不能のヒロイン『富美子の足』
※この記事は前ブログの過去記事(2018年07月06日)の再録です

舞台役者として活動、週刊プレイボーイ誌上にて類まれな身体を披露した途端、認知度が上がった片山萌美さんはワンコインで買える雑誌で水着見せるなんてサイテーと言い張る吉岡里帆と違って大人の女性なので、さっさとヘアヌードを見せたにも関わらず「「脱ぐと何かが変わるよ」っていろんな人に言われてたんですけど何も変わらなかったです。自己嫌悪とかもなかったし。少し期待していたんですけどね(笑)」とさらっと言い放つような人である。
そんな彼女はその後当然のように低予算のちょいエロ映画シリーズに駆り出されて、ちょいエロな演技をあっけらかんと見せていた。ここで満を持して谷崎潤一郎原作映画に主演!
片山演じるヒロイン、富美子は男を虜にして止まない「足」を持っている。思春期の頃、この足のせいで義理の父親に足を撫でまわされ、電車で痴漢に遭い続ける。会社に入れば上司が隙を見て足に頬を摺り寄せられる(どういう会社だ)。そんな経験から自分の足を嫌悪するようになり、顔と胸を整形すれば男は足を見なくなる!と思うがやっぱり男は富美子の足しか見ない!
整形の費用を稼ぐためデリ ヘル嬢を始めた富美子は資産家の老人、塚越に見初められる。
「お前の足にわしの遺産をすべてやる!」
塚越役は『冷たい熱帯魚』で観客を恐怖のどん底に突き落としたでんでんが演じている。今回は常に絶叫口調で周囲を恫喝しまくる、最初っから最後まで常軌を逸した変人の役だ。
塚越の家で家政婦のような仕事を始める富美子だが、塚越は甥の野田(渕上泰史)に富美子の足を見せて「この足そっくりのモノをつくれ!」野田は売れないフィギュア造形家で、塚越にお小遣いをもらうためにせっせと富美子の足をつくるのだが、彼はどう見ても現実の女性に興味のないオタクなので、塚越に富美子の足を舐めてみろ(それでインスピレーションが湧くからと)と言われて心底イヤそうに富美子の爪先を舐める。そんな調子なので塚越の望むものは出来上がらない。「こんな足からは熱も魂も感じられない!」「ちくわだ!ちくわ!空っぽのお前そのものだ!」と罵倒され、出来上がった足は叩き壊される。
とっととこんな仕事から解放されて遺産を受け取りたい富美子の目算は外れまくり、家に帰れば同居している車いす生活の母親に金をせびられ、それだけでは飽き足らず若い男を連れ込んでそいつの相手までさせられる(そいつから巻き上げた金は当然母親の懐に)。そんな母親となぜ同居するのかというと、富美子の足に見とれてハンドル操作を誤った男の車が母親を跳ね飛ばしたという後ろめたさがあるから。この足が私の人生すべてを狂わせる!なにしろあてがわれた若い男も富美子の足を舐めまわし続けるのだから。
これは不能の物語だ。富美子は足のためにまともな性交や男女関係をもったこともないし、足に魅入られた塚越もおそらく不能だろう。野田はオタクだからいうまでもない(笑)。性的な満足が得られない故に3人は狂っていく。
野田を利用しようとする富美子は女性上位で跨って虜にしようとするが朝チュンの時に野田は富美子の足を舐めまわす。やっぱりこの足のせいだ!しかし追い詰められた富美子はこの足を利用しようとする。野田を蹴り倒してドスの利いた声で彼を支配し、塚越に金をせびりに来る娘を始末させる。暴力で支配された野田は身も心も富美子の虜になってついに塚越が望んだ完璧な足を完成させる。しかし富美子が望んだ結果が得られないという、最後の最後まで不能なオチなのだった。
不能で不満足な話なのだが、片山萌美はトップまで披露する大胆演技で観客を大変満足させてくれる。ワンコインで買える雑誌のグラビアすら否定するような吉岡里帆では到底できないような渇いた演技と濡れ場で谷崎らしい歪んだ女性像をもつ人々には理想のヒロインだ。
マジでやりすぎだろ・・・マンホール損壊
※この記事は前ブログの過去記事(2018年07月03日)の再録です
アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台となった静岡県沼津市がコラボして設置されたマンホールを損壊させ、その様子を動画にとって拡散していたバカがあっさり逮捕されました。
「ラブライブ!」マンホールを損壊した男子高校生2人を逮捕 静岡・沼津
http://www.sankei.com/affairs/news/180702/afr1807020019-n1.html
静岡県警沼津署と県警サイバー犯罪対策課などは2日、器物損壊の疑いで、埼玉県春日部市の男子高校生(17)と東京都練馬区の男子高校生(16)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。
>同署によると、2人は友人で、埼玉県の男子高校生がマンホールを傷つけ、東京都の男子高校生はその様子を動画で撮影していたという。
春日部在住のくせにアニメとコラボしたものを損壊しようとはふてえ奴だ。カスカベ防衛隊がだまっちゃいないぜ!埼玉やアニメスタジオでおなじみの東京練馬からわざわざ静岡出かけてなにしてんの。聞くところによると犯人二人は同じアニメ内のキャラクターでも「〇〇ちゃんこそ至高。よって✖✖は認めない」といった派閥の連中で気に入らない娘のマンホールを損壊させ、Twitterで自慢気にしていたという。こういう極端なモノの考え方はアニメオタクならではですね。普段は陰キャのくせに仲間がいると途端にイキリだすやつ、君の隣にもいるんじゃないかな~?
