おもちゃのまち駅【栃木県】(東武宇都宮線。2023年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
栃木県壬生町北東部、玩具製造関連会社が集積する工業団地「おもちゃ団地」が立地する市街地・「おもちゃのまち」に位置する東武宇都宮線の駅、
おもちゃのまち駅 (おもちゃのまちえき。Omochanomachi Station) です。
 
 
駅名  
おもちゃのまち駅 (TN 35)  
  
所在地  
栃木県下都賀郡壬生町   
 
乗車可能路線  
東武鉄道:宇都宮線 【愛称:「いちご王国」ライン】  
  
隣の駅  
新栃木方…………国谷駅  
東武宇都宮方……安塚駅  
   
訪問・撮影時  
2023年10月  
 
 
駅概要   
駅形態……………地平駅(1965年開業)。開業時より現在の駅名です。
駅舎………………島式ホーム南側に平屋建て駅舎があります。
出入口……………東口、西口。駅舎とは地下道で連絡。
バリアフリー……○(各出入口~地下道、地下道~改札にエレベーター設置)。
点字ブロック……各出入口~改札~ホームに設置。
駅前広場…………○(東西にロータリー有。バス停留所・タクシー乗り場は西口のみ)。
 
 



東口です。西を望む。
駅前広場の西端に出入口があるのみです。
自転車用スロープがある階段出入口とエレベーター出入口があります。
手前のロータリーは内側が公園になっていて、地下には有料駐輪場があります。
 
 

駅前広場には5号蒸気機関車が静態保存されています。
東武鉄道でも使用されていました。
 
 


東口駅前です。東を望む。
駅前には商店や飲食店が点在していますが、コンビニはありません。
駅周辺は整然とした住宅街が広がっています。
約1km東に玩具工場が建ち並ぶ工業団地がありますが、情勢の変化により現在は玩具工場の割合が減少しています。
工業団地内には「おもちゃのまちバンダイミュージアム」があります。
 
 




西口です。1枚目~3枚目は東を、4枚目は南東を望む。
こちらも自転車用スロープがある階段出入口とエレベーター出入口があります。
西口にも駅前広場がありますが、バス停留所やタクシー乗り場があるのは西口のみです。
 
 

ロータリー内には「おもちゃのまち」にふさわしい設備としてオブジェがあります。
 
 


西口駅前です。西を望む。
こちらの方が東口より駅前が市街地化されていて、商店が多いです。
西口側も駅周辺は整然とした住宅街が形成されています。
こちら側に「おもちゃ団地」はありません。
約950m北西に獨協医科大学病院があり、その西隣に獨協医科大学があります。
 
 

地下道にて。西口側より東を望む。

左手に西口の階段・自転車出入口が、後方に西口のエレベーター出入口があります。

左前方には改札口へ登る階段とエレベーターがあります。

奥には東口の階段・自転車出入口、EV出入口のほか、東口駅前広場地下にある有料駐輪場の連絡口があります。

西口側から地下道を通って駐輪場への出入庫が可能です。

 



島式ホーム南側に設置されている駅舎内にある改札口です。北を望む。
後方に地下道への階段とEVがあります。
  
駅員配置………あり(有人駅)。駅員不在時間あり。
       改札内外にきっぷ確認カメラ付きインターホン設置。
自動改札機……なし(簡易PASMO改札機のみ。入場用1台、出場用2台)。
       紙のきっぷはそのまま通って入場、出場時はラッチ内の集札箱へ。 
       きっぷ無しの場合は乗車駅証明書を発行して下車駅で精算。 
ICカード………『PASMO』のエリア内。
幅広通路………左右通路。窓口に面した右側通路のみ点字ブロック設置。
有人通路………窓口に面した右端の通路。
窓口……………あり(改札窓口、出札窓口、精算窓口)。
自動券売機……あり(改札口の右手前。ICチャージ可)。
自動精算機……なし(精算窓口またはインターホンへ)。
その他設備……乗車駅証明書発行機(左側にあります)。 
トイレ…………改札内コンコース(多機能トイレはホーム上に設置)。
改札外設備……飲料自動販売機。
改札内設備……AED。
売店……………なし。  
コンビニ………なし(最寄店舗は約350m西「セブン-イレブン」)。
 
改札を通って階段またはスロープを登るとホームにたどり着きます。
おもちゃのまち駅はバリアフリーに対応しています。
 
 

改札内より改札口を撮影。南を望む。
 
 

また、改札外には栃木県壬生町活性化協議会のキャラクター「壬生えみこ」のイラストが描かれた飲料自動販売機があります。
 
 

建植式駅名標です。非電照式です。
私が訪問した2023年10月は「いちご王国」ライン仕様のデザインになっていました。
 
 

こちらは路線図や時刻表と一体になった駅名標です。電照式と思われます。
 
 



駅構造……地平駅(概ね南北方向)。
配線………島式ホーム1面2線。
 
右(東)は1番線で上り新栃木方面、左(西)は2番線で下り東武宇都宮方面です。
  
ホーム有効長……4両分。
ホームドア………なし(2023年10月時点)。。
ホーム幅…………全体的にとても広いです。
上屋(屋根)………新栃木方(手前側)の2両分に設置。 
ホーム上設備……ベンチ・飲料自動販売機・冷水器。
ホーム上設備……待合室(空調なし)、多機能トイレ。
 
後方の新栃木方の端に階段とスロープがあり、それらを下りた先に改札口があります。
 
写真は3枚とも東武宇都宮方を望む。
 
 



新栃木方を望む。左が1番線、右が2番線です。

ホーム幅は非常に広いです。
 
 


新栃木方を望む。
ホーム端の一段低い位置に駅舎と改札口があります。
 
東武宇都宮線は全線単線です。しかし全線において複線分の用地が確保されています。まぁ複線化される可能性は低いと思いますが…。
この先、住宅地を南下しますが、やがて沿線に田畑が目立ってくると北関東自動車道をくぐります。その後は再び住宅地に入り、右へカーブして進路を南南西に変えると国谷駅へと至ります。
 
 

東武宇都宮方を望む。
 
この先、車窓が住宅地から農村風景に変わり、ほぼ一直線に北上します。そして再び住宅地に入ると安塚駅へと至ります。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2023年(駅訪問の為)。          
  
広い島式ホーム1面2線の交換可能駅で、ホーム南側の新栃木方に駅舎があり、東西出入口とは地下道で繋がっています。駅前は東西とも整然とした市街地が形成されています。約1km東に「おもちゃ団地」がありますが、現在は玩具工場が減少傾向です。団地内には「おもちゃのまちバンダイミュージアム」があります。
 
鉄路のみでのアクセス(ルートは一例です)    
東京から・・・当日到達可、日帰り往復可。
       東武スカイツリーライン~東武日光線(南栗橋・新栃木乗換)東武宇都宮線。
大阪から・・・当日到達可、日帰り往復可。
       東海道新幹線(東京)上野東京ライン~JR宇都宮線(栗橋)東武日光線
       (新栃木)東武宇都宮線。
 
食料・飲料 (500m以内) 
コンビニ・・・・・・あり (最寄店舗は約350m西「セブン-イレブン」)   
飲食チェーン店・・・あり (最寄店舗は約300m西「ガスト」)      
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、東武宇都宮線を乗り鉄の際は、ぜひ一度はおもちゃのまち駅でも途中下車してみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、ピクシブ百科事典、地理院地図、Google地図、Wikipedia)