第1589回('23) 名古屋ガイドウェイバスゆとりーとラインを乗り鉄・降り鉄    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2023年8月11日~14日、夏のお盆休みは『青春18きっぷ』も利用して、3泊4日で主に中部地方へ。
長野県周辺のJR線や名古屋近辺の路線を乗り鉄・降り鉄しました。
当初は関東地方も一部乗り鉄する予定でしたが、鳥取県などに甚大な被害をもたらした台風7号が接近してきたため、予定変更を余儀なくされました。
 
今回は3日目(8/13)前半の内容です。
この日は鳥取県などに大きな被害をもたらした台風7号が次第に日本列島へ接近していて、その影響で当初乗り鉄予定だった関東地方は雨が降り出していましたが、その関東を避けて早めに宿泊地であり、一日中雨は大丈夫そうな名古屋へと移動し、乗り鉄・降り鉄を楽しみました。午後は大曽根駅から北東方向へ延びる名古屋ガイドウェイバスのガイドウェイ志段味線、通称・ゆとりーとラインの専用軌道区間全駅を訪問しました。理由は、現在のゆとりーとライン専用軌道区間は「軌道」、広義の「鉄道」扱いなのですが、2026年を目途に軌道からバス専用道へと転換(事実上のBRT化)する予定で、鉄道路線としては廃止扱いになってしまうことから、早めに全駅を訪問した次第です。結局、半日で全ての駅への訪問を達成できました。この日は名古屋駅前で宿泊しました。
  
今回の日程 2023年8月13日 (日) 【後半】  
  
大曽根1255(徒歩)1303ナゴヤドーム前矢田1323(徒歩)1333砂田橋1353(名古屋ガイドウェイバス志段味線【ゆとりーとライン】)1355守山1410(徒歩)1420金屋1436(ゆとりーとライン)1438川宮1458(ゆとりーとライン)1500川村1520(ゆとりーとライン)1521白沢渓谷1538(徒歩)1602川村1610(ゆとりーとライン)1613小幡緑地1647(ゆとりーとライン上り)1702大曽根1710(名鉄瀬戸線)1718栄町1800(徒歩)1830久屋大通1836(名古屋市営地下鉄桜通線)1841名古屋   
  
【宿泊】    
  
 

(1)大曽根1255(徒歩)1303ナゴヤドーム前矢田 
 
JR中央本線で大曽根駅入りをして、ゆとりーとラインの全駅を訪問していきます。
起点駅の大曽根駅はJR駅北口の東側に隣接して存在しています。
東京で言えば新橋駅のJRと「ゆりかもめ」の位置関係に似ています。
早速ガイドウェイバスに乗ろうと思いましたが、
この日はバンテリンドーム ナゴヤ(ナゴヤドーム)で中日VS広島のデーゲームがあったため、
野球観戦客で混雑しており、バスに乗ることと大曽根駅訪問をパスして、
徒歩で次駅のナゴヤドーム前矢田駅へと移動することにしました。
大曽根駅は過去に訪問したこともあります。帰りにまた立ち寄ることにしました。
 
ゆとりーとライン沿いの道路を延々と歩きましたが、暑くて汗だくになりました。
そして8分ほどでナゴヤドーム前矢田駅に到着。
高架にあるコンコースとホーム(のりば)を観察しましたが、
ゆとりーとラインの「駅」は全て3階に相対式ホーム2面2線があり、
高架下2階に駅舎(コンコース)が存在します。
ナゴヤドーム前矢田駅ではガイドウェイバスが到着後に、
多くの野球観戦客が下車して南側にあるナゴヤドームへと向かっていました。
駅前は北側が住宅街で、南側にナゴヤドームやイオンモールがあります。
また、直下には名古屋市営地下鉄名城線の駅もあります。
 
 

