ジャニーズ被害者自殺について(2023/11/14)
みなさん、ごきげんよう。
今回は今朝に入ったニュース記事をご紹介、わたくしの見解です。
今朝、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の方が自殺したとの事でした。
原因は誹謗中傷との事で、取り急ぎ、この点について簡単に私見、事務所として発信すべき事を述べたいと思います。
まず、スマイルアップは誹謗中傷の防止などについて、
1、当事者への攻撃は事務所とタレントに対する攻撃と同じ
2、事務所としては当事者を攻撃する人物はファンではなくファンクラブからも退会してもらう
3、事務所による「当事者への心のケア、被害補償の一環」として、当事者と連携して法的手続きを執る
という3つのメッセージを発すべきです。
要するに、「当事者への誹謗中傷、攻撃に対してはスマイルアップが前面に出て対処する」という事です。
もちろん、当事者のお気持ち、お考えもあるでしょうが、社としての姿勢を表明するという事ですね。
2023年10月2日のジャニーズ事務所の第2回記者会見では、
冒頭、「当事者への攻撃は止めて欲しい」と「お願い」をしていた様です。
ただ、これだとあまりにも発信として弱く、最悪、攻撃を強める原因となってしまったのではないか?と考えております。
日本語を知らない方が多い様なので改めて書いておきますが、
「お願い」は「相手に判断を委ねる」という事で、「断る事ができる」という大前提があります。
これはCOVID-19における政治屋や専門家どもの無責任な「お願い」が原因だと思われますが、
断る事ができない要求行為はお願いではありません。
当然、ファンにはこの事務所の「お願い」を断る権利があります。
更には「警告」でも「命令」でもなかった事で、
「攻撃しても良い」「攻撃して欲しい」と判断させる恐れすらありました。
信じられないかも知れませんが、精神状態の悪化による判断力の低下にはこういう事もあります。
その結果の一つが今回の件だったと思います。
そこで、当事者に対する誹謗中傷について、
「事務所とタレントへの攻撃と同義」「ファンではなくファンクラブからも排除」「当事者と共に法的手続き」
という3つを警告として発して欲しい。
そもそも、10月の第2回記者会見でこれを言わなかった事もガバナンスの無さの顕れだと考えております。
ただ、先月の時点での強い発信は逆効果になるリスクもありました。
そして、今回、現に被害者が出てしまいました。
取り返しがつかない事ではありますが、だからこそ、今は強い発信が可能となっております。
そのため、すでに手を打たれているかも知れませんが、
スマイルアップ、事務所の方には早急に手を打っていただきたいなと考えております。
それと、今回の件でジャニーズ事務所、スマイルアップ社の立場は一層悪くなります。
本当にジャニーズなりタレントさんがお好きであるならば、
これ以上、彼らの立場が悪くなる様なマネはなさらない方が宜しいかと思います。
では、簡単な内容に止まりますが、今回もこの辺で。
さとう院さとう(さとう社会研究所・さとう心理コンサルティング)
『旧ジャニーズ「当事者の会」男性、大阪の山中で死亡…SNSで誹謗中傷受ける』(読売新聞、2023年11月14日)
ジャニー喜多川氏による性加害問題で、元所属タレントらでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属していた40歳代の男性が、大阪府内で死亡していたことが捜査関係者らへの取材でわかった。自殺とみられる。男性はSNSなどで誹謗(ひぼう)中傷を受けていたといい、府警が経緯を調べている。
捜査関係者らによると、男性は大阪市在住。10月中旬、同府箕面市の山中で首をつっているのが見つかり、その後死亡が確認された。近くには遺書のようなメモがあった。
男性は一部メディアで性被害を告発。その後、「うそはすぐバレる」「金が欲しいんだろう」といった男性に対する誹謗中傷がSNSに多数投稿されたという。
同会によると、メンバーらは「虚言癖がある」「デビューできなかったくせに」といった誹謗中傷を受けてきた。SNS上で誹謗中傷を受けたとして、メンバーの一部は警察に刑事告訴したり、被害届を提出したりしている。
旧ジャニーズ事務所も「誹謗中傷はやめて」と呼びかけている。