リキ「俺も帰り道こっちだから一緒に帰ろうよ!」
リカ「うんっ!一緒に帰ろっ❤️」(キャビア頂きましたーーーっ!!!)
※合コンという名の輸入でしか手に入らない高級食材
ルカ「エレナ!!!」
エレナ「??なに〜〜??」
ルカ「今度皆で集まるわよ!!!」
エレナ「うん🎵あたし鍾乳洞探索ツアーってやってみたくて❤️」
ルカ「そんなんじゃないわよ!!セルフリベンジよ!!マオくんとかその友達とか連れてきて!!」
ルカ「合コンの達人とか絶対にイヤ!!素人のままいち早くオサラバしたいのよ!こっちは!!こんな出だしで躓くとかありえないっ!!!」
ルイ「…………」
ノエル「…くん!!ルイくん!!」
ルイ「あ、何すか?」
ノエル「だから!!ルイくんのバイト先ってNATURAL HERBSでいいのよね!?」
ルイ「あー…そーっすよ」
ノエル「もーっ!!ほんっとツレナイ!!私が話しかけてもずっと塩対応だったし!」
ルイ「あー…すいません」
ノエル「LINE既読無視しないでよ!?絶対だからね!?」
ルイ「そんなことしないっすよ」
ルイ「ここから家まで近いんですか?」
ノエル「一駅分!何なら歩いても帰れるわよ!」
ルイ「…気をつけて帰ってください」
ルイ「今日はありがとうございました」
ノエル(悔しいけどやっぱりイケメン!!やばっ!簡単に絆されるっ!!)
ルイ「あの?どうしました?」
エレナ「タクトくんがこの前言ってたお店なんだけどーーーー」
タクト「ああ!あそこはねーーーー」
ルイ「…………」
エレナ「やっぱりここいいな〜🎵」
タクト「今度一緒にいく?」
エレナ「うんっ🎵」
タクト「…ルイくん!今日はありがとうなー!わざわざ来てもらっちゃって!」
ルイ「いいえ…。俺が行くって言ってついてきたんですから」
タクト「今日は残念ながら良い出会いはなかったみたいだけどさ!ルイ君みたいなイケメンならすぐに良い子と出会えるよ!!」
ルイ「…タクトさんはどうでしたか?」
タクト「へ??」
ルイ「誰かいい感じの人いましたか?…って言っても顔馴染みばかりと話してて新規の人とはあんまり喋ってなかったっすね」
タクト「あーー…まあ仕方ねーよなー。リカちゃんもノエルちゃんも皆お目当ての奴に夢中だったし!まあ、俺は賑やかし役がお似合いってことだな(笑)」
ルイ「…今日呼んでもらった礼に俺から紹介しましょうか?」
タクト「紹介??」
ルイ「俺、文化祭実行委員だったんで、ミスコンにエントリーしてた女子と結構繋がりがあるんですよ」
ルイ「タクトさん人気あると思いますよ。明るいムードメーカー…。よく見たら割とイケメンだし」
タクト(よく見たらだと!?)
ルイ「タクトさんなら…カレンさんとか好きそうじゃないかと思うんですよね。グランプリこそ逃したけどかなり美人だし」
タクト「…あー…でも向こうからお断りされそーだしなー。よく見ないと分かんねーイケメンなんて(怒)っていうかルイ君って顔が広いねー!さすがパッと見ただけで分かるイケメンは違うわ〜(怒)」
ルイ「…………」
ルイ「嘘でもそこは紹介してって言えばいいのに…。案外真面目なんすね」
タクト「へ?」
ルイ「まあ…誤魔化しが効かないってのは俺も一緒だけど…」
タクト「………なにが?」
ルイ「すいません、1つ嘘ついてました。確かに俺文化祭実行委員でしたけど、ミスコンにエントリーしてた人達の個人的な連絡先なんか知らねーし、そもそも俺はそっちを担当してたわけじゃねーから、誰が出てたかなんて全然分からないんですよね」
タクト「…へ…へぇ〜!そうなんだ〜!いや〜それは残念ーー」
ルイ「安心しました?余計な世話やかれずに済むって」
タクト「…ルイ君さー…ここには偵察に来たって言ってたけど…なんで?…俺の気のせいかと思ってたけど…今日めちゃくちゃこっち見てたよね?」
タクト「…見てたっつーか…睨んでたっつーか…」
ルイ「目つきが悪くてすいません。…興味があったんすよ…」
タクト「…何で?」
ルイ「道場の同期生だからまあ、ある程度親しいのは当然だろうけど…よその高校行ってるわりにやたら先輩に絡んでくる奴がいるなって…」
タクト「………」
ルイ「タクトさんも共学校っすよね?キャラ的に男女問わず仲良くなれそうだし…何でわざわざ他校のエレナ先輩に絡むんだろうって不思議だったんすよ」
ルイ「あのグダングダンでダルンダルンの集まりを誰が最初に提案して今まで続けてるのかは分からないけれど…ぶっちゃけ幹事なんて面倒なだけじゃないっすか。店予約するのも、人集めるのも…」
タクト「一部ルイくんのせいなやつもあるじゃん!コレ!!」
ルイ「そんな面倒な幹事を何でずっと引き受けてるのかってずっと考えてました」
ルイ「よっぽどうだつの上がらないモテない奴か…こういうのにゴールを求めない遊び好きな奴か…」
ルイ「本当は本命がいるけどその人からは相手にされなくて機会を窺っているか」
タクト「……で?ルイ君てきには…どれが正解だと思ったわけ?」
ルイ「…俺としては1番最初のパターンだと有り難かったけれど……」
ルイ「1番最悪のやつがきたみたいっすね」
ルイ「本気で出会いを求めてんならもう少し貪欲にいってもいいのに、他の人と比べて全然興味なさそうでしたしね…何より…」
ルイ「俺があんたをめちゃくちゃ見てたって言ってましたよね?…そんなのこっち側の席に意識を集中してなきゃ分かんなくないっすか?」
ルイ「そっちは俺の視線が気になったのかもしれねーけど…俺もあんたの視線が気になってたっすよ」
ルイ「同族の視線って感じでした」
タクト「……………」
ルイ「…視線は嘘をつけませんね」
タクト「…………」
タクト「……スゲーなぁ!ルイ君は!!俺、推理小説の犯人になったような気分だわ!」
ルイ「………」
タクト「…普通だったら犯人はここで観念してゲロしちゃうんだろうな〜…でもさ…俺、往生際が悪いから…」
タクト「そう簡単にこっちの手の内を見せたりとかできねーんだよなー」
ルイ「そりゃ…そうですよね」
お話をご覧になる上でご参照ください✨✨
いざアップしてみて「あ⚡️もうちょい合コンもどきの内容書いておけばよかった⚡️」と、気付きました🤣
後から「あれれ!!」と、思うことが多々あります😅
マオくん、ユウゴくんとはまた違う感じのこちらは双方バチバチな展開になっております😂
いつもご覧頂きありがとうございます😭✨✨