人はパッケージでモノを買う | 肩書職人のひとりごと

肩書職人のひとりごと

個人事業主やフリーランスとして
人の役に立ちながらも
自分らしく生きていきたい人に向けて
仕事やビジネス、人生観など、
肩書職人から見た話を綴っています。

こんばんは。
肩書コンサルタントのウスイです。

1月も早半分を過ぎましたが
あなたは今年一年の動きを
ざっくりでもいいので何か決めてますか?

僕は個人的なチャレンジとして
Youtubeチャンネルの開設と継続を
活動の一つに掲げています。

ちなみに
・Facebookライブ配信の継続(推しともライブ)
・Youtubeチャンネルの開設と継続
・電子書籍出版
という、この3つが僕の今年のチャレンジです。

他の2つについてお伝えするのは
また別の機会に置いておくとして
今日はYouTubeに関わることを決めてから
普段の活動とリンクした話をお伝えします。

このブログが「肩書職人のひとりごと」という
タイトルにしていることもあって

文字通り僕の仕事は

 

肩書に特化したものと
そこから派生したブランディングのサポート


この2つがメインのお仕事になっています。

そこに繋がるコンテンツとして
自身のYoutubeチャンネルを始めようと
今、いろいろ準備を進めているのですが
しっかり向き合うのには未領域だったので
動画や記事など、まずは得られる知識で
初歩的な部分を知ることから始めています。

正確には昨年末くらいには動き始めているので
1~2ヶ月間、知識のインプットからやってきた
という感じですかね。

その中であらためて強く感じることがありました。

それは
ビジネスもYouTubeも入り口が大事ということ。

YouTube自体がビジネスであるという点はさておき
どちらもお客様の行動パターンは同じである

そこに今さらながら、大きな気付きがありました。

以前から

YouTubeはサムネ(サムネイル)が大事!
って話を何度となく聞いていましたが
あらためて一視聴者の側に立って考えてみると
なるほどなぁと思わされることばかり。

現役YouTuberの方には

再生数が伸びずに悩んでしまい


内容が面白くないのかなぁとか
もっとウケのいいものを作らなくちゃとか


中身の改善にばかり目を向けて
泥沼にはまってしまう人も
実は少なくないようです。

自身のチャンネルではありませんが
知人のチャンネルに間接的に関わった時も
たしかにそんな感じの悩みを
聞いたことがありました。

ですがこれは
冷静に考えればわかることですが


再生数が伸びない、上がらないということは
そもそも再生されていないということ
なので
中身の話ではないんですよね。

これって例えば、飲食店で言えば、

 

