スピリチュアルな世界では本人が満たされることだけしていれば、あとは流れに任せれば大丈夫、すべてうまくいく、という考え方がある。


確かにそういう世界観で生きていればそうなるのかもしれない。可能性として。


満たされる、満たすって受容の要素が強いと思うのだけれど、愛は受容だけの要素ではなくて、受容+能動の両方の性質を持っている。


男性性と女性性と言ってもいい。


「今しあわせを感じていればそれでOK」と言っている人は、私が知る限りこの能動の力をうまく使いこなしている人が多い。だから仕事やお金に関してもうまくまわっている。


でもその言葉を聞いている人の中には、能動をうまく使いこなせていない人の方が多いんじゃないかと思う。


そしてそういう人は混乱する。

しあわせを感じるために好きなことだけをする、と決めたとしても、現実をうまく回すための血液(お金)が循環してない。

能動が使いこなせてないのに「目的なんてなくていいんだよ」と言われたらますます現実はまわらなくなるだろう。


目標やゴールはあったほうがいい。
能動の力を発揮するときは絶対に。

最初はゴールそのものよりも設定することが大切で、設定するときには「想い」が必要。志とか使命とか。大元にあるもの。


「どうしたいの?」はその問いの第一歩で、それは個人の領域からはじまり、やがて社会全体、宇宙へと広がっていく。自分だけでは終わらない。


男性性と女性性の統合。
どっちもあるのが愛。





これがマルセイユタロットの世界のカードには描かれている。


自分の目的と宇宙の目的が一緒になり、世界と共同創造をはじめる。そこではもう他者や社会との葛藤は起こらない。目的が一緒だから(現象としての争いがなくなるわけではない、心の中のはなし)。


ここまでくれば本当に
流れに任せて大丈夫なんだろう。すべてがうまくいく。でもここに到達するためには、必要な学びがある。プロセスがある。


好きなことをする、ワクワクすることをする、というのは能動的な働き。これをするときは自分を外の世界に向かって拡大していく。拡大するには満たされてエネルギー補充がされていないと、すぐに疲れてしまったり、長く続かないということが起こる。(無理やり動かすこともできる)


今ここで幸せを感じる、というのは受容のプロセスにあって、その先はやっぱり愛の創造(受容+能動)へと向かっていく。


循環はひとりの中だけで起こすことも可能だけれど、周りと協力するとさらにパワフルになる。拡大や成長は魂の計画に沿って生きるときのキーワード。


心の成長がどういう経過をたどるのか、全体のプロセスを知っておくことは役にたつと思う。古代の叡智が受け継がれているものにはそういったストーリーがシンボルとして残されている。


マルセイユタロットもそのひとつです。




4/26(火)の1day 講座へむけて、19日(火)に入門編「マルセイユタロットの扉をひらく」を開催します。同時受講で5000円OFF。


5月からはプログラムを増やしていく予定で、初級の内容も変える予定です。新しい方がいいわ、という方は5月以降にどうぞ。





マルセイユタロットの扉をひらく
http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-12130437967.html
・4/19(火)10:00-12:00


本にはのっていない はじめてのマルセイユタロット講座 1day
http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-12095446313.html
・4/26(火)10:00-17:00


『運命の輪を廻す』マルセイユタロットワークショップ
http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-12145456976.html
・4/13(水)14:00-16:00(タロットを知らない方でも参加いただけます)


4つのエネルギーのつかいかた ホドロフスキーの小アルカナ観
http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-12131165595.html
・4/19(火)14:00-17:00