今は見られない列車・車両・塗色(63・東京メトロ東西線・千代田線5000系)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第63回目は、東京メトロ東西線と千代田線の初代車両、5000系電車です。
 
営団地下鉄東西線新規開業用として1964年にデビューし、
千代田線においても6000系量産までの「つなぎ」として開業時より使用されました。
そして千代田線北綾瀬支線でも6000系試作車と一緒に3両編成が運用されました。
セミステンレスで一部はアルミでしたが、材質を除けば営団版103系と言えそうな電車でした。
 
東西線の主力車両として長らく君臨しました。
千代田線本線においては東西線の輸送力増強・6000系の増備により撤退し、5000系は東西線に集結しました。
昭和末期より後継の05系が量産され、5000系は徐々に数を減らしました。
また、5000系は非冷房車でしたが、残った車両はは冷房化されました。
1990年代には12編成120両が東葉高速鉄道に譲渡されました。
その後も頑張っていましたが、老朽化には勝てず、2007年には東西線から引退、
千代田線北綾瀬支線の車両も2014年に引退し、5000系の歴史は幕を下ろしました。
 
写真は北綾瀬支線の5000系で、アルミ車です。帯色はグリーンです。東西線の車両は帯色が水色でした。