(2)ナゴヤドーム前矢田1323(徒歩)1333砂田橋 
 
次の砂田橋駅も徒歩圏内にあるため、ガイドウェイバスには乗らず、
ゆとりーとライン沿いの道路を徒歩移動しました。
駅前は住宅街ですが、砂田橋駅周辺には学校が多く立地しています。
こちらも直下に地下鉄名城線の駅があります。
 
 


(3)砂田橋1353(ゆとりーとライン 志段味交通広場(サ)行き)1355守山 
   立席 ほぼ満席 景色を眺めて移動
 
  
今度は駅間距離が広がるので、ガイドウェイバスに乗って移動します。
この便は志段味サイエンスパーク経由、志段味交通広場行きです。
乗車した便は乗客が多くいて、少し空席があったものの立席を選択しました。
バスは高架線を北上し、矢田川を渡って守山区に入ると上り勾配になって守山駅に到着。
私はここで下車しました。ゆとりーとラインは交通系ICカードが利用可能となっています。
駅前は住宅街で、ゆとりーとラインは駅南側で名鉄瀬戸線を乗り越しています。
交差地点の少し東側に名鉄線の守山自衛隊前駅があり、乗換が可能です。
守山駅の東側、守山自衛隊前駅の北側には、陸上自衛隊守山駐屯地があります。
 
 

(4)守山1410(徒歩)1420金屋 
  
次の金屋駅までは距離が近く、さらに下り坂になるので徒歩移動しました。
住宅街の中を北へ歩き、右へカーブして坂を下ると金屋駅に着きました。
低地にある駅ですが、東側は台地になっています。
駅周辺は住宅街で、西の低地も東の台地もびっしり住宅が建ち並んでいます。
 
 


(5)金屋1436(ゆとりーとライン 高蔵寺行き)1438川宮 
   1人席に着席 満席 車窓を眺めて移動
 
  
次はガイドウェイバスに乗って移動しました。
下車後は駅構内→駅前の順に観察・撮影を行いました。
駅前は平坦で、住宅街が広がっています。
 
 


(6)川宮1458(ゆとりーとライン 志段味交通広場(サ)行き)1500川村 
   最前席に着席 満席 前面展望
 
  
次の川村駅までは近かったのですが、疲労回復のためガイドウェイバスで移動しました。
ここでようやく最前部の席に座ることができて、前面展望を楽しみました。
川村駅も他の駅と類似の構造です。
駅前は住宅街で、北側を東から西へ庄内川が流れています。
庄内川の対岸は春日井市です。
 
 


(7)川村1520(ゆとりーとライン 志段味交通広場行き)1521白沢渓谷 
   後部席に着席 7割程度の着席率 車窓を眺めて移動
 
  
今回乗車した区間では、相当な上り勾配で台地状へと進んでいきました。
台地上にある白沢渓谷駅は周辺が起伏に富んでいますが、
そこにも住宅街が広がっています。
 
 

(8)白沢渓谷1538(徒歩)1602川村 
  
折角なので、白沢渓谷駅前散策後は西側(大曽根方)にある城土公園へ行き、
園内にある白沢渓谷を見に行きました。
都会にある小さな渓谷で、東京の等々力渓谷と似たような感じでした。
観光客は誰もおらず、地元の人もほとんど見かけませんでした。
白沢渓谷を楽しんだ後は、白沢渓谷駅には戻らず、
ゆとりーとライン沿いに坂道を下って、先ほど利用した川村駅へと移動しました。
 
 


(9)川村1610(ゆとりーとライン 高蔵寺行き)1613小幡緑地 
   満席のため立席→白沢渓谷から後部席に着席 車窓を眺めて移動
 
 
ガイドウェイバスに乗り、軌道路線としての終着駅である小幡緑地駅で下車しました。
本社所在地にある駅ですが無人駅で、他の駅と同じような構造でした。
駅前は丘陵地ですが宅地化されていますが、近くにコンビニすら無いです…。
東側一帯に駅名の由来となった小幡緑地があります。
駅前散策の際、専用軌道区間と道路区間の境界である、
モードインターチェンジを撮影しました。
まぁゆとりーとラインは徳島の阿佐海岸鉄道のDMVのように大がかりな変形はしませんが…。
 
