・ロゴタイプ
通算成績8戦5勝、重賞3勝。
押しも押されぬ世代のトップ、現状唯一の3冠制覇有資格馬、ロゴタイプ。
2013年 第73回 皐月賞 (GI) / ロゴタイプ [ M.デムーロ ]
血統(サドラーズウェルズの父系)と言いレース振り(先行脚質を基調にある程度柔軟性を見せる)と言い、メイショウサムソンを髣髴させる。こちらはより洗練された印象を受けるが。
ジェンティルドンナ(僕は本質的にマイラーだと思っている)やディープブリランテ(ベストは1800mかと)の勝ちっぷりを見る限り、菊花賞はともかくダービーの距離・コースは恐らく問題無いだろうし、純粋な能力は皐月賞で既に証明している。
普通に考えれば、ダービーもこの馬が最有力候補であると言っていいだろう。……少なくとも、馬に関しては。
つまるところ、問題は騎手。もっと言えば、ミルコからクリスチャンへの乗り替わりである。
とは言え、クリスチャン・デムーロをまるっきり信用できないと言うつもりは無いし、過去乗り替わりの馬が勝っていないというジンクスを妄信しているわけではない。テン乗りではないのだから気にしなくてもいいのかもしれない。
ただ、ライバルが完璧な、或いはそれ以上の仕掛けを講じた時に、皐月賞を共に戦っていないコンビがそれを切り返すことができるのか否かをここでは問いたいのである。
例えば、昨年のディープブリランテのような一世一代の走りを差し切ることができるのか。
或いは、一昨年のウインバリアシオンのような乾坤一擲の追い込みをオルフェーヴルのように凌ぎ切ることができるのか。
ダービーを勝つというのは、つまりはそういうことではないかと思うのだ。
問題は、そうした仕掛けを打てる人馬がどの程度いるのかという所なのだが。