看板や店の雰囲気を見て
なんとなく入りづらいから入らない・入れない。

気にも留めてもらえないから
お店に入ってこない。


なんなら

そもそも店の存在を知られていない。

知らないなら、入ってこないのは当然で
味やサービスの問題ですらない。


なのに、当事者であるその人は
「食べてもらった前提」で悩み
対策を考えようしている。


味の感想をもらう前から
あれこれ改良しようとしている状態
です。


本当に改善すべきは
店を知ってもらうこと
であり
知ってもらったうえで

美味しそう、行ってみたい、食べてみたいと
お客様の心理を来店に向けて誘導すること
です。

味やサービスの改善はその次の話です。

これと同じことが、YouTubeでも言える。

Youtubeチャンネルにとっての看板はサムネです。

ちなみに、起業家にとっての看板は肩書です。

プロフィールや自己紹介も大事ですが
それは、肩書に惹かれた人が、
次の段階で詳しい情報を知るために見るものです。

肩書と同列で並ぶのは、キャッチコピーや
あるいは画像・ショート動画です。


そもそも対象の人(お客様)に
見向きもしてもらえないのであれば
商品やサービスの購入なんてありえません。


だから、YouTubeの場合
まずは注目を惹くためにサムネが大事です!
ということを誰しもが言っている。

商売やビジネス目線で考えれば
どの業界・どの商品においてもこれは同じ。

僕は以前、書店でも働いていましたが
そこで常に意識していたことは
お客様にその本の存在を知らせること。

だから、コーナーイベントを設置したり
POP、あるいはポスターで目を惹いたり
「ここにこんな商品がありますよー」と
本の存在を、人の手を介して教えていく。

お客様にその本を手に取ってもらうまでが
ある意味、書店員の大きな役割
です。

書店員時代、アルバイトスタッフにも
何度も繰り返すように伝えていたことです。

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僕ら(書店員)の仕事は
その本を必要としている人に
本の存在を教えてあげること。

お客様が手に取った後
その本が買ってもらえるかどうかは
その本の持つ力次第。

手に取って、パラパラと中身を見る。

目次を読んで、どんなものか雰囲気を知って
それが面白いと思えば買うし
タメになる、役に立つと思えば買ってくれる。

パラパラと見た後、惹かれるものがない
あるいは、思ってたのと違うなど
期待したものでなければ、棚に戻す。

そこはもう、僕らが押し売りする領域ではなく
あくまでもその本が持つ力次第。

手に取って選ばれなかったとしたら
しかたがないとしても
そこに導いて、手に取ってもらうまでは
僕らの仕事だよ、と。


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もちろん、POPや内容紹介の販促物で
コピーライティングの力を駆使し
興味を強烈に惹きつけることも大事です。

しかし、そうは言っても
最終的に中身を確認して
買うか買わないかを決めるのは
お客様であり、その決め手となるのは
本の持つ中身(コンテンツ)次第です。

本と似たようなところで言うと
音楽の世界も同じですよね。

今はダウンロードやストリーミング再生が
主流となっていますが
基本的にはサイトの中に

昔と変わらずジャケットの表記があります。

 

余談ですが、ジャケットとは

レコードを入れるために使用する紙の袋のこと。

レコードの曲名、解説、写真などが印刷してある

いわゆるパッケージ(デザイン)のことです。

 


音楽の場合は
そもそもその曲を知っているという前提があって
購入に至ることも多いわけですが
レコードやCDが主流の時代は

視聴という文化もまだ馴染みが少なく

メディアで流れる有名な曲を除けば
なんとなくジャケットが気に入ったから買ったけど
実際聞いてみたら、曲も良かった、
あるいは反対に、ハズレを引いたなんてことも
よくある話でした。

また、業界の違うところで考えると

飲食店では食べる前にメニューを見て

美味しそう、これ食べたい!

ってことで注文を決めています。

初めて食べるものついては
当然、味を知りません。


他の店などで似ているものを食べたことがある。

そういう記憶も辿りながら、それを注文します。

YouTubeもそう。

初めて見る人のコンテンツは中身を知りません。

どんな人が、どんな内容の動画をあげているのか?

面白いのか、そうじゃないのか?

知らないけど、パッケージ(サムネ)を見て
ポチッとクリックして、再生するわけです。

スーパーで野菜を買うのだって同じ。

見た目が新鮮そう。
色艶がよく、美味しそう。

食べてないのに
外側の情報だけで判断します。

これは、物を買うという行動において
どの業界でもジャンルでも、基本は同じ。

コーチ・コンサルの仕事も当然同じです。


そう考えると、ほとんどの買い物では
ジャケット=パッケージを見て

買うかどうかを判断することから

 

人はパッケージでモノを買う

 

というのがゆるぎない事実ってことになります。

 



集客や販売など問題改善の本質は
実はこういうところにあるので
問題を冷静に見極めるというのが
いかに大事なことか
わかるような気がしませんか?

そもそも

中身の良さを知る前の段階なのに
答え合わせすらしていないものについて
一生懸命、改善ばかりを考えている。

もし、心当たりがある場合
問題はそこじゃない
ということにいち早く気付き
適切な対処・改善をしてくださいね。

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