収穫2024 その15 ──ゴールデンウィークらしい活動── | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

やはり回るなら東。



というわけで大阪東部を攻めてみることにしました(笑)。阪神高速ぶっ飛ばしてな。



喜連瓜破→八尾→東大阪→門真→守口→梅田→尼崎のブックオフとユニオンを巡りつつ、チキンタツタとラムステーキを食べる、楽しい楽しいドライブ。
……何やってんだろうな僕は(苦笑)。いやまあ気持ち的にもうやらざるを得なかったわけだけど、結果翌日昼まで起きれないっていう……。



まあいいや。ここで今回の収穫。



No.029:Leonard Bernstein: Vienna Philharmonic Orchestra『Mahler: Symphony #5』 ¥792
ちょっと前から気になっていた盤。バーンスタイン・ウィーンフィルの第5番は別次元に行っている、と何かで読んだんだけど、それが何だったか思い出せない……。
盤自体はちょいちょい見かけてたんだけど、最近特に盤齢というか、発売から何年みたいなのを気にするようになってて、ちょっと手を出しかねてた(カラヤン・ウィーンフィルの『悲愴』もそう)。今回の盤は2011年発売という事で、迷わず購入。

Mahler: Symphony No. 5 - I. Trauermarsch (Live)

マーラーといえばバーンスタイン、という所でもあるのだけど、僕の棚にはベルリンフィルとの第9番と晩年の第1番しか無い。それより先にテンシュテットに突っ走ってしまった。
評論などを読む限り、両者ともに一言で言うと「没入型」の指揮者で、テンシュテットが音楽に没入するのに対して、バーンスタインは自分自身に没入するという感じ。どちらが正しいとかではなく、そういう演奏なのだという事。
その違いを味わえるのはまだ先になりそうだけど、それこそ『悲愴』だって時間はかかったけどちょっとずつ物は言えるようになってきたわけで、マーラーも焦らずに取り組んでいきたいと思いますね。



No.030:Seiji Ozawa: Boston Symphony Orchestra『Mahler: Symphony #1 (With "Blumine")』 ¥330
喜連瓜破にせよ八尾にせよ、品揃え自体はそこまで良くなかったので、多分もう当分行かないと思う(苦笑)。いや、バイクで阪神高速をこなせるかというテストでもう1回くらいは……?
もとい、それでも1枚目を喜連瓜破、この2枚目を八尾のスーパーバザールで買って、後のブックオフは全て空振りだったのを考えると、今回に限っては「呼ばれていた」のかなと。

Mahler: Symphony No. 1 in D Major - "Blumine". Andante allegretto

小澤征爾の盤を集めようと思った時に、まず頭に浮かんだのがマーラーの第1番、それもボストン響と1回目に録音した盤だった。改訂によって削除された楽章「花の章」を含む演奏を折角だから聴きたいと思ったからだ。
……高くて手を出せなかったのだけど(苦笑)、しかし安いにしてもここまでのは想定してなかったな。
まあ実際は削除された版の方に慣れ親しんでいるので、あくまで参考という事にはなるのだけど。なるほどなー、という。


Mahler: Symphony No. 1 in D Major - 3. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen

全体的に、規範的な演奏なのかなと思う。面白味が無いとまでは言わないけど。
例えばこの第3楽章で、冒頭の「フレールジャック」の部分をかなりスローに演奏し、メロディが変わる部分からテンポを上げるのだけど、葬送音楽の陰鬱さと打って変わった陽気さの対比という点では正しい解釈だと思う。
ただ、ケーゲル・ドレスデンフィルの演奏だと、「フレールジャック」もそこまで速いというわけではないけど、続く部分で一気にペースを落として、軍楽調になる所でまた上げてというのをやっている。恐らくそちらの方が特殊な解釈で、僕としてはそちらの方に心が惹かれる、という話。



No.031:Carl Schuricht: The Hague Philharmonic Orchestra『Bruckner: Symphony #7』 ¥480
ユニオンにだったらあるだろう、と思っていた盤で、案の定ユニオンにあった。今回の買い回りは大成功と言っても良いだろう……その割に、何か徒労感はあるけれども(苦笑)。
それにしても……カール・シューリヒトとハーグフィルハーモニー。今までに一回も出したことのない名前で、今後も一回もないかもしれない。
戦前から活躍していた大物指揮者については、大体音盤を買ってきたと思うのだけど、シューリヒトについては何か食指が動かなかった。フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュ辺りに比べて薄味な印象があったのがその理由。
ちょっと前に、松本宗利音という指揮者のインタビューを読む機会があったのだけど、その人の親がシューリヒトの大ファンであり、シューリヒトの録音はほぼすべて持っていて、シューリヒト夫人と家族ぐるみの付き合いがあり、名前もシューリヒト夫人からつけてもらった(宗利音で「しゅうりひと」と読む)、という内容から俄かに興味が出てきたところに、ブルックナー専門サイトのレビューを見て、これは買うべきかな、となった。


Bruckner:symphony No,7:Schuricht/Hague PO '64:High quality sound version

とりあえず、演奏時間60分ちょうどというのは、カラヤンやケーゲルと比べても5分前後、チェリビダッケとだと18分短い……いや18分て(苦笑)。まるまる一楽章分とかやんけ。
それだけ演奏時間が違っても、何と言うか、違和感はそんなに無い。それで言うと、チェリビダッケのもそこまで遅いとは思わなかったし。ベートーヴェンだとさすがにそうはいかないだろうけど、ブルックナーだとありかなと。
版の違いによる音の差異も含めて、毛色の違う盤を一つ持っていたかったので、色々な意味でこれはドンピシャです。しばらく聴き込もう。



といったところで明日からまた仕事。まあ今年に関しては、むしろ良く休めてる方かなと。