 


(10)小幡緑地1647(ゆとりーとライン 大曽根行き)1702大曽根 
  中ほどで着席 半分程度の着席率→最後は満員 車窓を眺めて移動
 
 
小幡緑地駅への下車をもちまして、ゆとりーとラインの全駅訪問を達成したので、
これから大曽根へと戻ります。
乗車したのは道路区間からの直通便で、半分ほどの席が埋まっていましたが、
窓側の席を確保できました(最前部ではありませんが…)。
道中は水分補給しながら落ち着いて景色を眺めていました。
停車駅ごとに少しずつ乗客が増えていきましたが、まだ空席がありました。
しかし、終点1駅手前のナゴヤドーム前矢田駅からは、
非常に多くの人が乗り込んできて、満員になった時点でドアが閉まり、
積み残しが発生しました。
バンテリンドームナゴヤで行われていた中日-広島戦は、広島が勝利したようで、
上機嫌のカープファンが多く乗り込んでいました。
負けたドラゴンズのファンは足早に帰ってしまったようで、
あまり姿を見かけませんでした。
ナゴヤドーム前矢田駅での乗車に手間取った影響で、
終点の大曽根駅には2分遅れの到着となりました。
下車後に駅構内を撮影してから、ゆとりーとラインの駅を後にしました。
 
 

(11)大曽根1710(名鉄瀬戸線 普通・栄町行き)1718栄町 4000系4連 
  4両目で着席 1/4の席が埋まる低い乗車率 車窓風景を眺めて移動

  
次は名古屋の繁華街である栄に向かいますが、
地下鉄名城線ではなく名鉄瀬戸線を選択しました。
乗車列車は空いていました。ラッシュと逆方向でしたが、
休日とは言え栄直結の路線でこれだけ空いているとは……。
平日ラッシュ時は名鉄屈指の混雑路線なのですが…。
まぁ逆に言えば快適な車内でした。8分の乗車で終点の栄町駅に到着。
昭和の雰囲気が残る地下駅です。
 
 



(12)栄町1800(徒歩)1830久屋大通 

  
下車後は、地上に出て名鉄駅と地下鉄・栄駅の半数ほどの出入口を撮影しました。
18時になると日が傾き、腹も減ってきたので撮影をストップ。
栄駅と久屋大通駅を結ぶセントラルパーク地下街にある、
「とんかつの藤」で夕食を済ませました。味噌カツを食べました。
最近、名古屋では「矢場とん」をよく利用しますが、結構高いです。
「とんかつの藤」はリーズナブルな事もあり、昔からよく利用しています。
食事後は地下街北端部にある久屋大通駅へと移動しました。
 
 

(13)久屋大通1836(名古屋市営地下鉄桜通線 太閤通行き)1841名古屋 
  6000形5連 5両目で立席 立客多数 スマホを操作して移動
 
 
最後は名古屋市営地下鉄桜通線に乗って、
宿泊するホテルがある名古屋駅へと向かいます。
以前の桜通線は空いていましたが、近年は東山線ほどではないものの、
都心部の乗車率が上がっているように感じます。
何とかドア脇を取れましたが、久屋大通駅からではまず座れません。
丸の内駅でも少し増え、国際センター駅では乗降ほぼゼロで名古屋駅到着。
私を含む9割ほどの乗客が一斉に下車したのは圧巻でした。
電車はガラガラの状態でこの年の正月まで中村区役所駅だった
太閤通駅へと去っていきました。
 
下車後はコンビニで買い出しをしてから駅東側のホテルへチェックイン。
入浴を済ませてからいつものようにくつろいでいましたが、
22時頃に寝落ちしていました。
この日は東京から早めに名古屋へ避難(?)したため雨は免れましたが、
翌日は台風7号がさらに接近する予報だったので、終始気掛かりでした…。
 
 
(つづく)  
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)