大須駅【岐阜県】(名鉄竹鼻線。2001年訪問、同年廃止) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2001年撮影。
 
今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
岐阜県南西部、濃尾平野に市域を有する羽島市の南西部、長良川の東岸に存在していた名鉄竹鼻線の終着駅でしたが、利用減などから竹鼻線の江吉良~大須間が廃止され、同時に廃駅となった、
大須駅 (おおすえき。OSU Station) です。
 
現役当時の写真のみを掲載します。写真は少ないです。ご了承下さい。
 
 
駅名  
大須駅 (駅番号なし) 
 
廃止日  
2001年10月1日
 
所在地  
岐阜県羽島市   
 
路線  
名古屋鉄道:竹鼻線   
 
隣の駅  
笠松方……八神駅       
 
訪問・撮影時  
2001年1月  
 
 

末期は駅舎がありませんでした。以前は木造駅舎がありましたが、1998年に解体されました。
無人駅で、改札口は存在しません。車掌による精算、乗車券発売が行われていました。
バリアフリー非対応で、駅外とホームとの間に階段がありました。
駅前広場はありませんでした。駅前にバス停があります。現在は羽島市のコミュニティバス(羽島市役所前方面)と海津市のコミュニティバス(千代保稲荷神社【お千代保稲荷】方面)の乗換停留所になっています。
 
駅前は住宅地です。駅近くにある真福寺の一院であった宝生院が1612年に名古屋へ移転し、大須観音になっています。
駅西側を長良川が流れています。対岸は海津市で、大須駅跡から約4km西に千代保稲荷神社【お千代保稲荷】が鎮座しています。
 
写真は南を望む。
 
 

駅名標です。末期はCI導入による新デザインのものが使用されていました。
 
 

大須駅は単式ホーム1面1線で、2両対応でした。
4両編成も入線していましたが、4両編成の場合はどのようなドア扱いをしていたのか気になります…。
写真は笠松方を望む。
 
 

終端方を望む。車止めの先を長良川が流れており、前方には道路橋の南濃大橋が見えます。
お千代保稲荷を目指していたと思われますが、川幅の広い長良川に行く手を阻まれ、中途半端な位置にある大須駅が長らく終着駅でした。
もし長良川を越えてお千代保稲荷前まで線路が延びていたら竹鼻線末端区間の運命が変わって……ないでしょうね…。
 
 
あとがき  
私が名鉄竹鼻線の大須駅で下車(乗車)したのは2001年の1度きりです。廃止まで1年を切っていました。訪問したのが平日だった事もあり、ファンは全くいませんでした。お名残乗車の乗客が増えたのはもっと後でした。
  
下車(乗車)時・・・2001年 
   
廃駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)  
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能  
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり  
飲食チェーン店・・・なし  
 
廃止は残念ですが、実情を考えると仕方ありません。現役時に訪問できてよかったですが、もっと写真と撮っておけば…。
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)