収穫2024 その4 ──冬のソナタ形式── | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

今日も今日とて、この寒空の下をわざわざ余分に一枚着込んでまでバイクでお出かけした馬鹿野郎が、何を隠そうこのわたくしでございまして(苦笑)。



目的は兵庫県西部のブックオフ巡回。まあ殆ど、無いことを確認するためと言っても良いくらいのもんだけちょっと待って何このSL!?

というわけで(笑)、ここで今日の収穫。



No.007:Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra『Tchaikovsky:Symphony No.6"Pathétique"・Romeo And Juliet』 ¥693
カラヤン? の『悲愴』? もっと前に買ってそうじゃない? と、誰にかはわからんけど言われそうな盤ではある。
うん……っていうか買ってます(苦笑)。改めて見返してみると7年半前の……あー、それこそこないだ意識が飛びかけた(苦笑)、件のベト7と同時に買ってましたわ。


Tchaikovsky: Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, TH 30 "Pathétique" - I. Adagio - Allegro non...

正規録音だけでも7種(!)あるカラヤンの『悲愴』において、今回買った1976年版は良く巡回しているサイトでも比較的評価が高い録音であり、一方前回買った1964年版はそもそも持ってないという(苦笑)。まあ別のサイトでは評価が逆転したりもしてたけど。
で、一応聴き比べてはみたのだけど、正直わからん(苦笑)。弦の響きが、今回買った方がクリアな気はしたけど。どちらの録音もベルリンフィルの高機能さと、カラヤン流の美的表現が存分に発揮されていると思いました。

……カラヤン・ベルリンフィルの『悲愴』でいうと、日本での最後のライヴの録音もあるんだよな。それはそれで欲しい……。



No.008:Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra『Mahler: Symphony #9 』 ¥797
初めての1曲2枚組CDは、バルビローリでもテンシュテットでも、もちろんチェリビダッケでもバーンスタインでもなく、カラヤンのマーラーという事になりました。
……我ながら意外と言えば意外だけど、元々初物はカラヤン・ベルリンフィルでというのが半ば決まりごとになっていたので、その流れが復活しただけとも言える。

演奏について言えることは無いのだけど、この盤自体について若干気になることがある。
まずディスク1に第1・2楽章、ディスク2に第3・4楽章という配置は良い、のだけど、何かトラック数が合計30とかになってる意味がわからん。普通1楽章につき1トラックだろ。
あと、まあ多少なりともCDの寿命とかが気になった関係でちょっと調べた時に、80年代半ばまでに発売されたディスクの中心が銀色の盤がヤバくて、後年の盤は対策されて改善している、という記事を見たことがあるのだけど。



……うん。
カラヤンのマーラー第9番て、1982年に録音されて1984年に発売されたんだけど、多分このCDは言うなればそのオリジナルだわ。再販とかリマスターとかじゃない、その当時のヤツだ。トラック数にしても、CD黎明期故の試行錯誤というか混乱というか、そういうもんだろうな。
まあ歴史的な価値は感じなくもないけど……早晩買い替えかな……。



欲しいものが手に入ったのに、何か微妙な気持ちになりました。心なしか体調もよろしくない気もするので、もう暖かくして寝るか……。