マルセイユタロットの大アルカナの中にはいくつも動物が描かれています。
犬、鷲、獅子、猿、馬、サソリ…
(名前が書かれている訳ではないので、絵を見ての推測になりますが)
同じ犬でも色が違ったり、動作が異なります。
だからその動物をシンボルとしてどう解釈するかは、カードによって違うんですね。
たとえば
女帝と皇帝
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
どちらも黄色い鷲が盾に描かれていますが
よく見るとポーズが違っています。
女帝の鷲はこれから飛翔するようで、
皇帝の鷲はいま着地したようにも見えます。
女帝が創造やアイデアを、
皇帝が現実化を担うと考えると、
黄色い鷲が
どうしてこのポーズなのかが
説得力を増します。
タロットの絵というのは細部まで
見ると本当に色んな発見があります。
それが、リーディングするときに
心理の微妙な違いを見せてくれるんです。
だから、
絵の詳細を観察すること、
それをどう解釈するのか。
これができるようになると
リーディングのみならず、
宇宙のしくみがこの絵の中に
描かれていることが
くっきりと輪郭を持って
見えてくるようになります。

マルセイユタロットの扉
10/2
昼:15:00~ (90分)
夜:19:30~ (90分)
(内容は同じです)

ホド魂ダイジェスト(1回目)
9/25 14:00~16:30

人物の視線でタロットリーディング
9/25 19:00~21:00

シンボリック入門講座
10/1 15:00~18:00