7月某日。
ふらりと立ち寄った池袋の本屋。
さすが都会の本屋は品ぞろえがいいですね。大人買いしました。
「わが子が『お友達』関係で悩まない本」
小学校の教員を長くやっていた著者がその経験をもとに、書き綴った本。やはり小学校っぽさはありますが、自分の理念と共感するもの、具体的な指導に役立てそうなものがありました。
危ない危ないと言って、何もやらせないでいては、いざという時に、何も出来ない大人になってしまいます。
→ある程度の距離を置きながら見守るのがいいでしょう。
相手の立場、状況、そして感情を想像して、それに寄り添ってあげる。それが出来る子は、お友達として受け入れられるのは当然かもしれません。
→そういう心を育てるの大事。
わが子の「好きなこと」「得意なこと」を見つけてあげて、伸ばしてあげることです。
→勉強ばかりに目を向けないで!
「違うもの、異質なもの、異なったもの」に対する考え方、それらを受け入れる器の大きさは、人間関係を良くする上でとても重要です。
人間関係において、相手を認める力、自分と違うものを受け入れる力はとても重要になってきます。
1わが子をお友達と比較しすぎない。
2お友達のいいところに気づかせてあげる。
3わが子のいいところを褒めてあげる。
→他人と自分の違いを認めることが出来れば、他人と違う自分を認めることが出来る。
褒められることで、子どもの自身の自己尊重感が育つとともに、他の子に対して尊重する余裕が生まれます。
→自分が好きなら相手も尊重できる。
それはお友達関係をスムーズにするために必要な「相手の気持ちを想像する力」を養ってくれます。…「なぜ?」「どうして?」を「どうしたら?」に変換してみてください。
→この力の重要性。
まず親としては、「子どもは、親の心をおもんばかろうとする」ということを知っておく必要があります。
→いつまでも子どもだと思っていては…
いじめる理由はなんでもいいのです。何かしら「いちゃもん」をつけて、ストレスを解消したり、優越感を味わったり、憂さ晴らしをしたり、ゲーム感覚で屈折した楽しみを味わったり…。
→その他構造的な問題を多くはらむこのいじめという問題は、大変です。
後半は学校に対して保護者がどう振る舞うと良い関係が築けるかという話なので、自分の心に響くようなものは特に 笑
低学年を預かる身としては参考になることばかりでした。
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