線を過去にローカル路線バスの旅Z10弾(新潟県南魚沼郡湯沢町~山形県山形市)の逆向き経路で行くかでした。

 その最上郡戸沢村古口から最上郡戸沢村草薙温泉まではバスがありますが、そのバスは最上川の舟下り用のバスで、舟下りが欠航すればバスも全便が運休するという危険性があるとみて、結局、鮭川村営バス羽根沢新庄線で最上郡鮭川村、同じく日下真室川線で最上郡真室川町を経て、真室川町路線バス高坂線で国道344号線を通って最上郡真室川町と酒田市(旧飽海(あくみ)郡八幡(やわた)町)の市境を跨ぐ青沢峠がある高坂まで向かったことが、最終的に路線バスの接続が非常に悪く、結局、ローカル路線バスの旅最大のジンクスである「魔の三日目」となってしまい、更には山形県は北関東(特に茨城県と栃木県)、旧中山道を通る長野県、岐阜県旧美濃国、滋賀県と同様にローカル路線バスの旅最大の鬼門と突き付けられる形になりました。

 三つ目は、鶴岡市あつみ温泉から山形県と新潟県境付近の鼠ヶ関まで、温海地域乗合タクシー平沢線で山形県と新潟県境近くの鼠ヶ関経由の平沢方面の先発時刻が15時49分と最終日の四日目で鶴岡市拠点のバスターミナルであるエスモールとあつみ温泉で2回の3時間以上の待ち時間が発生するなど、最終的には鶴岡市あつみ温泉から山形県と新潟県境近くの鼠ヶ関までのバスを待たずに新潟県村上市(旧岩船郡山北町)府屋中町までの14キロメートルを頑張って歩いて貫いて通していれば、実を言えば成功できていました。

 以上、仮に岩手県盛岡市、宮城県仙台市、山形県新庄市、山形県鶴岡市経由で行った場合の明暗は上記の3つで分かれました。

 今回、勝敗の分け目は序盤の岩手県盛岡市だったことでした。

 実際行った岩手県盛岡市、宮城県仙台市、山形県新庄市、山形県鶴岡市経由は間違いではありませんでした。

 そして、今回のマドンナだった神田愛花さんも非常に健闘したところはありました。