【奉祝】新天皇陛下 御即位【奉祝】

 日本の戦後民主主義は、経済発展に次ぐ目標を掲げることができないまま、他の先進国と同様に高齢化が進み、
我が国は、このまま 理想や目標を持てないまま、衰退へと向かうものかと思われていました。

 そのような中、平成の天皇陛下、上皇陛下が、当時皇太子だった今上天皇陛下への譲位の御意志を表明されました。

 憲政史上初となる譲位ということから、日本国民のなかには不安を感じた人も多かったと思われますが、天皇陛下 御自らが、その御身を以て、日本国の象徴として、我が国の『若返り』を示されたことにより、
国民の意識にも、良い変化が見られたように思います。

 天皇陛下は、我々にとっての理想を『象徴』される御方であり、
我々の、次の目標を示してくださる尊い御方でもあります。

『象徴』という意味についても、恥ずかしながら、自分達の問題として考えてこなかったことから、
なかなか肯定的に評価することが出来ずにいましたが、
上皇陛下の強い御意志と、その大御心を継承された今上陛下の固い御決意から、
私自身、象徴天皇に関する認識を、改めなければならなくなりました。

『象徴』とは、神聖にして侵すべからざる地位であり、
決して、軽々しく扱って良いものではないのです!!

 令和時代は、日本再生の時代にしていきたいと思います!

天皇陛下 万歳!!




令和元年5月1日

日本救察隊総本部 忍(しのび)



 

  

 

 

 

 



昭和2X年生まれの私の親父も、昭和天皇寛仁親王(※髭の殿下)に対する敬愛の念は持っていたようでしたが、

令和の皇室に対しては露骨に不敬な態度をとるようになり、
皇太子妃時代の雅子さまをバッシングする陰謀論に同調したり、天皇陛下に対しても「浩宮」と呼び捨てにする始末でした。


 


政治志向としては、単なる 「権威主義者」の ポピュリスト であり、
平成28年8月の『天皇陛下 お気持ち表明』に際しても「平成天皇」には興味を示すことはありませんでした。

今を振り返れば、親父は 武断的な古い道徳的価値観 戦後の頽廃主義的な文化 の悪影響がないまぜになった『老害』の典型であり、
最後の方は、自分に支給される年金の額ばかりを気にしており、公僕として奉職していた頃の精神すら忘れているようでした。

単に、私が買い被っていただけなのかもしれませんが(笑)。

 


 


昭和天皇自身は、終戦後も先の大戦について悔恨されており、
『退位』について言及されていた記録も残っています。

しかし、昭和天皇が退位されたとしたら、当時の世相を鑑みれば、
内外に対して誤ったメッセージを与えることにもつながりかねないものであるのは間違いありません。

ですが、昭和天皇のケースが全てに当てはまるわけではありません。

上皇陛下が、自分が天皇に即位された時と同じタイミングで、皇太子(※今上陛下)に譲位されたことは、
『象徴天皇としての務め』を、安定的に継承するために必要なことだったと思いますし、
歴代天皇 についても、それぞれの事情があったことくらい想像できそうなものです。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

自分が生きていた時代の価値観だけが絶対だと思わない方が良いですよ。