3~4年前、ひとりでビジネスをするにあたり、知識も経験もないので何人かの方に会いに行って、講座を受講したことがある。


その内のお一人に対して
「この人はだめかもしれない」と受講中から思っていた。


・思いつきのアイデアは言えるけど、全般的にフォローが苦手
・戦略的ではない、全体把握することができない
・自信がなさそう
・人を導く力が弱い


など探せば理由はいくつも出てくる。


でもね、その頃その人は講師業をはじめたばっかりだったの。

そして他の受講生では、ぐんぐん力を発揮した方もいる。




話はかわって、昨日杉本彩さんが出しているカレー&ワインのお店
をプロが診断する番組をテレビで見た。


看板メニューのカレーの味は高評価。
内装も小さいながら工夫がされていてよいとのこと。

しかし

店名:わかりにくい
半地下であること、入り口:客が不安になる、入りにくい
キッチン:ライブ感がない

となって、総合的な評価は

「1年以内に潰れる」




ビジネス講師の方は今もすごく活躍されている。

コンサルや講師業(看板メニュー)は今でも得意そうには見えないけれど、それでも始めたてのあの頃と比べたら変わっているだろう。





漫画家の西原理恵子は「絵で食べていく」と決めて美大に行ったけれど、そこで周りの人のレベルを実感することになる(つまり自分との実力の差を)


絵の世界をあきらめてもおかしくない。


彼女がすごいのは、切り捨ての速さである。
切り捨てたのは、絵ではなかった。


「絵で食べていく」という決意は、本物だった。


正統派では敵わないから、どうしたら絵を描いて食べていけるか、という抜け道を探したこと。


エロ漫画のカット描きや、何か仕事はないかと出版社に売り込む。

その後、素晴らしい漫画をいくつも描いてゆく。




詩人の銀色夏生は、大学卒業後ふつうの企業に就職はせずに、一旦実家に戻る。ある日テレビで歌番組を見ていて「このくらいの歌詞だったらわたしにもかける」と思い立ち、100個作詞してレコード会社に送る。

これが作詞家デビューのきっかけ。

その後、文庫で新しい本を出すという独自のやり方で、エッセイや詩、写真詩集、小説など、自由に作品をつくっている。




専門分野が一流でなくても、王道の道でなくても
「違うやり方があるのではないか」
という視点を持っておくと、簡単にはあきらめない。


大切なことは「覚悟がホンモノかどうか」


自分の進む道は、目指した人・探した人の数だけあると思っている。




大学を卒業してからわたしはずっと「本当にやりたいこと」を探す道を歩いていた。

道は長く、タロットやシンボリックの方法を使って自分の心を感じて言語化し、エッセンス(本質)を知る、というところが道の終わりだった。

それは自分の中に様々な概念や信念があって、実際のところそれらは真実ではない、ということに気づくことだった。



それからは「自立」がテーマの道へ。

既成の社会の枠ではなく、あたらしい世界のなかで私に何ができるか、生活をどうするのか、仕事をどうするのか。何を表現したいのか、どう生きたいのか。それらすべてを循環させる道はあるのか。

ベースとなるのは「本当にやりたいこと」の道。
これがないと、自立の道はない。



そしてそして、道を知っているのは、結局自分自身。

心の深いところ、潜在意識の中に入っている。


飛ぶことが怖いとき、それには理由がある。

しっかりとした大地のないところ(経験したことがない場所)は、不安定でおぼつかない。

それでも想い(心)に身を委ねることが、うまく飛翔するコツ。

想いに身を委ねると選択することが、覚悟。





マルセイユタロットの扉をひらく(入門編)
http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-12130437967.html
・3/20(日)10:00-13:00
・3/28(月)10:00-13:00


シンボリック入門講座
http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-11449622176.html
・3/28(月)14:00-17:00


4つのエネルギーのつかいかた ホドロフスキーの小アルカナ観
http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-12131165595.html
・3/20(日)14:00-17:00
・3/28(月)19:15-22:15


<ひとつの物語を読む>タロットリーディング練習会 
・3/25(金)19:00-21:00