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中国に於ける反日デモを総括するセヨッ!!!

まあ、「総括ッ!!!」ってのは、古くは大学紛争の頃で、新しくも大学紛争の頃なのですが、毛沢東語録と同じで、何をするにも「鬱屈したエネルギー」の発散場所というものは若者にとって必要不可欠(若者以外にとってでもありますが)、というのが今回の事件ですね...と、いきなり過去形になってしまいますが、ちょいと中国側の視点で解説を試みて見ましょう。

以下、中国側の視点で書くのご注意を。

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■デモの発端は?

発端は尖閣諸島(魚釣島、釣魚島、どっちでもいいです)の国有化を日本が勝手にした、何故に共産党大会の直前、満洲事変の前にしたのか?ということで、人を集めやすかった。これは休日とか平日とか仕事があるとかないとか関係なくて、皆で2、3日がっつりと徒党を組んでデモでもやろうかッ!!! って気分な習慣ではあったわけです。これが、尖閣諸島の国有化が引き金になったのか、中国の警察が裏で手を引いたのかとか諸々の事情はあるのでしょうが、一般的な国民/民衆/人民(中国人ということで)をひとつの方向にまとめるのは、そのような「引き金」だけでは「デモ」になりません。引き金は「デモ」の暴走に拍車をかけることはありますが、「デモ」の発端としての原動力にはなりません。

なので、ネットなり中国版ツイッターなりを使って呼びかけはしたでしょうし、なんとなくそういう意識があっただろうし、デモ行進があれば「いっちょ参加したるかッ!!!」ってな気分で、「小日本、小日本」と叫ぶのもまたよろし、ってな具合なのです。

そう、日本大使館へのデモ/襲撃も、見物人があり、人民警察があり、卵を投げている人ありという訳で「祭り」な訳ですよ。日本の「祭り」は、神輿を担ぐところ(これは 2ch でも同じですよね、なんらかの「神輿」がないと、人は集まらない)が重要なのですが、中国の祭りは「爆竹」がありますからね。なんと言ったって新築のTV局を燃やしてしまう位の勢いで「爆竹」を鳴らすわけで、このばちばちとなる爆竹が日頃の鬱憤を晴らすわけです。

なので、「デモ」ってのは、あらかじめ準備していたもの。そして、「反日」ってのもターゲットが欲しいだけだけで、政治って気な意図/動機は、満州事変か共産党大会ぐらいしかないわけです。

■デモが暴走するきっかけ

さて、デモはあらかじめ準備されていたものですが、これだけ同時多発的に過激なデモ、というか略奪行為を初めてしまったのは、それなりの「鬱憤」があったのと、デモの勢いに皆が続々と乗ってしまったからです。先の写真のように、整然とデモをしている間は、そこからいきない暴徒となりはしないし略奪行為もありません。「デモ」自体が、事前申請というのが非常に解せないという血気盛んな方もおられるかもしれませんが、民主国家であるかどうかはともかく、人民警察に掴まってしまう立場となればそれなりに人生おしまいなワケなのです。ならば、大人しくデモに参加するか、あるいは、デモをテレビで見るかというのが選択肢です。ちなみに、頭の良い人はテレビで見るだけにします。

卵を投げつける、サムスンの社屋を燃やす、ローレックスのなんちゃらを襲う、センブンイレブンやら、ユニクロやらと、なにやらやりたいのは「反日」となれば、それほど「掴まる」確率が減るからです。中国からすれば、日本なんてのは昔からの属国で、日清、日露の時代にちっとばかり踏み込んで来た位で、徹底的に戦って負けたわけではないのです。まぁ、ちょっと話を先走ると、中国自体は一丸となって外国と戦えるかどうかは微妙なので「負ける」のは今後も必然だったりするのですが。

ですが、なんといっても人が多いし、今回は人ごみ、人民、なんやかやと警察の後押しがあったりなかったりという訳で、だんだん過激になってきます。いや、これは後押しがあろうと、裏でなにかをやろうというレベルの話ではありません。ごく自然に、デモの熱気が過激になってきて「暴徒化」したってのが、私達(中国人)の言い訳です。でもね、決して御免なんて言わないで、発端は「尖閣」にあっただろうッ!!! の一点張りですが。

■日本と戦争になるのか?

