2015年宝塚記念展望 ――水も滴るイイ女たち―― | Everyday People Dance To The Music

Everyday People Dance To The Music

日々人は音と共に踊る

ゴールドシップとエピファネイア、そしてラキシスは、同じように重い馬場で強さを見せていながらも、その強さの質は三者三様という面白さがあった。
その一角が欠けて、大本命ゴールドシップに挑む一番手ラキシス、という構図に現在はあるようである。


ラキシス 産経大阪杯 2015

ゴールドシップが敗れるという可能性、それも走る気が出ないで負けるというのではなく、得意のコース・馬場・展開の中で真っ向正面から打ち負かされるという可能性は、一番考え辛い線であるからこそここで考慮に入れなければならない。
……それこそ、ゴールドシップの母の父であるメジロマックイーンが、ライスシャワーに直線でぶち抜かれたような場面だ。

それを生じせしめるとするなら、それこそ当時のライスシャワー程の上昇機運と、強靭な末脚が要る。
そこでラキシスをやはり第一番手とせざるを得ない所だが、しかしそこまでの域に達しているのかどうかにはまだ疑問符をつけたい所だ。
……まあ、マーティンボロやマイネルラクリマといい勝負をしていた馬がキズナを圧倒したのだから、長尺の成長があったのは確かなのだろうけど。


中山記念 2015 ヌーヴォレコルト

ラキシスの大阪杯のインパクトが強すぎて、ヌーヴォレコルトの中山記念を忘れていた。
ただ、好位で脚を溜めて、抜け出したところに襲い掛かるという戦法は、今回の勝利を見込む上ではより現実的であるようにも思える。
昨年の女王杯時点でラキシスとは互角以上、後は成長度でどうかという所。少なくとも前走の結果は度外視して良いと思うが。



宝塚記念55回の歴史において、牝馬の勝ち馬はこれまで2頭。少ない、だから厳しい、と言えば確かにそうだ。
ところで同じく宝塚記念55回の歴史上、連覇を達成したのは僅かに1頭。そして当然ながら、3連覇はこれまで1度も無い……今回挑むのが、その唯一の馬だと言うことである。それに比べればどうだろう?