こういうバカなやつらこそ自ら命を絶つべきだと思います。どうせ大した罰も負わず、ほとぼりが冷めればこの一件を自慢話にしてイキリだし、「マンホールさん」などと呼ばれて調子に乗るに決まってるんだから!イキリオタクよ滅びよ!
奇想天外!これこそバットマンだ!『ニンジャバットマン』
※この記事は前ブログの過去記事(2018年07月01日)の再録です

バットマンが日本の戦国時代にタイムスリップ。歴史を改変しようとするジョーカーの野望を止めようという想像の斜め上を行く物語である。知能を持った猿、ゴリラ・グロッド(CV:子安武人)の時空震エンジンによるマシンの暴走でゴッサムシティのヴィランたちとバットマンらがタイムスリップ。たどり着いた先は日本の戦国時代。バットマンより2年先にタイムスリップしていたジョーカー(CV:高木渉)、ハーレイ・クイン(CV:釘宮理恵)、そしてヴィランたちは戦国武将とすり替わる形でこの国を手中に収めつつあった。ジョーカーは第六天魔王と名乗り、ハーレイは森蘭丸的なポジション。デスストロークは独眼竜正宗のようないで立ちをし、ポイズン・アイビーは上杉謙信(女性だったのではないか?という伝説に準じる形で)のように越後を支配し、ペンギンは風林火鳥と武田信玄のような幟を立てる!
バットモービル、バットウィングといったハイテクメカを早々に使いつぶしたバットマン(CV:山寺宏一)に残されたものはアルフレッド(CV:大塚芳忠)、ロビン(CV:梶裕貴)ら仲間と己の肉体のみ!
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのOP、『ポプテピピック』でおなじみ神風動画がはじめて長編に挑戦。それがバットマンのアニメでしかも戦国時代が舞台ってどういうこと?しかしこの選択が間違ってなかった!バットマンの世界観に完璧にハマっているのだ。もともとバットマンは蝙蝠の面をかぶったオッサンが夜な夜なイカれた悪党を私刑して回るという悪趣味(キャンプ)なジャンルだからこの奇想天外な設定、アクションこそがバットマンのスタイルといえる。ひたすらリアルにしようというクリストファー・ノーランのシリーズはやっぱダメだな。
クライマックスでは城から手足が生えてロボットになる。アメコミで城がロボットに!東映版スパイダーマンのレオパルドンかよ!さらに5体合体で巨大ロボットに!ボルトロンだ!アメリカ人ではなかなか出てこない発想だ。
そして中堅、ベテランのプロ声優による豪華な声の共演。『ニンジャバットマン』を見てもまだ俳優のイマイチな吹き替えをやらせようなどという連中は時空の彼方に消え去るといい。百姓に身をやつした高木渉&釘宮理恵の名演技を見てくれ!俺は魂が震えたね。
俺ちゃんに差別はない!『デッドプール2』
※ この記事は前ブログの過去記事 (2018年06月26日)の再録です

奴が帰ってきた!R指定のスーパーヒーロー映画として爆発的なヒットを飛ばした前作より2年、不死身の男がスクリーンに帰ってくる!『デッドプール2』は人体実験で不死身の力を得た元傭兵の殺し屋、ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)が前作から引き続き世界を股にかけてマフィアどもを皆殺しにしていたが、ある日報復として自宅を襲われ、最愛の恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)を失ってしまうという衝撃のオープニングで幕を開ける。ちなみにタイトルロールにも「どういうこと?」「彼女死んじゃったの?」と出てくる(笑)。