実は先に書いた通り中国では人民が「一丸となって諸外国に対処する」というのは、歴史上非常に難しいのです。漢民族の支配、そしてそれぞれの少数民族の集まり、上海への人口集中、外資系会社の特区、中国に会社を置く仕組み、という具合に「漢民族」による「支配」の仕組みを作るのは非常にうまいのですが、支配の仕組みの外側≒戦争、ってのはからっきしダメです。紅衛兵のように、「人を操る」こと、つまりは「支配」することはうまいのですが(これは、三国志の時代からですよね。奸計に非常に優れています。その方法論を書いた書物もたくさんあります)、中国の支配者争いは非常に長けているのですが、中国をひとまとめにして、目的をひとつにして、外国に立ち向かおう、占領していこう、というのはどだい歴史を見れば無理です。というのも、ローマ帝国が広がったほどに、中国が広がっていないのがその証拠です。国土が広いこともありますが、遠征して中央に「忠誠を誓う」というの苦手なのです。いやいや、奸計的に忠誠は誓いますが、本来の繋がりは華僑的な中華コロニーの結束が固いというところです。

中華コロニーは外敵には強い(外部から攻められる)のですが、布教&支配という流れにはなりません。中華コロニーをせっせと人を使って広げる、という支配の仕方をします(ええ、菌類と同じ感じです)。

なので、中国自体でどれだけ「反日」のデモがあろうと暴徒化しようと、「戦争」という手を使うことはありません。戦争のような「信用できない」人民を使う仕掛けはできない、ってことです。それよりも、昔からの外交手段を使ってちまちまと国土を固めて、ちくちくと攻めていく...というか日本イビりのほうは、中国には向いています。

■今回の反日デモを中国政府はどう思っているか?

いやいや、あれは「人民」が勝手に暴走したもので、当局はなんにも感知していません。裏で多少操作をしようとしたけど、思う通りにはいかなかったし、結局のところ暴徒化してしまって「略奪」に走っちゃったわけで、まぁ、バカな「人民」のことだから仕方がないよねぇ。これは「チャイナリスク」だし、これからは、当局に「金」を貢いでもらえば、もうちょっと対処できるんじゃないかな?と思うけどどう?

ってな具合ですね。政府と人民は全く別ものなので(国民ではありません)、被支配者層の人達の動向なんて知ったこっちゃないのです。

■で、日本の企業はどうするのか?

ここが不思議なところで、日本って国は、叩かれても、なんかよくわからん「反省」というものをして、元の鞘に戻ろうとするのですよ。もちっと頭が良ければ、中国の工場には中国人しかおかずに「監督者だけ」とか、発注するだけとかいう Apple 方式を取れるのですが、なんかやっぱりお人よしに「技術者」を派遣しちゃうんですね。まぁ、それは日本人らしいからそれはそれでいいんですけど。

私の属しているIT業界に関して云えば、まじめに「反日」感情とか、言われたことしかやらん中国人(というか「人民」。支配者層ではない人)に外注するのは「危うい」というのを感じ取ったほうがいいですね。部品的に外注をするか、再び、コ国内での内製に目を向けてほしいものです...と言っても、日本の大企業IT会社は、かなり内部崩壊しているので、それは難しいですね。自壊しないのが不思議なぐらいです。官庁からの出資で保っているだけかと。

■で、諸外国はどうするのか?

