自己啓発系＆ビジネス系に少し疲れてきた今日この頃
たまたま立ち寄った本屋でお気に入りの作家さんの新作があったので購入、読了しました
「定年オヤジ改造計画」
垣谷美雨さんと言えば
親婚活の実体を描いた
「うちの子が結婚しないので」
や
老後2000万円問題を描いた
「老後の資金がありません」
その他、社会問題を取り上げた作品を出しており、作品の最初から終盤９０％くらいまでは厳しい現実に気持ちが落ち込む話なのですが、最終的にプチハッピーの兆しを見せて終わります
ある意味安心感のある作品なのです
今回は題名からも想像できるように
大企業で定年まで勤めて「女は家で子育てするのが当たり前」という昭和の価値観を持って生きてきた主人公が妻の「夫源病」や孫の保育園の送り迎えなどを契機に、家事と育児のストレスを痛感していくという話です
予想も期待も裏切らない内容だったといことと、久しぶりの小説だったのでかなり没頭し、２日くらいで読了しました
少しパンチがあって、若干ぞくぞくするけど、最後はいい気持ちで読み終わりたい
そんな気分の時には垣谷作品はおススメです
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