傘松駅【京都府】(天橋立ケーブルカー・傘松ケーブル。2005年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2005年撮影。
 
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
京都府北部、宮津市北寄りの天橋立北側にそびえる山地に鎮座する成相山成相寺へのアクセス路線である、丹後海陸交通が運営するケーブルカー路線、天橋立鋼索鉄道【通称:天橋立ケーブルカーまたは傘松ケーブル】の山上駅に相当する駅で、駅前の傘松公園からは天橋立を一望できる、
傘松駅 (かさまつえき。正式なローマ字表記は不明) です。
 
尚、写真は2005年撮影で、古いです。現在は変化が多いはずです。ご了承下さい。
 
 
駅名  
傘松駅 (駅番号なし)     
 
所在地  
京都府宮津市    
 
乗車可能路線  
丹後海陸交通:天橋立鋼索鉄道 【通称:天橋立ケーブルカーまたは傘松ケーブル】    
(※) 完全並行の天橋立リフトにも乗車可能です。  
 
隣の駅  
山麓方……府中駅    
 
訪問・撮影時  
2005年10月
  
 
天橋立ケーブルカー(傘松ケーブル)は天橋立の北側、京都丹後鉄道宮豊線・天橋立駅から見て天橋立の反対側にあり、他の鉄道路線とは接続しない孤立路線であるため、乗りつぶし派泣かせの路線です。
天橋立駅から山麓駅に相当する府中駅までのアクセスは、観光がてら天橋立を歩く方法(約1時間)、阿蘇海を航行する天橋立観光船を利用する方法、阿蘇海岸を迂回する路線バス(丹海バス)を利用する方法があります。
 
 

傘松駅の駅舎です。東を望む。今はリニューアルされています。
右手前にリフトのりばが、左奥にケーブルのりばがあります。
駅舎は2階建てで、1階に乗り場や売店、トイレがあり、2階にレストランなどがあります。
右前方には展望台があり、天橋立を一望できます。
 
傘松駅は有人駅で、改札は自動化されていません。
自動化されていません。列車別改札なので、発車直前に改札が開始となります。
天橋立ケーブルカーがバリアフリーに対応しているかどうかは不明です。
 
また駅前は一帯が傘松公園になっています。
西側の離れた場所には成相寺へ向かう路線バスの停留所があります。
 
 

展望台からは天橋立を一望できます。南を望む。
阿蘇海の手前に府中駅があります。
 
 

股のぞきをすると、こんな感じです。
 
 

ホームです。上写真は山上方を、下写真は山麓方を望む。
ケーブルカーで標準の頭端式ホーム1面2線で、乗降分離されています。
左が乗車ホーム、右が降車ホームだったと記憶しています。
駅部の勾配は府中駅よりきつく、ホームは階段状になっています。
ホーム全体が屋根に覆われています。
 
 

展望台より山麓方を望む。
天橋立ケーブルカーは、右側の天橋立リフトと完全並走で府中駅を目指します。
ケーブルカーは山麓方に陣取ると天橋立の絶景を望めます。確実に景色を眺めたい場合はリフトがお勧めです。
途中で勾配が緩くなって府中駅へと至ります。
全長400mほどしかなく、カーブが存在しないため、肉眼で府中駅を望めます。
 
 

終端方を望む。
ケーブルカーの運転室は車内ではなく山上駅の終端部の先(写真前方)にあります。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2005年   
  
鉄路のみで (バス・タクシー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし (売店あり) 
飲食チェーン店・・・なし (レストランあり)  
 
東京、大阪とも到達難易度が高いですが、天橋立を観光の際はぜひ傘松ケーブルをご利用になり、傘松駅も観察してみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)