2016年撮影。
今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
福井県の県庁所在地・福井市の中心市街地にある福井鉄道福武線(本線)と支線(ヒゲ線)の分岐駅である、
市役所前駅岐阜県南西部、濃尾平野に市域を有する羽島市の南西部、長良川の東岸に存在していた名鉄竹鼻線の終着駅でしたが、利用減などから竹鼻線の江吉良～大須間が廃止され、同時に廃駅となった、
市役所前駅 (しやくしょまええき。ローマ字表記は不明) です。
尚、市役所前駅は2017年にホームが新しくなり、翌2018年に「福井城址大名町駅」へと駅名が変更されました。
そのため、市役所前駅自体は形を変えて残存しているものの、アーカイブ記事としてUPいたします。
駅名
市役所前駅 (当時は駅番号なし。現在は「F 21」)
現在の駅名に変更された日
2018年3月24日
所在地
福井県福井市
路線
福井鉄道：福武線(本線)、福武線(支線【通称：ヒゲ線】)
隣の駅
本線
(※)たけふ新方……足羽山公園口駅
田原町方……………仁愛女子高校駅
(※)2023年3月まで、起点駅の駅名は「越前武生駅」です。
支線【ヒゲ線】
福井駅方……………福井駅停留場
訪問・撮影時
2016年5月ほか
2016年当時、越前武生方面上り線ホームは地下道から階段でアクセスする形になっていて、バリアフリー化の妨げになっていました。
現在は横断歩道から直接スロープでホームへアクセスする形態に変わり、バリアフリー化されました。
2016年当時の市役所前駅はホームが千鳥配置で、上り線ホームが南側に、下り線ホームが北側に設置されていました。
現在は奥の下り線ホームの対面に上り線ホームが移設され、各ホームともホーム手前の横断歩道から直接スロープでホームへアクセスする形態に変わりました。
写真は上り線ホームより田原町方を望む。
こちらは下り線電車より「たけふ新」方、福井駅方を望む。下り線ホームの位置より撮影。
上下線ホーム間に片渡り線があります。たけふ新方面からの下り電車がスイッチバックして福井駅方面へ向かう際に使用します。ホーム位置が統一された現在もこの渡り線は同じ位置にあります。
現在、上り線ホームは撤去され、跡地は一部が並行する県道30号線の拡幅に使用されています。
上り線ホームより田原町方を望む。
交差点を挟んで反対側に下り線ホームがあります。現在は対面に上り線ホームがあります。
両ホーム間を渡り線が結んでいます。
この先、県道30号線の路面を北上して終点の田原町駅へと至ります。フェニックス田原町ラインの電車は田原町駅から「えちぜん鉄道」三国芦原線へ直通します。
たけふ新方および福井駅方を望む。
上り線ホームのすぐ先で福井駅方面の支線【ヒゲ線】が左へ分岐します。
本線は複線でヒゲ線は単線です。
現在、ホームとともにホームと地下道を結ぶ階段も撤去されています。地下道は残存しています。
こちらは下り線ホームです。田原町方を望む。
2016年当時は南側の横断歩道から出入りする形でしたが、段差がありバリアフリー非対応でした。
現在は出入口部分にスロープが設置され、バリアフリー化されました。
下り線ホームを走行中の電車内よりたけふ新方および福井駅方を望む。
手前に下り線ホームが、奥に上り線ホームがあります。現在は上り線ホームが下り線ホーム横に移設されました。
下り線ホームよりたけふ新方および福井駅方を望む。
駅改良工事により、下り線ホームも作り替えられ、新しくなりました。
あとがき
私が市役所前駅で下車(乗車)したのは少なくとも2002年、2016年の2度はあります。2016年時点において、翌2017年に駅が改良されるとは予想だにしませんでしたｗ 現在は新しいホームになっています。
下車(乗車)時・・・2002年、2016年
駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・あり
レトロな雰囲気が残っていた市役所駅はリニューアルされ、さらに福井城址大名町駅に改称されて進化しました。機会があれば現在の駅も訪問してみたいですね。
(参考：地理院地図、Google地図、Wikipedia)