黄色い花

 

 

 

 

前回に書いたこれ上矢印に加えて次女のクセで困っているのが

・「愚痴」ではなくて「文句や悪口」が多いところ

相手の都合をまったく配慮しないで

気に入らない事だけに集中してるからな気がする

愚痴好きな私でも聞いててキツい時が多い

・それと、不満・不幸に目が行き過ぎるところ

ちょこちょこともう少し自分で幸せを感じる力を

手に入れる努力をしてもらいたいと伝えてはいるけれど

 

 

 

 

 

そんな次女の特性とこちらの都合とのバランスをとるのに

日々疲れ切っているところに今回の件。

今回の場合、学校に送って欲しい日が2日あってその日は1日目。

自力で歩いて学校へ行った次女が

学校から帰ってきてからの会話がこれ…

 

 

 

 

次女:「今日ギター持って学校まで歩いたんだけどすっごい重くてうんざりだった

      でも帰りは風とか鳥の声とか聞こえて来た」

   私:「そうなんだ。自然を感じてちょっとはいい気分になれた?」

次女:「は?別に…」

   私:「え~もうそこは『いい気分だった』でいいじゃん(イチイチ面倒くせ~)

次女:「むかっなんで⁈いい気分じゃなかったんだからそうじゃないって言っただけじゃん!

      なのになんでそんな事言われなきゃいけないの⁈むかっ

   私:「…ブチッむかっじゃあ何?この話なんの話⁈」

次女:「別に。こうだったって話」

   私:「は?何?じゃあお母さんは

     ただ次女がそう思っただけの話を聞かされるだけなの?

     その上でなんの感想も言っちゃダメなの?

     そんなのこっちは何もおもしろくないんだけどむかっ

次女:「なんで⁈こっちは思ったこと言っただけなのになにがいけないの⁈」

 

 

 

 

 

 

…はい~あ~疲れる

次女曰くこの時

ただ私に「そうなんだ」と言って欲しかっただけだそうで。

そうやってただ聞いて欲しいってことはずっと前から言われていた。

それは私の都合は押しのけて次女の為だけにひたすら感情をころして

「あーそうなんだ」と言って欲しいという要求

 

 

 

 

 

ムリゲーでしょ。

 

 

 

 

 

今回の場合、私の方にどんなことが起きていたかと言うと

・朝、「やりたくない」と言う理由で次女を送ってあげられない罪悪感は

少なからずあるから

①のセリフが次女からの「お母さんが送ってくれないから大変だった…」

という嫌味に聞こえたから「そうなんだね」とはとても言えなかった

 

 

 

 

 

・次女自身の小さい不幸をしょっちゅうまき散らされることへの嫌悪感から

「頼むから少しでも幸せを拾う努力をしてくれよ」という気持ちから

結果説教染みた嫌味な答えになった

 

 

 

 

 

・更にこの時はこの事件下矢印からまだ2週間しかたっていなくて

まだまったく立ち直れていない時

次女がきっかけで気落ちしているのに

そんな次女の為に使うおもいやりなんて持ち合わせていなかった

 

 

 

 

 

 

・次女はいつも「思ったことを言って何がいけないんだ」と怒るけど

それこそ次女の話を聞いた私が好きなことを言うと

何でムッとされなきゃいけないんだって話で

自分の言論の自由を主張するなら私の自由も尊重しろよっていう…

 

 

 

 

 

 

あ~もういちいち面倒臭い…

 

 

 

 

 

この件は次女と話し合ってそれなりに理解してくれたようだけど

実は私がムカついた理由はもうひとつあって。

例え次女が相手の気持ちを想像するのが苦手だとしても

もし次女の言う通り、本当に他意の無い会話をしたつもりだったのなら

逆に私のせりふを面倒くさがって

「ああそうそう いい気分だった」で終わらすパターンもあったはず

いつも私の話しを面倒くさそうに聞く様に

 

 

 

 

 

でもそれをしなかったという事は、実は腹の底に

私から「大変だったね。2回目は送ってあげるね」って言い出すのを

期待してる部分もあったよね・・・?

 

 

 

 

 

と、これを言ったところで絶対否定されるので言わなかったけど。

『気持ちが無い』というのと『気持ちに気が付いていない』というのは違うよね

 

 

 

 

 

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 

 

 

 

ってことをずっと途中書きのまま書けずにいたら

昨日、また次女と揉めました

ここ最近、このパターンの言い分が顕著に出てくるんだけど

今さら?何でだろう?自我が今ぐぐっと成長してるの?

自我が強いのは小さいころからだったけど

このパターンが来るのは中学生くらいだと思っていて

この時期にさらに酷くなるとは想定外だった

やっぱり成長が2・3年遅れてやって来るってことかな?

 

 

 

 

 

 

今回も次女の『私は思ったことを言っただけ。

お母さんだって好きな事言ってるのになんでいつも私だけ怒られなきゃいけないの!』

というパターン

この状況を次女に理解させるのに2・3時間

その間ずっと私もキレまくり

キレながらどう話せば次女が理解できるのか考えながら話していたら

 

 

 

 

 

だんだんと分かってきた

私が子どもの頃の、あの

母と話すといつも訳の分からない世界に連れて行かれる感じ

話が通じなくてなんで全て私のせいにされるのか分からなかったあの感じ

 あの訳の分からなさがどう起きていたのか。






さすがに言葉では説明できないけど

『ああ、こういう事(次女の言い分と同じ事)が母に起きてたんだな』というのは分かった

 

 

 

 

 

あの頃は『親がおかしい人間の筈がない』前提と

私自身がどうしたって立場が弱い子ども、

世の中の事も知らない子どもだったこと

そりゃ母のムチャクチャに巻き込まれても仕方が無かったよなと思えて来た

だからって母を許そうとは全く思えないけど

自分のことは『よく頑張ったな』と心底思えた

そう思うと次女に感謝の気持ちすら湧いてくる

そんなこと言っても次女からしたらいい迷惑だろうけど

 

 

 

 

 

 

きっとこれからも同じパターンの事は起きるだろうし

その度に私は頭に血が上るわトラウマは刺激されるわで

しっちゃかめっちゃかになるだろうけど

もう少し冷静に次女と話が出来るようになれるといいな