ミュージシャン、ソングライターです。
ジャズの巨匠パット・マルティーノに師事し、セッション・ミュージシャンとして活動を始めます。
スティーヴィー・ワンダー、テンプテーションズ、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス、
チャカ・カーン、ジョージ・ベンソン、ドナ・サマーなどの有名アーティストの
スタジオ・ギタリストとしてキャリアを積んでいきます。
スティーヴィー・ワンダーのバックバンドにギタリストとして参加していた時は
スティーヴィーの数々のアルバムに参加します。
そして1976年のアルバム「キー・オブ・ライフ」では全ての曲でギターを担当し
さらに「土星」という曲の曲作りにも参加します。
このアルバムはこの年のグラミー賞最優秀レコード賞を受賞します。
センベロはアレンジやプロデュースをもこなす、マルチ・ミュージシャンへと
変貌を遂げていきます。
そして、1983年に1stソロアルバム「Bossa Nova Hotel」を発表、アルバムに収録された楽曲
「Maniac」が映画「フラッシュダンス」に使用されサウンドトラックにも収録されることになります。
「フラッシュダンス」はグラミー賞の映画・テレビサウンドトラック部門を獲得し、
受賞者の中にセンベロも名を連ねています。
その後は、アレンジャー、プロデューサー、映画のサウンドトラックに収録する楽曲を
作曲することに専念していきます。
映画では「コクーン」「グレムリン」「インデペンデンス・デイ」のサウンドトラックに参加し
大きなヒットを残しています。
その傍ら、自身のやりたい音楽のアルバムをリリースしたり、インドネシア、バルセロナ、ローマ
ミラノ、パリなど世界中でツアーを行ったりしています。
さて、今日お送りした「Maniac」は1983年公開の映画「フラッシュ・ダンス」の挿入歌で
アイリーン・キャラの「ホワット・ア・フィーリング」に続き、サントラの第二弾シングルとして
リリースされ、全米シングルチャート1位を記録する大ヒットとなりました。
もともとこの曲は、1980年の映画「マニアック」をモチーフとして製作していたものを
「フラッシュ・ダンス」用に書き直した曲となっています。
【お送りした曲】
Maniac / Michael Sembello
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