システム開発の見積もりブログ -55ページ目
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基本は人月計算?

システム開発の見積もりで、よく使われるものは人月計算。

良くも悪くも「人月」から、概算見積もりを出すことが非常に多いのです。

その理由を考えてみると、


簡単だから

もそうなのですが、


働いた時間×単価 = 社員の給与

が、主な理由です。

というのも、普通の商品を売ってなんぼの世界の場合は、


商品を売る → お金が入る

という図式になります。

そうなると、商品の原価が安くなればなるほど、儲けがでますよね。

誤解を恐れずに言えば、システム開発の大部分を占めるのは


人件費

つまりは、


原価 = 人件費

となるわけで、先の商品の原価の話になると、


人件費が安ければ、儲けが出る

な図式にる。

こうなると、システムで作ったものがなんぼ、という計算よりも


儲け = 予算 - 社員の給与

な式になって


儲け = 予算 - 働いた時間×単価

な計算をし始めます。


こうなると、すんなり分かりやすいし、見積もり的にも通しやすい。

そんな訳で、見積もりには人月計算がまだまだ使われている訳です。

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