第1549回('23) 9年ぶりに『サンライズエクスプレス』で東京へ。京葉線の幕張豊砂駅も訪問 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2022年4月6日~4月9日、金曜日に有給休暇を取得して、3泊4日の日程で関東方面へ乗り鉄・降り鉄の旅に出かけました。
東京へのアクセスは新幹線ではなく寝台特急『サンライズエクスプレス(サンライズ瀬戸・サンライズ出雲)』を利用しました。
翌朝に東京到着後は関東地方の駅を降り鉄していきましたが、3月に開業したばかりの幕張豊砂駅を訪問し、またこちらも3月に開業したばかりの東急新横浜線・相鉄新横浜線を乗りつぶししました。
4月7日の金曜日は雨でしたが、降り鉄に専念した8日と9日は晴れてくれました。
 
今回は初日(4/6)~2日目(4/7)前半の内容です。
木曜日は仕事を終えてから自宅を出発し、姫路駅から『サンライズエクスプレス(サンライズ瀬戸)』に乗車しましたが、山陽本線の運行トラブルにより22分遅れでの発車となりました。車内で一夜を過ごし、翌朝着いた東京駅からは京葉線に乗って、3月18日に開業したばかりの幕張豊砂駅を訪問しました。その後は海浜幕張駅も訪問して、一旦東京へと戻りました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
今回の日程  2023年4月6日(木)~4月7日(金)    【前半】     
  
加古川2224(JR神戸線・新快速)2234姫路2355(山陽本線→東海道本線・寝台特急『サンライズ瀬戸』【車内泊】)708東京735(京葉線)810幕張豊砂841(各停)843海浜幕張930(上り各停)936新習志野941(各停)1013東京      
  
【後半へ続く】       
  
この日は仕事を終えて自宅で夕食と入浴を済ませて、夜遅くなってから自宅を出発しました。そして加古川駅では『サンライズエクスプレス』のチケットと同時に購入した加古川→姫路の乗車券を自動改札機に通して入場し、22時24分発のJR神戸線下り新快速・姫路行きに乗車しました。223系8連+4連の12両編成で、私は最後部車両(8連側)に乗車。加古川駅までで多くの乗客が下車したため車内はガラガラで、私は転換クロスシート窓側席に座り、スマホを操作しながら道中を過ごして、22時34分に到着した終点・姫路駅で下車しました。
 
 

 
『サンライズ瀬戸・サンライズ出雲』の姫路駅発車時刻は22時33分なのですが、運行トラブルが怖かったので早めに姫路入りしましたが、1時間は長いです…。とりあえず改札を出て、朝食の買い出しでコンビニに寄ってからは駅前を散策しました。雨予報でしたが、止んでいて助かりました。そして改札へと戻り、再入場しようとしたら発車標に『サンライズ』に遅れの表示があり、不安になってきましたが、10分程度の遅れだったので姫路→加古川と加古川→東京都区内(ゆき券)の乗車券を自動改札機に投入して再入場し、ホームで待つことにしました。ホームのベンチでスマホを操作しながら発車標を眺めていると、遅れが少しずつ増大していき、さらに不安になりました。放送によると岡山方面で貨物列車が非常停車したとの内容で、既に運行再開したとの事でしたが、その影響で後続に遅れが発生していました。まだかまだかと待っていると、姫路駅から『サンライズ』に乗り込む乗務員が現れ、私やホームで待っている人に対して検札していき、これを車内改札の代わりとした模様です。深夜ですと乗車即就寝の人も多いため、この方法が良いかもしれません。このホームから発車する最後の列車が『サンライズ』なので、基本的にホームにいるのは『サンライズ』の乗客しかいないということもありますし…。
その後もホームで待っていましたが、23時54分頃、ようやく門司方から『サンライズ瀬戸・サンライズ出雲』東京行きが入線しました。285系7連×2の14両編成で、今回は2編成ともJR東海所属の3000番台でした。私は前方7連『サンライズ瀬戸』の9号車2階、B寝台1人用個室シングルへ。今回はもう少しリーズナブルなソロと迷いましたが、やはり空間が広いシングルを選択してしまいましたw 一度入室後、少しだけ車内を探検しましたが、半分以上の個室の扉が閉っていました。この後、三ノ宮駅や大阪駅にも停車するので、満室になるかもしれません。
 
 

 

 

 
列車は所定より22分遅れの23時55分に姫路駅を発車しました。車内探検から戻った私は部屋の明かりを消してしばし車窓風景を眺めました。いつも利用している加古川駅を通過した時は複雑な気持ちになりましたw そして明石辺りでウトウトし始めて、三ノ宮発車後に眠りに落ちました…。
 
