こんばんは。
肩書コンサルタントのウスイです。
今日は
一定数悩んでいる人もいるのではないか？
という、どっちなんだ問題について。
「充足感（足るを知る）」と「上昇志向」
相反するこの２つの心の動きを
自分の中でどう付き合っていくか？
ビジネスや自己成長という点において
上昇志向は大事な心持ちです。
より高みを目指すことは
人としても企業としても大事。
ただ、何事も行き過ぎはよくなくて
現状に満足してはいけない！
ということを過度に捉えてしまい
強迫観念にも似た感覚を持ってしまうと
心の根が育っていない人は
どんどん心を蝕まれてしまいます。
一方
充足感（足るを知ること）を
現状に満足しましょう！
ということにして
自分にとって都合の良い
ゆるすぎる解釈をしてしまうと
楽だけどぬるま湯な毎日になってしまう。
どちらにおいても
加減の難しい問題のように思えます。
僕自身もこの二つの考え方で
あれこれ悩んだことがありましたし
今でも不定期に悩まされることがやってきます。
社会人になってから
ある程度会社で働いていたら
いつの間にか部下や後輩も出来たので
その辺のことを教えながらも
自分自身で悩むこともありました。
今は部下や後輩はいませんが
クライアントさんに伝える機会があります。
ハッキリした結論を持てないまま
濁した話をしたことも幾度となくあります。
あやふやなままではなく
せめて自分の中だけでも
確固とした答えを持って進んでいきたい。
そんな悩みをずっと抱えながら
僕なりの一つの結論に辿り着きました。
僕が現状辿り着いている答え。
充足感（足るを知る）は
過去から現在までの
自分の成長や得てきたものについて振り返り
しっかり向き合い、把握し、
「ここまでよくやってきたじゃん」と
自分のこれまでを認め
受け入れることで生まれる「感謝」のこと。
上昇志向は
現在から理想の未来への差分について
今の自分に足りないもの（必要なもの）を知り
そのGAPを埋めるために成長したいと湧き上がる
「成長的衝動」のこと。
これをベースとして導いたもの。
これまでの人生を振り返り
「足るを知ること」で事象とご縁に感謝しつつ
次の未来に向けて必要なものを知った上で
「上昇志向」を持ちながら、次のステージに歩き出す。
どちらかを選ぶ必要はなく
どちらも大事ってことです。
どっちつかずな答えで
ダブルスタンダードっぽいですよね。
ですが
心が感謝で満たされてないと
欠乏感で満たされてしまい
差分を埋めるためだけの
見せかけの「成長の亡者」になってしまうし
人間の欲でもある衝動を大事にしないと
生きる意欲さえ失ってしまう。
人生や世の中に陰陽があるように
成長と満足にも陰陽はあるってことです。
身に起こる事象現象や訪れるご縁に対し
自然な感じで感謝がそこにないと
満ち足りた気持ちにはなれないと思ってます。
ちなみに感謝というのは
感謝しなきゃって思うことや
そう思い込むことではなく
自然にありがたいなと思えること。
ついでに言えば
誰かに強制される感謝は
そもそも感謝でもなんでもない。
本来、意識しないでそう感じていることが
本当の意味で感謝していることというのが
僕の考える感謝の在り方です。
感謝の対象は人のみにあらず。
自然、万物、状況や環境、あらゆるものすべて。
ただ、人間社会という環境においては
「誰か」への感謝を表すことも大事。
その前提があるうえで
それをどう伝えるか？が
良好な人間関係を築き上げていくために
重要なことだと思います。
それが人間社会というものに関わる部分であり
ビジネスも「人が主役」ですからね。
業界やジャンルを問わず
生産者も管理者も消費者も全て人。
一見、関係のないように見える話ですが
実は根っこの深いところですべて繋がっています。
だから僕自身
人を大事にするビジネスをしていきたいし
そういう人たちとこれからも繋がっていきたい。
「足るを知る」と「上昇志向」
「感謝」と「成長的衝動」
今日の自分を、自分史上最高の自分に。
人生はいつまでも「精進」ですね。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◎初歩的な質問や悩みのご相談はこちら
オンライン相談（２時間）※初回の方のみ
https://kuro-suta.com/onlinesoudan
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◎肩書のことでずっと悩んでいる方向け
人生を変える肩書相談
https://kuro-suta.com/katagakisoudan
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
オリジナル商品とセルフブランド作り
６ヶ月チャレンジプログラム
One’sブランド製作所
https://kuro-suta.com/onebrandseisakujo
