佐藤 祐介 -9ページ目
試合中にミスをしない選手は、
そうはいません。
ミスをみんなで、助けあって、
頑張っていくのも大事な事だと思います。
確かに審判の判定は、
理解に苦しみましたが、
勝てなかった事を、
審判の責任にするのは違います。
自分達の力不足です。
ホームでの引き分けは、
厳しい結果です。
こういった状況を、
自分の力で変えていけなかった自分自身も、
まだまだ力不足。
それに尽きると思います。
キャプテンマークを外されました。
監督の考えです。
責任を取らされた形ですが、
責任を背負う事が出来ないタイ人に、
チーム愛だの、俺たちは家族だからなど、
言われるのは我慢が出来ません。
だから、僕は自分の意見をぶつけ、
キャプテンマークを外しても、
キャプテンとしての気持ちは、
常に持ち、
譲るつもりはありません。
このリーグは肉弾戦。
激しく、そして荒い…
セットプレーからの得点。
久しぶりでしたが、
自分の中の気持ちを、
ぶつけたからこそ、生まれた得点。
その後に、
相手選手の肘が顔面に入り、
退場しました。
プロは仲良し集団ではありません。
やるかやられるかの世界。
だから、こうやって、
やられた自分がまだまだ甘いという事。
試合は、退場後に追いつかれ、
1-1の引き分け。
頑張ります。
今日、熊本市災害義援金の口座に、
プーケットで集まった義援金を、
送金しました。
プーケット在住の日本人の方々も、
協力していただき、
およそ264,000円ものお金が集まりました。
来月熊本に帰りたいと思います。
毎日、気持ちが落ち着きません。
今回の募金活動は、
自分が募金箱を持ち、
呼びかける形ではなく、
ネットで告知し、
作った口座に、
振り込んでもらう形にしました。
決して表に立ったわけではなく、
周りの協力に、
甘える形になったのは、
サッカーに集中する環境を
作ってくれた…
プーケットFCのサポーターの想いは、
「今いる環境で精一杯頑張りなさい」。
震災直後の母の言葉と、
ピッタリと合ったと思います。
自分は、プロサッカー選手。
サッカーを通して、
築いた強い絆という、
大きな財産が出来ました。
感謝の気持ちは、
プレーで返していきます。
プーケットFCのキャプテンとして、
責任を持ち、
今まで以上に頑張ります。
昨日は1-2で負け…
また明日の練習から頑張ります。