2時過ぎに一旦目が覚めましたが、山間部を走行中でした。しばらく風景を見ていると、どうやら岐阜県の関ヶ原付近を走っていたようで、在来線でも姫路から2時間ちょっとで関ヶ原まで行けるのかと驚きました。その後は再び寝ました。そして目覚めたのは静岡県の由比付近でした。時刻は5時頃で、遅れはだいぶ回復したようです。この後はもう眠らず、デッキの洗面台で顔を洗ってから、明るくなり始めた車窓風景を眺めながら昨晩買ったコンビニのパンを食べました。食後も車窓風景を眺めて過ごしましたが、小田原から茅ケ崎の先までは東海道貨物線を走行しました。
 
 

 
それ以降は東海道旅客線を走行しましたが、各駅のホームには大勢の通勤客が押し寄せていました。多摩川を渡ると東京都に入り、『のぞみ』が停車する品川駅を通過して、定刻の7時08分、終点の東京駅に到着しました。いつの間にか遅れを完全回復していたことに驚きましたが、まぁダイヤに余裕を持たせているのでしょうね。下車後は先頭(盛岡方)へ行き、車両を撮影しましたが、今でも写真撮影する人が多く、人気列車であることを実感しました。
 
 

 
東京駅を後にして、次は3月に開業したばかりの幕張豊砂駅へ向かうべく、八重洲連絡通路を通って京葉線ホームへ向かいましたが、朝ラッシュ時だったためのんびりムードではなく、皆が足早に移動していました。そして京葉地下ホームに到着し、7時35分発の各駅停車・蘇我行きに乗車しました。E233系10連で、私は最後部車両に乗り込み、着席しました。ラッシュと逆方向でもあり、発車間際になっても空席が少し残った状態でした。乗客は通勤客が多かったですが、東京ディズニーリゾートへ行く格好の人も結構目に付きました。
 
蘇我行きは定刻に東京駅を発車し、各駅に停車しながら蘇我駅を目指します。地下区間ではスマホを操作し、地上に出ると車窓風景を眺めました。新木場で多くの人が乗ってきて軽く混雑しましたが、2駅先の舞浜駅ではディズニー風の格好の人などが一斉に下車して、車内に余裕ができました。その後も車窓風景を眺めて過ごし、私は8時10分に到着した幕張豊砂駅で下車しました。京葉車両センターが目の前にある単式ホーム2面2線の駅で、下り線ホームが地平に、上り線ホームが高架にある変則構造です。これは駅南側に貨物駅設置の計画があり、本線と引込線の平面交差を避けるために上り線のみ高架化されました。駅舎は南側にあり、駅のすぐ南には「イオンモール幕張新都心」があります。尚、北口は存在せず、駅近くに南北を結ぶ道路もないため北側からのアクセスは困難です。まだ朝早く、イオンモールが開店前だったため、人通りは少なかったです。
 
 

 

 

 
幕張豊砂駅訪問を終えましたが、せっかくなので京葉線の駅をもう1駅訪問します。乗車したのは8時41分発の各駅停車・蘇我行きで、E233系10連でした。私は最後部車両に乗り込みましたがほぼ満席で、ドア脇で車窓風景を眺めました。そして次駅の海浜幕張駅で下車しましたが、非常に多くの下車がありました。島式ホーム2面4線の高架駅で、高架下に駅舎があります。駅前は幕張新都心の市街地で、商業施設とオフィスビルが混在しています。北口の西側にはイオンの本社もあります。駅からそれらのビルや施設へ多くの通勤客が向かっていました。また、北口駅前では飲料「モンスター」の新発売となる「すいか味」の試供品を配っていて、私も頂きました。このような試供品をもらえるのは都会ならではです。
 
 

 

 
もっと京葉線の駅を巡りたかったのですが、時間の関係でこの日はこれで断念し、一旦東京駅へと戻るとします。まずは9時30分発の上り各停・新習志野行きに乗車しました。この電車は朝ラッシュ時間帯終了に伴う入庫列車で、海浜幕張始発の2区間列車です。幕張豊砂駅開業前は1区間のみの列車でしたが…。E233系10連で、予想通りほとんど乗客はおらず、私が乗り込んだ最後部車両は他に乗客がいませんでした。私は7人掛けのロングシートを独占し、道中は車窓風景を眺めて終点の新習志野駅まで乗り通しました。新習志野駅は過去に訪問していたため改札を出ませんでしたが、ホームで駅名標を撮影しました(蘇我方の隣駅が海浜幕張駅から幕張豊砂駅へと変更されたため)。
 
 

 

 
新習志野駅からは後続の9時41分発、各停・東京行きに乗り継ぎました。E233系10連で、最後部車両にて着席しました。6割方の席が埋まっていました。道中は車窓風景を眺め続けていました。駅ごとに乗客が増え、葛西臨海公園発車時点で立客も多く見られました。その次の新木場駅では多くの人が下車して、空席も見られるようになりました。潮見を過ぎると地下区間へと変わり、私はスマホを操作していました。そして列車は定刻の10時13分に終点・東京駅に着きました。
 
 

 
この次は日比谷駅へと移動し、東急新横浜線・相鉄新横浜線へと向かいました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)