2015年宝塚記念展望 ――4歳牡馬の正念場―― | Everyday People Dance To The Music

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えー、この週末、宝塚記念を現地で観戦することが、正式に決定いたしました!

……いや僕独りで決めただけなんだけど(笑)。まあやはりね、ゴールドシップは一度見ておかないと、と。
本当は3冠決定の菊花賞までとっておくと言う線もあったんだけども、ドゥラメンテにはどちらかと言うと凱旋門の方に行って貰いたいという……期待、と言うのはまあ、うーん、ちょっと違うんだけども。

で、応援馬券(「がんばれ!」の文字入り)は買うにしても、本意気の予想もそれはそれでやっておかないとなあ、ということで。



今回出走する4歳牡馬は3頭。
……ダービー馬と菊花賞馬が揃ってもなお、やはり寂しいと言う感は否めない。本来ならこの世代が主役かそれに準じるポジションにいて然るべきなのだが……まあとは言え、去年はエピファネイアもキズナも出ず1頭のみの出走だったのだが。


2015 Dubai Sheema Classic Presented By Longines (Group I)

少なくとも、ワンアンドオンリーの去年の秋の敗戦に関しては、全て何らかのエクスキューズがつけられるように思う。
ただ、だからドバイの3着がこの馬の本来の力なのだ、と言われると、初遠征云々と言う点を加味しても「本来の力でこれなのか?」と言う感は拭えない。

久々と言う点には、3歳春以降のこの馬が休み明けにこそ良い走りをしてきた点を鑑みれば、問題は無いと見ている。コース適性も高い。
ただ、他はともかくゴールドシップに真っ向から挑むには、この3ヶ月間で長尺の進歩を見せていない限り、やはりまだ線が細いと言わざるを得ないところだ。
基本的には同父のヌーヴォレコルト同様、インの好位で脚を溜めて差す、こすっからい競馬を指向するべきだと思う。……と言うか、ハーツクライ産駒3頭はほぼ同じような位置取りになるのかも知れん。

ここの結果次第で凱旋門という話だが、キズナの身代わりのような遠征よりもこの馬には府中の方が似合っているように思うのだけど。


菊花賞 2014 トーホウジャッカル

トーホウジャッカルの勝算は、有体に言ってさらに薄いと言わざるを得ない。この馬自身の地力云々以前に、ここまで復帰戦がずれ込んでしまった経緯を考えると、到底推せないというのが正直な所である。

8ヶ月ぶりの実戦でGⅠを勝つというのは、余程破格の能力を備えていないと為し得ない偉業だ。
そしてそのレコードタイムで誤解されがちではあるけれども、トーホウジャッカルがそこまで抜きん出た力を見せた例など、これまで一度も無いのである。

……それでも、応援馬券は買っておきたいところではある。とりあえずここは無事に回って、秋に更なる飛躍を。


トーセンスターダム  ランヴェットS

トーセンスターダムは、レースの格とかもそうだけど、単に多頭数が苦手なのではないか?
ダービーのときの内埒アタックもそうだけど、アゲインストな場面で堪えることが出来ない脆さがあるように思う。ドバイシーマクラシックでワンアンドオンリーと同じ位置取りでレースを進めても、直線であそこまで踏みとどまれないのではないか。
そうであるならば、やはりここは厳しいということになるが。



現状この世代は、「フジキセキ産駒があわや2冠を達成する所だった」という一言で片付けられてしまいそうな気配である。
無論それは飽くまでその時点での話で、それこそモーリスのように成長を見せて大レースを勝つ馬がこれから現れる可能性は大いにあるし、それが今回だということもあり得る話だ。
……僕はその可能性は、それ程高くは無いと見ているのだけれど。