■サプリメント購入早見表 ■サプリ購入直リンク表
各種栄養素の説明はこちら を。
「 サプリの錠剤が大きくて飲めない・・・ 」という方には、タブレットを小さくできる タブレットカッター
■ サプリメントの紹介
もっとも栄養療法に適したサプリメントは、ダグラスラボラトリーズというアメリカの製品で、その品質は凄まじいの一言です。
・無農薬の天然素材100%
・無添加
・低温製法(酵素や栄養素を破壊しない)
・メガドーズ=成分含有量が多い!
を基に製造されている世界No1の高品質サプリです。→ 理由を解説しているページ
■ベースサプリメント(基本・必須)
・UPX 240粒 (マルチビタミン&ミネラル)
・トリ-B-100 60粒 (ビタミンB群)
・タイムリリース アイアン (鉄)
栄養療法においては、「脳内物質の生成」「体の恒常性維持」のために、基本栄養素を摂取してベースを底上げします。理由はこちらの動画をご覧ください。
次に、ビタミンB群、ビタミンCなどの水溶性ビタミンや、ミネラルは、ストレス・糖分・タバコなどで、大量消費し、体外に排出されるので追加的に補給することが重要です。
栄養療法の基本は水溶性ビタミンの大量摂取で、厚生省が指導する最低必要量ではなく、その人自身の体が欲する最大量まで摂るということになります。(水溶性ビタミンは過剰分は体から排出され無害です。)
そこで、
・「UPX」 と
・ 「トリB100」
で基本栄養素のベースアップをします。UPXにはカリウム・マンガン・カルシウム・マグネシウムなど基本ミネラルは「鉄」を除くすべてが含まれています。そのため「タイムリリースアイアン」 で鉄分を補給します。
鉄はよく吸収のよいヘム鉄を選ぶべきと言われていますが、実際、ヘム鉄だと価格がとても高くなります。日本ダグラスラボの販売商品の中にもヘム鉄がありますが、私は、上記の価格の手ごろなタイムリリースアイアンがよいと思います。理由は、ヘム鉄に劣らないフェロニール鉄を使っていて、また、時間をかけてゆっくりと体に吸収されるタイムリリース加工がされているので、結果、ヘム鉄と同等かそれ以上の体内吸収が期待できます。
なお、岡山栄養クリニック によると、多くの女性が鉄不足だと指摘しています。上記リンクをご覧下さればうつ病における鉄の重要性がお分かり頂けるはずです。
■追加オプションのサプリメント
ナチュラルC 1000mg
ビタミンCは、ドーパミンやノルアドレナリンの生成に関わっているほか、生体維持全般にも作用します。
非常に強い抗酸化作用があり、酸化したビタミンEを元に戻す働きも有しています。
ビタミンB群と並び、ビタミンCもストレスなどで体から排出されやすい栄養素で、栄養療法のクリニックでも、重要な栄養素の1つと考えられており、1日あたり、1,000mg以上の摂取を指導されるケースもあります。→ビタミンCの重要な働きについて
トリプトファン・フェニルアラニンなど、セロトニンやノルアドレナリンと言った脳内物質の生成に必要となるのが必須アミノ酸です。
アミノ酸はたんぱく質を分解したものですが、肉や魚、豆類をあまり食べない方は不足している可能性が高いです。
尚、アミノ酸を摂取しても、血流脳関門で阻害されてしまうため、神経伝達物質の生成は促さずアミノ酸を摂っても意味が無い、との指摘を聞いたことがありますが、そんなことはありません。
溝口医師のブログ では、アミノ酸が脳関門を通過するのは、簡単なことではないが、通過するときの条件をクリアすれば、脳内で神経伝達物質の生成を促せると解説されています。
細かい説明は避けますが、アミノ酸のサプリは、空腹時に飲むようにしてください。
シトラス-Q10 100mg
コエンザイムQ10は、脳内物質やホルモンの合成に必要で、体内の酸化を防ぐ強力な抗酸化作用がある補酵素です。
加齢とともに体内での生産量が減少するため、アンチエイジングで注目を集めましたが、うつ病の場合でも、体の恒常性機能(自律神経、新陳代謝、ホルモンの生成)の維持の効果が期待できる物質です。
この栄養素は、細胞内のミトコンドリアに存在する成分で生命活動を支えるエネルギーの産生に関わっており、うつ病の原因はミトコンドリアの異常によるという仮説も、存在しています。
栄養療法クリニックでも積極的に処方されることがよくあり、筆者の経験では、コエンザイムQ10を飲んで力が沸く感覚がありました。
