今は見られない列車・車両・塗色(54・東急7700系)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第54回目は、東急各線で活躍し、最後は池上線と東急多摩川線で引退した、東急7700系電車です。
 
日本初のオールステンレス車両・7000系として1962年~1966年にかけて量産されましたが、
一部が1987年~1991年にかけて冷房化改造を伴う機器更新車・7700系に改造されました。

見た目は7000系とほぼ同じですが、識別のため全面に赤帯が入れられました。
また中間車両の一部が先頭車化改造されており、1000系類似の顔を持った車両も現れました。
そして、先行して池上線に転用された車両は貫通扉が黒く塗られ、歌舞伎塗装と呼ばれていました。
機器類も更新され、VVVFインバータ制御が採用されました。
2000年代になっても池上線や東急多摩川線で活躍していましたが、
陳腐化・老朽化には勝てず、新7000系など後継車両の投入により2018年に東急から引退しました。
 
現在は養老鉄道に譲渡された車両のみが活躍を続けています。