反米、反韓(あるのかな?)、反欧州、反イスラム(これもあるのかな?)、に比べれば「反日」というのは、非常に日本が近いし、領土問題もあるし、いちびりたい日本人ってな感じで、ちょっと次元が違います。ロレックスにしたら、「反日デモのとばっちりを喰ってしまった」ってな具合で、「とばっちりなんだから、日本側が弁償しろッ!!!」と言いたいぐらいです。ええ、弁償先はやっぱり「日本」なんですよ。当局は、一切「人民」の行動には感知しませんからね。

逆に、反日が進んで「日本製品を買わないぞ」という人民が増えれば、相対的に諸外国の製品は中国で売れるかもしれない、ってぐらいな皮算用をしているかもしれません。経済特区の場合は、バリケードで仕切られているし、なかなか外資企業としては良い場所です。中国政府が中国政府でいる限りは、よいかなと。支配者層の漢民族と組めば、人民から搾取ができて win-win な関係なのですね。

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と、そんな感じで「妄想」してみましたが、如何でしょうか? ちなみに「戦争」を起こすためには、政府が一方向に向いていないと駄目なので(それが狂気であれ、意図的なものであれ)、昨今分裂ぎみの中国政府では「戦争」を起こせません、ってのが私の見解です。

じゃあ、日本はどうすれば良いのか?ってのが問題ですね。よく「中国経済の土壌」に参入しなければッ!!! ってな感じで、中国に行く会社が多いのですが、これは間違っています...といいますか落とし穴があります。先に書いた通り、歴史的に中国対日本、と中国と諸外国の関係は全く違うのです。中国対韓国ほどひどくはないでしょうが、「貢物をしてくれる国」という意識/教育が中国には染みついています。

なので、そのあたりを逆手にとって、中国に対してはシビアな態度で外交をするのが良かろうってのが私見です。親中という形の友好は中国政府とは結べません。また、支配者層である「漢民族」にきちんと目を向けないと駄目ですね。支配、被支配というスタイルが彼らには普通である)、というのを良く認識した上で付き合うという外交が今後は必須になるかと。

Docomo は iPhone を受け入れる/売り出すべきか?

株主総会では喧々囂々となったようですが、経営的に iPhone を受け入れるべきかどうかと云えば、結論から言うと「否」です。別に docomo の社長を擁護する訳ではなく、Docomo の会社の収入形態として、iPhone を受け入れる意味はない、ということです。

まずは、docomo ユーザー、docomo 株主の立場から意見を考えてみましょう。敵を知ることは...ってことで、敵情調査は情報戦の基本です。

■docomo ユーザーの言い分

  • 既存の android スマートフォンよりも iPhone のほうが良い。
  • iPhone を使いたい。
  • iPhone が無ければ、 au や softbank に移動する。

ってところです。スマートフォン自体は、docomo から android 機種がいくつも発売されているので、「スマートフォンが選べない」という状態ではありません。ガラケーからスマートフォンに切り替えたいけど、無い、だから他のキャリアに移動するという時期は過ぎ、「iPhone が使いたい」だけが理由です。

確かに、iPhone は既存の Android よりも優れたインターフェースを持っていますが、docomo ユーザーが iPhone を選びたい理由としては、「Apple のブランド性」にあります。あるいは、docomo ユーザーだと、iPhone が使えない、という「ないものねだり」があります。なので、機能面で、iPhone と各種 android を比べてユーザーに薦めるのは無駄です。なにがなんでも iPhone のほうがいい、という心理なのですから。

■docomo 株主の言い分

  • iPhone を入れないから、ユーザーが他社に流れている。ゆえに、通信費の売上が落ちる。

という一点だけです。iPhone を入れれば、ユーザーは docomo 陣営にとどまり、定期的な通信費を確保できる。という論理ですが、一方で、Apple に支払う権利料もろもが考慮されているかどうかは、分かりません...といいますか、株主としては「直近の株価」が下がることが問題なのであって、「直近の株価」が向上すればそれでよいのです。一時的な、株価の上昇で売り抜ければいいのですから。

でも、docomo としては、一時的な売上の上昇を招くだけでは困るのです。長期的な、少なくても現社長が会長として引き下がるまで(オプションを持っているでしょうから)、iPhone/Apple への対応を誤って自社の売り上げを下げてしまっては困るのです。

 

