たった「一文字」で人生は変わる

おはようございます。
肩書コンサルタントのウスイです。

クライアントさんの使う言葉に

なんか違和感を感じたり
逆にピンとくるものを感じたり
そういうことありませんか？

僕はよくあります。

肩書を考える時はもちろんですが
クライアントさんのビジネスモデルを
セッションしながら一緒に作っている時や
相手の内側にあるものを探していく時など
会話に言葉が必要な以上
そういう機会はかなり多いです。

その際
たった一文字で印象が変わる
ということが日常茶飯事的にあり
大げさな話ではなく
その一文字でスイッチが入り
人生が動き出す人を
この一年だけで、何人も見てきました。

いったいどういうことか？

下の二つの文章を見てもらえば
わかる人にはすぐわかると思います。

・なんとかなる
・なんとかする

読んだだけでイメージが違う感じわかりますか？

この文においては
どちらもわりとポジティブな言葉です。

「なんとかなる」は
良い結果を信じて
前向きに事態を捉えようとする気持ち。

「なんとかする」は
他に頼らず自分（達）で
良い結果を手繰り寄せようとする強い意志。

もう少し分けて考えると
前者は前向きだが、受け身、かつ受動的で
後者も前向きだが、主体的、かつ能動的。

起業してご飯を食べていこうとした場合
どちらの言葉を胸に持っていた方が
事業の成功に近付けるか、一目瞭然です。

個人事業主やフリーランスにとって
起業というのは誰かが守ってくれる世界から

自分の身は自分で守る世界に飛び込むこと。

つまり

主体的に動かないと生きていけないので

後者の方が起業には必要な言葉ってことです。

僕は肩書というものを通じて
言葉を生業に仕事をさせて頂いているので
たかが一文字、されど一文字
このたった一文字の描き出す未来に
クライアントさんの未来を見出しています。

言葉は見えないものなので
その価値をないがしろにされがちですが
自分の未来をどう進むか決める時
実はこの一文字に左右されることも多いんです。

無意識過ぎて気付いてない人が多いですけどね。

あなたが自分の中に持つ言葉には
どんな言葉を使っていますか？

なんとかなるという受け身なものか
なんとかするという主体的で行動を生み出すものか。

まずは

その確認だけでもしてみることをお勧めします。

それと
こちらは一文字ではありませんが
似たようなところでは
肩書やキャッチコピーを考える時も
タイトルや文面を考える時もどんな場面でも同じです。

例えば
ママが幸せになる講座なのか
ママを幸せにする講座なのか

人生が変わるコンサルなのか
人生を変えるコンサルなのか

言葉から受ける印象が
だいぶ変わってくるのがわかるでしょうか。

ちなみに
お客様に向けたタイトルに使う場合などは
受け身の言葉を使う方が楽に聞こえるので
戦略的に言葉選びをすることもあります。

稼ぐ、より、稼げる
売る、より、売れる
変える、より、変わる

言葉のイメージ一つで、集客の成果も変わってきます。

ついでに言っておくと

受け身の言葉に反応した集客で集まった人は

成果が出にくい人の集まりになる傾向もあります。

受け身の言葉は

いわゆる「楽して稼げる」みたいな安易さもあるので

集客数は期待できますが

集まる人がそういう受け身の人たちなので

その後のサービスを買わなかったり

買ったとしても、受け身のまま

講座やコンサルを受ける可能性も高いので
受け身である以上、成果が出にくいってことです。

そういう点も含めて

言葉の打ち出し方は考えてみてください。

これは余談ですが

僕が肩書セッションでよく頂く感想の中で
特に多いのが「しっくりきました」というもの。

これは、肩書制作に使った言葉が
おそらくクライアントさんの気持ちに
ぴったりフィットしたから頂けた言葉です。

そのしっくり感というのが
この一文字の世界で生み出される。

これまでのクライアントさんとのやり取りから
そういうものだろうと仮説を立てて捉えています。

たった一文字で変わる未来。

その正体は
その一文字によって紡がれた言葉で
思考のスイッチがパンッと切り替わり
心に火を着け、行動に移ることで
習慣と日常を変えていく。

あなたの人生を変えるのは
あなたの頭の中にある一文字が
きっかけになるかもしれません。

日頃、何気なく使っている言葉。

そこに少しだけ
意識を向けてみてはいかがですか？

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