ヴァネッサを失ったショックで酒浸り、コカイン漬けの日々を送るデッドプール。彼女の後を追って死のうとするも不死身だからできない!五体バラバラになった彼をコロッサス(ステファン・カピチッチ)がX-MENに迎えにやってくる。彼女のためにも正義のヒーローになってやり直せというコロッサスの勧 誘に「もっと有名なX-MENを出せ」(この映画は低予算なのでコロッサスとかネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドとか地味目なメンバーしかでてこない、という内輪ネタ)と愚痴りながらも加入。「絶対に人殺しはするな」と固く言いつけられたデッドプール。だが14歳のミュータント少年、ラッセル(ジュリアン・デニソン)が暴れている現場で彼が施設で虐待を受けていることを知ると施設職員らを銃殺。殺すなっていったのに!あわれデッドプールとラッセルは拘束されてしまう。ミュータント専用施設に入れられた二人の前に未来から来たサイボーグ戦士、ケーブル(ジョシュ・ブローリン)が現れ、ラッセルを殺そうとする。ラッセルは人間を恨み、殺戮する凶悪なミュータントとなりやがてケーブルの家族を殺すというのだ。ケーブルはラッセルの犯行を止めるためタイムマシンでやってきたのだ。ラッセルを救うためにデッドプールは新チーム『Xフォース』を結成する。
本作はR指定なので人がバラバラになったり、首がすっ飛んだりするシーンが平気で出てくる。前作でも「明るく正しいヒーロー映画だと思った?早く映画館を出た方がいいぞ!」と観客に向けて話しかけてきたり、ドラッグ、セッ クスに関するきわどい描写が遠慮せずに出てくる。デッドプールは不死身で身体を真っ二つにされてもそこからまた生えてくる。ある場面では下半身がゆっくり生えてくる、フリチン状態の時にケーブルと会話してるデッドプールが足を組み替える。すると股間がモロ見えになるんだけど「なんで足を組み替えた?」「『氷の微笑』のパロディだよ」(『氷の微笑』でシャロン・ストーンが足を組み替えてノーパンの股間が一瞬見える、という有名なシーンの再現)…
Xフォースにリクルートされたメンバーはたいしてロクな活躍をしないまま一人を残して全滅(笑)。そのうちのひとり、バニッシャーという「透明になる男」が出てくる。透明でセリフもないけど誰もいないところに「いる」。パラシュートで飛び降りた時(パラシュートだけが落下してくる)、高圧電流に触れて即死。感電の瞬間2秒だけ姿が見えて演じてるのがブラッド・ピットだとわかるというどうでもいいギャグに大物を起用。ちなみにブラピはコーヒー一杯でこの仕事を受けたそうです(これも、ブラピはいつもコカイン入りのコーヒーを飲んでいるという話にちなんだ強烈なジョークだと思う)。
デブ少年のミュータントが出てきたり(デブのヒーローって見たことある?)、ネガソニックちゃんは女性だけど日本人女性のユキオ(忽那汐里がキュートに演じている)が恋人だし、デッドプールは盲目の婆さんと暮らし、インド人のタクシー運転手ドーピンダーを雇って彼が運転中にカーステレオでかけるインド音楽を「そんなわけのわかんねえ音楽かけるな」というケーブルを「差別すんじゃねえ!」と怒り爆発。ブラックトムという名のミュータントをケーブルが殺すと「お前は黒人差別か!」と言い放つ。アフロヘアの黒人女性ドミノ(ザジー・ビーツ)に「ブラック・ブラックウィドウだな」とアベンジャーズシリーズのブラック・ウィドウをその名前なのに白人女性じゃねえか!というネタをかましたり、X-MENというチーム名は「女性差別だ」といって新チーム名をXフォースにしたり…とにかく全方面に関して忌憚のない表現がこれでもかと繰り出される。こういうのはパンセクシュアリティ、全性愛といって性別を乗り越えてあらゆる人を愛する、というものでバイセクシュアル(両性愛)も越えている!デッドプールに差別はない!
性差別も恩讐も血縁も乗り越えて、みんなで家族になろうという、『万引き家族』と同じテーマ。それをさらに越えている!スゴイ映画だ。
なにしろ忽那汐里が日本人女性の役としてハリウッド映画に出演してるというのもすごい。今までのハリウッド映画じゃこういう役は日系アメリカ人や韓国人女優がやってたのだから。デッドプールは世界を変える…のか!?ラストの凄まじい自虐ネタもお楽しみに!
ゼロイチファミリアが特撮界を席巻する!
モデル、タレントのアンジェラ芽衣さんがニチアサの仮面ライダーセイバーにレギュラー出演決定。
彼女の所属事務所は川崎あやでおなじみのゼロイチファミリアなんですが、『魔進戦隊キラメイジャー』のヨドンナ様こと桃月なしこ、『ウルトラマンZ』のオオタユカ隊員の黒木ひかりも同じ事務所でゼロイチのタレントが特撮ヒーロー界を席巻中。あとはゴジラに出れば完璧。アイカツプラネットにも期待!
特撮ヒロイン(悪役含む)勢ぞろいの図