2つの言い分を考え合わせると「先行きの根拠がない」ことがわかります。iPhone は Apple 一社の実力ですから、最初のスタートでの優位性を保つことはできるでしょうが、長期的に「スマートフォン」という分野廃れた時には、iPhone だけに頼るのは困るのです。同時に、android の UI に頼るのも困るのです。

docomo 社長としては i モードを理由に iPhone をはねのけていますが、(まともであれば)内実は違うでしょう。スマートフォンという方式を使えば、i-mode のように専用プロトコル、専用プロトコルを使う必要はないことは、app store を見て分かります。android store や、windows store を考えると、docomo store を立ち上げたほうが、android スマートフォンを売り出して「流通業」に参入するには資金力的に簡単んです。

i-mode 自体は、'96年頃からスタートして、長々と海外戦略を練っていたもので「いまさら捨てられない」という感情的な理由もあるでしょうが、経営的判断から言えば「インフラだけ残して、コストを切り詰めて切り替える」のがベターです。

ですが、docomo にはもっと大きな日本のシェアがあるのです。スマートフォンは、若者の一部 20代から30代ぐらいまでしかありませんが、50代以上の高齢者の場合には、docomo の携帯は i-mode 付きで非常に多く出回っています。高齢者のユーザーは、非常に「優良な顧客」で、

  • 購入してから、同じ機種をずっと使い続けてくれる。
  • 使い続けてくれる間、最初につけた高額な通信費を引き落としで払い続けてくれる。
  • よく分からない(使いもしない)i-mode に登録して、月300円(だったか?)を払い続けてくれる。

という大きなメリットがあります。営業費用もかからない非常に優良なユーザーな訳です。

日本の携帯市場の9割をキープした(現在は少し落ちていますが、結構な割合です)寡占状態ならばこそ、ここの i-mode というブランドは docomo としては外せないわけです。CM で i-mode を宣伝している限り、高齢者は i-mode が入っている docomo を使い続けますからね。

しかし、iPhone を求めて、docomo から au, softbank に流れてしまうのは、ちょっと困るわけですが、iPhone を導入したときのマージンやデメリットを考えると、導入しないほうが現状では良いのです。

なぜならば、先に言う通り、既に docomo としては定額の通信費で身入りがあるのだから、iPhone を売らなかな状態になって、apple にショバ代を払う必要はないわけです。更に云えば、通信料なんて所詮水物ですから、採算が合うように定額を決めていけばいいわけです。○○プランへ切り替わりますとか、適当な期間で宣伝を売っておいて、内部的には定期的な通信料とユーザー数を掛けあわせれば、十分に収入を得られるわけですから、iPhone に手を出す必然性は全くありません。

が、

では、先行きの docomo の戦略はどうなのか?といったところですね。ちょっと考察すると、

  • iPhone の登場(広まる以前)では、アジア圏、欧州圏に i-mode を広めようとした。

という経緯があります。それぞれの国の電話回線のインフラ料金(回線使用料)は、docomo には入りませんが、i-mode にログインするときの定期的な料金は docomo に入ります。なので、携帯電話そのものを得るのは docomo 的には何のメリットもなくて、携帯電話+i-mode というワンセットでないと意味をなさないのです。

しかし、iPhone + App Store の登場で、i-mode の範囲があやしくなり、欧州のフィーチャーフォンも怪しくなってきています(いや、本当は怪しくはなっていないはずなのですが、これは後日)。スマートフォンに切り替わってしまうと、android store が儲かるという仕組みになりますね。あと windows store とか。ここで、i-mode が参入できないのは、結構な docomo の痛手です。

ではどうすればよいのか?結構答えは簡単です。

  • i-mode store

を作ればよいのです。中身のプロトコルは i-mode でも何でもないので、嘘になるのですが、ええ、そんなことはどうでもいいのです。「i-mode」というブランドを引き続き使います。

i-mode java の環境を docomo が提供していたと同じように、android 開発環境を docomo が提供します。提供するといったって、eclipse があればよいので、別にお金は掛かりません。多少のホームページを作って、あたかも i-mode 印を作れば ok です。