うつ病では、脳細胞が萎縮・死滅するという現象が脳で起こっていますが、この必須脂肪酸(DHA、EPA)は脳細胞の材料となります。
思考力の低下や記憶力の低下に、海馬などの脳細胞を再生させますので、記憶力、集中力が増す、イライラしなくなる、落ち着いた眠りを呼ぶ、といったことが期待できます。
セントジョーンズワート
天然のSSRIとも呼ばれるほど、抗うつ作用が認められているハーブで、ドイツではギンコ同様に医薬品として扱われています。リラックス効果と心を落ち着かせることが期待できますが、ただし、副作用の危険から抗うつ剤との併用は控えて下さい。
----------ここからはサプリンクス-----------
基礎栄養素以外で、うつ病に効果的な栄養素を紹介します。特殊な栄養素のためダグラスでは取扱いが無く、多種多様なサプリメントをを扱っているサプリンクスからの紹介になります。
ホスファチジルセリン
高純度ホスファチジルセリン
脳細胞の構造や機能に不可欠なリン脂質。別名大豆セリン。うつ病では、ストレスで過剰分泌されたコルチゾールと言うストレスホルモンが脳細胞を萎縮・死滅させるという弊害を与えているので、脳細胞の委縮と死滅を止めなければなりません。
ホスファチジルセリンにはこのコルチゾールを抑制、減少させる効果があります。
もしも、あなたが、記憶力や思考力の低下など、脳の働きについてお悩みなら、この栄養素は必須です。
1粒に100mgの含有量は豊富な量ですし、さらに、「高純度ホスファチジルセリン」にはDHAとイチョウ葉エキスも含有されて、効果的な商品になっています。
Lグルタミン 500mg
栄養療法のクリニックでは検査結果によって、グルタミン酸を1500mg以上の量を摂取するよう指導される事があります。
グルタミン酸はそれ自体が興奮性の神経伝達物質であり、また、心を落ち着けるGABAや意欲を司るノルアドレナリンといった神経伝達物質のなどの前駆物質にもなります。→ 参照
栄養素は様々な形で体内の物質を生成していきます。心の不安や不安定感を感じている方には、GABAの前駆体として働く可能性のあるグルタミン酸が脳内で効果を発揮する可能性が非常に高いので、購入をぜひ検討して欲しいなと思います。
ギャバ (GABA) 100%
GABAという脳内物質は主に抑制系の神経伝達物質として脳内の血流を活発にし酸素供給量を増やして脳細胞の代謝機能を高める働きがあり、躁状態で起きる高揚感等を鎮める働きをもっています。
経口摂取で、GABAも摂取したところで血液脳関門で阻害されるのですが、こちらの大学教授のHP によれば、GABAを摂取することで、脳の機能や活動を向上させ、ストレスを低減しリラックス効果が得られるとのことです。
摂取した栄養素は様々な形で体内で代謝され役立っており、ある一面からその栄養素の代謝過程を見ても分かりません。GABAの場合、どういう経路か分からないが、摂取することでリラックス効果を得られる可能性が高いと理解ください。
アセチル L カルニチン&アルファリポ酸
「αリポ酸」には有害物を排出するデトックス効果があります。「カルチニン」は脳に多く存在しており、不足してしまうと、脳細胞の破壊が進んでいってしまうことが分かっています。
うつ病ではコルチゾールの影響で脳が委縮していますので摂取することにより脳細胞の再生を促すことができます。脳の動きで悩みを抱えている場合は、是非おススメです。
大豆レシチン(ホスファチジルコリン)
アセチルコリンの元になるリン脂質で、別名はコリン、又はレシチン。ナチュラルクリニック代々木の「Kリゾレシチン」の主成分で、コルチゾールの影響で痩せて鈍った脳神経の回復を期待できます。驚くことに脳の70~80%が脂質なのです。
ナイアシン(500mg)
ナイアシンアミド(ビタミンB3)500mg
ナイアシン療法というものがあります。 →・参照 ・参照
栄養療法のクリニックでは、1500mgを超える、ナイアシンの摂取を指導される場合がありますが、非常に多い量なので、含有量の多いナイアシン単体のサプリメントで摂る必要が出てきます。
紹介のナイアシンは1粒500mg、2粒で1000mgになるので、ベースアップ用のマルチビタミンとビタミンB群を合わせれば、1500mgを達成できるようになります。
心を回復させるサプリメント との組み合わせが考えられます。どれを買えば良いのか迷うなら、是非筆者にご相談ください