そして、app store のように、評価やランキングなどを作る。登録料を開発者から4,000円程度取って運営費に廻す、ってことをすれば簡単ですね。docomo 自体はソフトハウスをいくつも抱えているので、雑多なゲームアプリをガンガン乗っける、あるは既存のアプリをガンガン転載して数を増やしていくだけでよいのです。

google の android market に載せる必要は全くないのですが、そのあたり、何か契約とかあるんですかね?何故、やらないのかちょっと不思議です。

自分が不利の状況で頭を下げるのは下策だよ

某所諸々で、火吹きそうになっていますが、言うならば「戦術」としてとることができるのが、これ。

「機動警察パトレイバー9巻(文庫版)」(ゆうきまさみ) - Book From Library
http://d.hatena.ne.jp/imashiro/20120325/1332692766

手段のために目的を選ばない男~悪役の企業人の独創的な類型/内海課長(機動警察パトレイバー) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20080317/p3

言うならば常に自分を優位な立場に置く(正確には、相手から見て優位な立場にいる、と妄想させる)ということです。

http://ec2.images-amazon.com/images/I/51%2BXTVwpJ3L._SL500_AA300_.jpg

ここに出てくる内海課長(リチャード王)の行動は、文庫本の9巻前後を読めば分かるので解説しませんが、この手法をどうやって仕組むかというと、

  • 相手自身の「言葉」の罠に相手を誘い込む。
  • 相手が、罠に陥った、窮地に至ったと思い込ませる。
  • 手を差し伸べる。

ということだけです。これって、DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)や、高級布団の密室販売手法と同じなので、「知っている方は知っている」ハズなのですが、ああ「善人」の方はあまり知らないようなので、公開しておきます。悪用しないよーにねッ!!!

# 善人気取りも、過ぎれば単なる迷惑な人になるので、それも注意して。

具体的に言えば、「暴力を振るったあとにやさしくする」という閉鎖空間、密室で行き場がない状態で自分の通の良い手段をさも唯一の手段のように差し伸べます。

  1. 相手の言葉尻を掴んで、相手を悪者にします。
    「あなたが悪いから、私がこんな風になったんだ」
    「そんなことを言うと私は、××になってしまう」
  2. 相手がその「善人性」により、反省しようとします。あるいはうろたえます。
    ここで、自分の立場は動いていません。勝手に相手が沈んでくれます。
  3. この瞬間に、手を差し伸べます。
    「もし、あなたが、○○を私に許してくれたら、私はよくなるかも」
    「もし、あなたが、○○をしてくれたら、こんな風にはなりませんよ、どうします?」

ってな具合ですよね。あたかも、3番目はwin-winの提案をしているように見えますが、こちらの「勝手」を言っているだけで、相手のことなんてちっとも考えていません。自分の都合のよいことを○○に当てはめればよいのです、簡単ですねッ!!!

  1. 相手が優位な立場にいます。それを逆転するように、土俵を変えてしまいます。
    「しかし、12月の移行作業があるから、社内的に間に合わせないと貴方の立場が悪くなりますよね?」
    「いまの時点で、他のIT会社を頼むと高いどころかスケジュールに間に合わない可能性がありますよね?」
  2. 発注している立場であっても、所詮「課長」レベル。相手の社長の肩に乗って畳み掛けます。
    「まぁ、今からやるとして、こんなスケジュールになりますよね、大変ですね~」
    「まぁ、こちらも忙しいですから、条件もありますし、この件は別の機会にでもお話しが貰えれば..」
    「調節といっても、経験上色々大変でしょうし...いや、これは別な話ですが」
    中間職の厳しさを手に取るわけです。
  3. で、その場の打ち合わせはおしまい。次の日程も立てません。
    相手からメールでも連絡があったら、初めて頭を下げましょう。
    「いやいや、先日はあのような話をして申し訳ありませんでした。スケジュールに関しては、こちらで検討しますので...」
    「あれから色々気になってはいたのですが、忙しかったもので、申し訳ありませんでした。前回の遅れをはスケジュールを調節をしていきたいと考えて...」

な風に、優位になって金額交渉です。

ね、簡単でしょッ!!!

まあ、相手が上手である場合もあるのでその場で注意が必要なのですが、今回?に関しては大丈夫ですよ。下手に無休/無給で引っ張られるぐらいならば、相手に判断をゆだねてあげて「罪悪感」を埋め込むのも、ひとつの手法だったり。